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3/10松山ケンイチ出演 「百万回言えばよかった」 9話予告&感想

2023-03-11 | 松山ケンイチ



3/10松山ケンイチ出演
 「百万回言えばよかった」
      9話話予告&感想

≪あらすじ≫
悠依(井上真央)は尋常じゃない英介(荒川良々)の様子に慄然としながらも、平静を装い会話を続けていた。そのとき、直木(佐藤健)が近くにいることに気づいた悠依は、緊張状態は変わらないながらも心強く思う。さらに、譲(松山ケンイチ)も近くで悠依を助ける機会を伺っているが、悠依に危険が及ぶ可能性があり動けずにいた。

そんな中、英介は20年前のこと、そして直木との間に何があったのかを語り始め…。
                                     (公式サイトより)






予告で、
「みんなちゃんとしたお別れなんてないのかも。みんな、こんな感じで生きてく・・」
悠依ちゃんがそう言ったとき、どきっとしました。
ドラマがノンフィクションみたいに、きゅうに距離をなくして、
作品という枠組を超えて胸にせまったような。
他人事だと思っていたでしょう?でもそうじゃない、と。
確かにそうなんだよなあと、父が亡くなった時のことを思い出しました。
もっと言えばよかったことがあった、「今はだめ、まだここにいて」、と。
予告編は今までのドラマの続きを示唆してくれているけど、
悠依ちゃんの言葉にくぎ付けになりました。
死を受け入れるということ、本人とまだコンタクトを取れるというときは
さらにきついんじゃないかと思います。もう1度死ぬのを、今度は自分から見届けるみたいな。
魚住さん(松山さん)の表情が、悲しみを帯びて、でも優しくうけとめる表情で素晴らしかった・・
英介が「僕も勝さんが見えるしね」、ってどういう気持ちで言ったんだろう?
悠依ちゃんが前に襲われそうになったとき、魚住さんが危機一髪で駆け付けたじゃないですか?
でも、今回は直木でないと救えなかった! それが直木の無力感を癒してくれるといいなと思いました。
このドラマの脚本、細部でシリアスに、コミカルに、登場人物と、そのひとたちを見守っている視聴者を
優しくあたためてくれる気がします。(暑苦しくじゃなくて、あたためてくれるところがミソ!)
WBCの試合、気になるんだけれど、熱戦で時間がオーバーしませんように、10時に始まりますように^^
明日、明後日、めちゃ早出なので、遅くになるとリアルタイムで観れません、うるうる。

今朝、4時前から観ました、1度だけじゃなく、何度も観ないと、と思うのですけど、
死に至る直木の様子が可哀想すぎて、直視できない気がします。
あんなふうに正論を吐いて、相手を慮って、それで殺されていいはずがない、
直木のまなじりの涙がたまらなかったし、佐藤健さん、素晴らしかったです。
英介にはなんで勝さんの幽霊が見えるんだろう、勝さんと言葉を交わせるのなら、
なんで勝さんは英介の抑止力になれなかったんだろう、なんて思っちゃった。
途中、静電気を飛ばして?英介から悠依を守るシーン。
ここがクライマックスなんじゃないの?って思ったんですけど、というのも、
も1回乗り移られたら死ぬ、みたいなことを譲がお姉さんに言われていたからで、
だから、魚住さんの、死を恐れない申し出、友達?であるふたりのために、
わが身を顧みず、話をしろ、と言うくだりが感動で鳥肌モノでした。
そして、乗り移られた譲(松山さん)、すごかった。松山さん、名演でした!
悠依ちゃんと直木は時間だけが過ぎてくなかで、何も話し合えず、でも乗り移った状態でも、
ひとの口を借りて思いを伝えられなかったんだろうなあ、せつないなあ。

このドラマ、英介が逮捕され、そこでドラマの幕引きとなることで、
俄然、次回はの興味がふふつとわいてきました。
予定調和を軽く蹴飛ばしたというか。
すごいですね。
伏線回収だけでも大変なのに、最終回に最大のドキドキをもってくるなんて、耳打ち~。

明日も早いので、↑メモがわりに置いておきます。すみません。
(思考回路がバグ寸前で、読み返すのが怖すぎます^^



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2 コメント

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Unknown (まろうさぎ)
2023-03-13 11:10:40
次回は、直木のボーナスタイムと、本当のお別れのお話ですね(生き返っているわけではないと思う。それだったら、あまりに都合よすぎ)。
予告の譲が、二人のカプオタ状態丸出しで、笑ってしまいました。私は、幸せそうな譲を、同じ顔でニヤニヤ眺めたいと思います(笑)

さて、事件は解決。英介の動機も、過去を知られなくなかったという許せないものではあるのですが、一度罪を犯した者を、許容しない私たちの社会が原因でもあるなぁと感じました。しかし、以前、懸念した通り、里親さんの親切心が、直木を莉桜に関わらせてしまい、結果として殺されることになってしまって、そこが、悲しいですね。
譲が、身を挺して3回目の憑依を申し出るところ。
松山さん、女性相手にもいわゆる壁ドンなんて、したことないのに、佐藤健さん相手か・・・と、そんな不埒なことを考えながら見てました(←感動シーンだというのに、ごめんなさい)。
目と口調だけで、直木と譲を演じ分けるのは、さすがの一言。もう驚きませんが、素晴らしい。松山さんって、連ドラに出演すると、1人2役が出てくるイメージですが、今回は、短時間での入れ替わりで難しかったんじゃないかと思います。

最終話で、先輩幽霊まーさんはどうなるのかな。譲の実家で、座敷童みたいに子どもたちのお守りをする幽霊さんで生きていくのか?それはそれで幸せな結末だと思います。それと、予告では、直木のお葬式にも姿がなかったのに、元気そうな直木の弟も登場。直木の実家は、本当にひどい環境で、でも弟は何も感じていなかったのかなと不思議。「全快したから兄ちゃんの血液は必要なくなったよ」というためだけに出てくるんだったら、ものすごく腹が立ちそう。
来週で最終話。かわいい譲を堪能したいと思います!メモリアルブック、かわいい譲がたくさんいるといいなぁ。
返信する
まろうさぎさんへ ()
2023-03-22 04:21:12
まろうさぎさん、
コメントありがとうございます。
返信遅くなり、申し訳ありません。

>松山さんって、連ドラに出演すると、1人2役が出てくるイメージですが、
今回は、短時間での入れ替わりで難しかったんじゃないかと思います。

そうですよね。視聴者にとってはそれは連続して現れる表情なんだけれど、
松山さんにとっては寸断されて現れる別個の人格であるわけですからね。
役を生きる、という松山さん、直木は目の前にいるのだけれど、
その人物を落とし込んで一瞬そのひとに変化するというのは、
どれほどしんどかったことかと思います。
きのう、吉沢亮さんが言われていたんですけど、
写真集を作るのに、
どんな役も生きていない、また残っていない状態での作成ということで、
沖縄への強行軍になったそうです。2泊3日で。
そのとき、素ではしない表情というのを何個か発見して笑ってらしたけど、
俳優さんって作品が終わってからもたいへんなんだなあと思いました。

最終回を前にした感想のなかで、まろうさぎさんの、いろんなひとにたいする心配、
それは本当にお優しいと思うし、そして松山さんが見せてくださったからこそ、
我々もそういう心配をするひとたちに出逢えたんだなあと思います。
その都度その都度、いろいろ考えを巡らせて心配したり恐かったりしましたが、
うまく収まってよかったですね!
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