最高の千秋楽、でした!
楽しかったし、せつなかったし、盛り上がりました。
若丸座長、座員のみなさま、素晴らしい千秋楽を、ひと月を、ありがとうございました!
若ちゃん、かっけー!!!
追記完了しました。
20190330都若丸劇団於
京橋羅い舞座千秋楽≪下町人情≫
(舞踊/都若丸座長+α :敬称略)
第一部 オープニングショー
「デンジャラー」星矢、紗助、蘭香、雅輝、清華、颯貴
「大阪ジュエル」晴香
紗助
「越後獅子の唄」若丸座長たち
第二部 お芝居
≪下町人情≫
今回の配役は文七(当て字)を舞斗くん、伊勢屋主人を星矢さんでした。
冒頭、熊五郎(剛副座長)が文七(舞斗くん)を助ける場面、
松永さんがとばっちりで吹っ飛ばされる流れ、≪あまちゃん≫の音楽が相当回数流れ、
三人ともへとへとに。
「出てないところでいたずらするなー」みたいなことを剛さんが、ぜいぜい言ってましたけど、
そのときの若丸座長をライブで観たかった~(笑)
お勝さん(若丸座長)はきょうは屏風の陰で、≪オウム≫になってました。めちゃ可愛い。
伊勢屋さんにいただいた、三宝に載ったお小判さまを見た瞬間、
お小判さまにお勝さんが突っ伏すリアクション、
蘭香ちゃん、絢人さん、雅輝くん、舞斗くんがそれぞれ指名されてチャレンジ(笑)
爆笑につぐ爆笑でした。
第三部 舞踊ショー
「命の別名」剛副座長、あきら、星矢、舞斗、紗助、雅輝、颯貴
ゆかり
「愛燦燦」若丸座長女形
「栄光の架け橋」絢人たち
「Kaguya]剛副座長、晴香、京香、紗助、蘭香、清華
舞斗
あきら
「エイサー節」剛
「男と女の子守歌」若丸座長たち
≪口上挨拶&ミックスジュース≫
若ちゃん「センターは剛にやらせたって。
俺はまだ星明りのコーナーがあるから」(爆笑)
センターは剛さん。
考えたものが却下となり、
剛さん「みんなで考えよう。みんなでえ」(と甘え口調^^)
剛さん「きょうは札止め満員御礼」
都側「都の舞台でおなかいっぱい」
客席「これが都のフルコース!」
曲は「Be Lost」
明けは≪星明りの夜≫!!!×3回くらい??(笑)
都男子ほぼ勢ぞろい + 奏ちゃん!!!(可愛かったよ、えらい!)
「ボンバーガール」星矢
「Say Yes」若丸座長たち
「Junk Land」若丸座長たち
キャプテン
≪ラスト舞踊≫
「絶好調」
≪アンコール≫
「BANG BANG BANG」
「やってみよう」
「カーニバる?」
まずはセトリのみUP致します。
間違いなどございましたら、ご容赦くださいませ。
スマホ不具合でもう一枚。ありがたや~美形若さま。
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舞踊ショーで、絢人さんが曲の終わり、感極まって泣いてるように見えたのは
変わらず絢人さんを応援するご贔屓様の高額のお心づけのせい?と思っていたのですが、違いました。
口上挨拶で、絢人さんのご家族の日々の暮らしが安定せず、そばに戻って落ち着くまで、
都を離れなければならなくなった、それで都に多大な迷惑をかけるということで、役者をやめますと
座長に話したところ、若丸座長からそんなもったいないことはするなと、言ってもらったということで、
座長のそのこころに男泣きされたようなのです。
涙涙の一時離脱会見?となりました。
都を退団するわけではない、と絢人さんが明言したのですけれど、
副座長の剛さんをはじめ、並んでいる都ファミリー全員プラス松永さんまで、丁寧にひとりひとりに
お礼のご挨拶をされ、なんか二度と絢人さんを見れなくなっちゃうのでは、の一抹の不安が。
まちゃきは泣いちゃって、顔を覆ってしまう始末。
若ちゃん「(まちゃきに)なんやねん、泣くなや。おまえ、化粧前近かったからな。いっぱい話ししたんやろ」。
若ちゃん「よその劇団でね、副座長という看板背負ってきた人がですよ、その看板はずして、
うちの劇団に入ってくれました。ほんまにこのひと月、よう頑張ってくれた。
なかなかできませんよ。一番下から、って、自分から飛び込んでいくのは。
もったいないじゃないですか。頑張ったらええねん。で、出れるときは出てくれたらええ」
絢人さん「副座長の剛さんや花形の星矢さん、特にいやだったと思うんですけれど、
とてもよくしていただきました。剛さんにはご飯に誘ってもらったりして・・」涙涙。
絢人さん「入団してひと月でこんなことなってるのに、千秋楽の大事な時間を僕なんかのために
つかってもらって、すみません。ほんとにすみません」
泣きながら両手を合わせる絢人さんに応えたのは、座長の優しい制止と客席からの大拍手!
絢人さんは「座長に命をあずけます」とまで言ってはりましたよ^^
よその劇団の副座長という、ある意味、その劇団のカラーを確立している役者さんを快く引き入れ、
まもなく不都合ができても、そのことで、怒ったりしない、むしろ、温かくいったん送り出す、
こんな座長が世の中にふたりといるわけがないと思います。
絢人さんが延々ファミリーにひとりひとりお礼を言っているさなか、絢人さんを見守る姿に
座長の大きな大きな器を感じました。
役者として日本一なら、座長としても間違いなく日本一だと思います。
若丸座長が、ひとにとって一番大切なのは家族である、をいつも教えてくれるひとだから、
(独身者なのに^^)絢人さんを送り出すこころに嘘がないのだと思います。
絢人さん、都に入ってのひと月、セリフのない子分を演じているときもずっと座長を真剣に見つめ、
役替えで大きな役を演じ、座長にいじられてもナイスなリアクション、
星明りの夜、でのいじられデビューもばっちり!、都のお笑いに揉まれて、馴染んでられました。
≪千代田の嵐≫のブログに追記しようと思ったんですが、こちらに書きます。
絢人さん、あきらさんがずっと演じられていた若年寄りの役を完璧に凛々しく演じられてました。
その侍っぷり、その朗々とした声とまっすぐ背筋の伸びた所作、素晴らしかったです。
絢人さんが都で修業したいと言われてましたけれど、都も絢人さんに学ぶべきところは多いのでは、
と思いました、お芝居で!
だから、絢人さんは早く完全復帰してほしいなあと思います、ご家族を大切にしながら。
千秋楽、剛副座長を中心にすえた組舞踊も多くて、特に新作の≪KAGUYA≫は見ごたえがありました!
剛さん、あの編み込みのある金髪の短めのかつらですよ。
赤い傘をみんながかぶって、剛さんフューチャリング! フォトジェニックでした。
そしてそして、舞踊ショーの目玉、若丸座長の≪越後獅子の唄≫、そしてソロラストの2曲!
千秋楽までとっておきにしてくださってありがとうございます!の想いでいっぱいでした。
まだ続きます
(口上挨拶)
若ちゃん「本日は満員札止め公演となりました。ありがとうございます(拍手)
昼夜を問わず、たくさんのひとに来ていただいて、楽しい時間を頂戴いたしました」(拍手)
若ちゃん「その時が一番、といつも思いながら努めていきたいと思っています。
おとといより昨日、昨日より今日のほうが・・・、そう思えることができてこそ、
心底楽しんで舞台を組めるようになりました。
僕も来年は40です。若ちゃんじゃないけれど、墓までこの名前で行きたいと思っています。
毎年、自分が若くあるために頑張ります。
城太郎を継ぐのが夢やったけど、今更≪じょうちゃん≫でもないでしょ(爆笑)
来年座長就任20周年、再来年からはキャプテンの歴史を超えてゆきます。
座長に就任して、3日も持たないだろうと言われた若丸が、20年、トップに立って走ってきました。
僕はミーハーにはなりません。
自分が一番の芸能人にならなければと、思ってきました。
自分が頑張れば、若丸ってどんなやつやと見に来てくれたひとが認めてくれる、
そうやって初めて、仲間に入れる気がするんです」(大拍手)
若ちゃん「芸能界に憧れず、大衆演劇に憧れて、やってきてよかったなあと思います」(大拍手)
若ちゃん「役者を辞めるのは年齢じゃない、人に必要とされなくなった時だと。
5人でも10人でも、必要としてくださるお客さんがいる限りがんばります。
劇団とともに、これからも精進してまいりますので、どうかお見捨てなきよう、
これからも可愛がっていただけますよう、よろしくお願いいたします」(大拍手)
若ちゃん「今月はねえ、若い座長が亡くならはるという、悲しいこともありました。
お見送りでねえ、若ちゃん、無理せんといてよ、とか、元気でいてよとか、
たくさんのお客様に言っていただきました。 僕は元気ですからね!」
若ちゃん「若ちゃん死んだら私たちはどうすればいいの?って。
僕はそんな人たちの命も背負っていたのかと」(大爆笑)
花粉症に苦しみながら、喉の不調を押して、大きな声を出し続け、
いかなるときも舞台の中心にあり続けながら、演劇祭りの脚本を仕上げ、
ゲストさまたちをひとりひとりの個性を際立たせ、魅力を引き出したお芝居を上演。
最高に見ごたえのあるお芝居と、舞踊の数々、下支えする都ファミリーの力もあって、
今年の羅い舞座を思い返すとき、後々まで、記憶の薄れない特別の日が生まれました。
お疲れの若丸座長であるはずなのに、祭りや群舞総集編に来れないお客様にも、
今日が特別、と毎日思わせてくれる舞台を、ありがとうございました。
大衆演劇は芝居がよくなければ、と言われますけれど、都のお芝居は天下一品。
泣きのお芝居だけが芝居じゃないし、時代錯誤な≪鈍重な演技≫のお芝居は見ていて苦しい、
押しつけの≪大芝居演技≫は、時にイライラと退屈を強要すると思います。
でも、都のお芝居はルーティンに乗ってるお芝居も毎日が新しい、呼吸しています。
大衆のための演劇というのは、舞台の上で勝手に演じるものではなくて、
若丸座長が「一目見たら今日のお客さんの状態がわかる」と言われるように、生のもの。
臨機応変、リアルに、その日限りの、客席の状態を重んじたお芝居が上演されるべきものでしょう。
お笑いであれ、悲劇であれ、人情劇であれ、都がお客さんのこころをつかんで離さない、
これこそ≪芝居大事≫な≪大衆演劇界≫の日本一の劇団であることの証明ではないでしょうか。
あしたには5月1日からの、新しい年号が発表される、ちゅう、昭和から遠い時代だぜえ。
と、私見をえらそうに述べさせていただきましたけれど、
楽しいお芝居が8割の都は過去、悲しいお芝居8割の時代があり、礎にその実力があることを、
声をさらに大にしていいたいと思います。ゆうたった(笑)
内容に勘違いや不手際などなどあるかもしれませんが、
ご寛恕くださいますよう、お願い申し上げます。