(追記完了しました)
座長不在の一週間をへて、順風満帆な大入りの都だったのに、
後半、新型コロナウイルスの影に次第に覆われはじめ、
座長無念のお見送りなし、エアー握手へ。
でも箕面公演、最高でした!
京香ちゃんの突然の退団報告があって、客席は涙、涙。
涙をぬぐうひとの背中がせつなくてたまらなかった。
きっと、私もそう。
悲しいよ、京香ちゃん。
ずっと一緒にいたかったよ!(涙)
いや、京香ちゃんの門出だ~、
京香ちゃんの退団については後述します。
淋しくて悲しい千穐楽にしないのが、我らが都若丸座長!
生ファラオのおふたりをお芝居に連れ込んだり(笑)、
口上挨拶の場で、おふたりにお礼をのべたり、
これはたぶん客席のファンの気持ちもそうだったと思うのですが、
ミックスにも参加してもらったりで、
ひと月一緒にいて前説であたためてくださったおふたりは
もはや他人と思えない、それゆえの、一緒の千秋楽!
だったのだと思いますよーー。
≪再掲載≫20200228都若丸劇団
於大江戸温泉箕面劇場大千穐楽≪芸者の誠≫
第一部お芝居
≪芸者の誠 ≫(名前の漢字は当て字)
田舎の実家にためたお金を持って帰ろうとする弥吉(若丸座長)は浪人たちに
いちゃもんをつけられますが、
金を出せ、とすごまれたはずの弥吉がモノマネをさせる展開
(モノマネ強要のこの流れがいまいち思い出せないんだけれど笑)
星矢さんはなぜか宝塚、松永さんは田村正和、誰がやらされたか坂上忍に中居正広とかあり、
いちゃもんをつける側で登場していた生ファラオのおふたりも、
マッチ、と言われて、世代のギャップから、マッチがわからなかったそうです(笑)
そして、オオトリの剛さんは≪八代亜紀≫と振られてました。
剛さん、真似してるうちに、柿木長者っぽい雰囲気(と個人的に感じて笑)
おこもさん(ゆかりさん)と和尚さん(若丸座長)のバトルは面白かったです。
からだを掻いたりするおこもさん、キャプテンはまじで、生理的にいやだったようで、
そっくりそのDNAを座長が引き継いでいるという感じ、
潔癖症の座長、めっちゃ、いやがってました(笑)
第二部舞踊ショー
(セトリ資料化阻止のため、若丸座長+幾人か、とさせていただきます。
舞斗くんはブログでご確認くださいませ)
「ソーラン節」剛副座長、ひかる、晴香、蘭香、ほか(笠で不明^^)
「 」舞斗
「ソランジュ」若丸座長女形
「冗談でしょ」星矢
「絵日傘剣法」あきら、蘭香、紗助
「COLLIDE」雅輝
「 ? 」ゆかり
「津軽酒」剛副座長
「夜霧よ今夜もありがとう」若丸座長たち
ミックスジュース
センターは
若ちゃん「俺がやろうと思ってたけど、退団する京香、やっとくか」で、
京香ちゃんに決まり!
でも、掛け声が決まらず、「先生~助けてください」と。
舞台「今月も本当にありがとう」
客席「また逢える日を楽しみに」
剛 「京橋でお待ちしています」
星矢「必ず幕はあきます」
舞台「笑顔で逢おう」
生ファラオ「生」
客席「都ーー!」
曲は≪アゲアゲevery☆騎士≫
ミックス明け
若丸座長が「星明りの・・よるーーー!」と言うと、客席から心づけが!
それをきっかけに、星明り祭り(笑)
あきらさんがブーたれるも、客席からの心づけは止まず(笑)
3,4回はあの曲がかかり、最後は座長が客席に座り、
あきらさんが登場すると、帯に挟んで、舞台にはけました。
なんと、挟んだものは手ぬぐいだったというオチ!(笑)
「こころのボール」若丸座長たち
「夕日」キャプテン
ラスト舞踊
「DANCE DANCE ⅮANCE」
アンコール
「ファンタスティックベイビー」
「無条件」
「カーニバる?」
まずはセトリのみUPいたします。
間違いなどありましたら、ご容赦くださいませ。
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(口上挨拶)アバウトです。お許しくださいませ。
若ちゃん「千穐楽のきょうもたくさんお運びいただきまして、ありがとうございます。
今月16000人くらい行ったらしいですよ。 僕が一週間休まなければ、
もっと貢献できたかと思うんですが(笑)、また呼んでいただけることを楽しみにしています」
若ちゃん「もうあの坂を上らないでいいと思うとうれしいでしょ」(笑)
若ちゃん「京橋の公演、5日までお休みさせていただくことになりましたけれど、
状況によってはもう少し延期になるかもしれません。
この業界、なんのお達しも来ないんですよ。どこかが休んだら、その分開けて
お客さん入れよう、というような劇場もあるくらいで。
こういうことはね、お客さんをたくさん入れることができるひとらがアクション起こさんとあかん。
ということで良太郎座長と僕で(笑)、話しに話しました」(拍手)
若ちゃん「良太郎座長は8日まで休むんですよ」(注:良太郎座長の誕生日は3月6日!)
若ちゃん「お客さんの移動手段を考えるとどこも危険じゃないですか。
電車や飛行機や新幹線を使ってね。お客さんのいのちを預かるのは僕らでしょ」
若ちゃん「世の中、苦しいことになってますよね。学校ですらそうです。
舞台するのはノーテンキなんでしょうか?どんな気持ちで舞台をやればいいのか、
お見送りもできないのは、お客さん、淋しいでしょうけれど、僕らも寂しいんですよ。
みんなと写真を撮りたいです(拍手)
冗談はさておき・・・」(爆笑)
若ちゃん「人を集めるだけ集めといて写真も撮らせないでいるのは、責任取らないと
言ってるような気がしてね。でも、ここを乗り越えれば、また楽しい日々が待っていますからね」(拍手)
若ちゃん「この先どうなるかはブログやなんかで随時お伝えしますので、チェックしてください。
開いたときには大いに盛り上がりましょう!」(大拍手)
そしてコロナ関連の話が終わった後、
座長から京香ちゃんの都退団の話が出ました。
若ちゃん「京香が都を卒業します。本当は千秋楽のあとで、
退団しましたと報告しようかと思ったんですけどね。
僕の40、座長20年の節目におまえはいてくれないのかと」
会場から悲鳴と動揺の声があがり、あちこちで涙をぬぐうひとが。
座長から、前から辞めたいと聞いていて、いろいろ話もしたのだけれど、
お母さんとおばあちゃんのそばにいたい、ということも聞いて、という話がありました。
京香ちゃんの挨拶、最初は泣いて言葉にならなかったんですけれど、
座長に「泣くな」と言われて、今までのお礼の挨拶をされました。
座長は京香ちゃんの三人の子どもがみな、劇団で生まれた子たちだから、
淋しくなると。そして、3人連れてたいへんやけど、がんばって、と力強いエール!
若ちゃん「せっかくの子役がいなくなるやん。ひかるがまた子役で復活せな」
ひかるさん「42歳の子役」(爆笑)
若ちゃんが剛さんに「兄貴の剛はどうするの?」と聞いたら(笑)、
剛さん「おるわ! ずっとおってやるわ!」と吠えてました(笑)
若ちゃん「剛が言うんですよ。もし離婚したらひかるを辞めさせて自分は残るって」(拍手:笑)
剛さん「たとえ別れてもそれはふたりの問題ですから、ふたりとも劇団には残りますよ」(拍手)
いや、そんな仮定は要らんて(笑)
この流れから、千秋楽はいつも若ちゃんと決まってるミックスジュースのセンターが
京香ちゃんになりました。
若ちゃん「今月は京橋でも随分キャンセルが出てるらしいですよ。
ひかるもてんてこまいやんなあ。連絡とらなあかんこととか増えて。
なんか、もやっとしますよね。それがいつ終わるのか、はっきりしないところ。
生ファラオもそうやけど、僕ら舞台に立つものはマスクもできないでしょ。
防御できないからね、健康大切に、頑張ってよ」
生ファラオのおふたり、深々のお辞儀。
生ファラオのおふたり、口上挨拶が始まるまでは後ろで舞台をご覧になってたらしいんですが、
座長に呼ばれて舞台にあがり、ミックスが終わるまでずっと一緒でした。
お二人もひと月のお礼を述べられ、あと3月いるので、よろしくお願いしますと言われました。
座長が「ここのお客さん、もう会わへんなあ」
生ファラオ「さっき、実際にお客さんからそう言われましたよ」(爆笑)
のちほど、追記いたします。ここまでで不手際、間違いなどございましたら、
深くお詫び申し上げます。
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追記、もういいかな、と思ったんですけど、ちょっとだけ。
まず、この日、座長が、良太郎座長と話しに話した結果、
3月公演の延期をそれぞれ決めた、と言われたのに、
良太郎座長はブログで、3月1日からの公演を決めました!との報告。
それを友だちから教えてもらったときには椅子から転げ落ちる勢いでしたよ。
なんで一日でひっくり返る?
京橋のあの大きな箱を何日も休演するのに、
同じ大阪で、感染リスクがすくないからと、ちゃぶ台返しする?みたいな^^
良太郎座長は誕生日公演もあるのに、みんなの感染防止のために、
休演を決めて男を上げたねえ、という感動を返してくれ(笑)
まあ、こういうことを言うと、いらんことを言わんでいい、と思われる方も
あるでしょうけれど、
若ちゃんは日本一の座長だから、なんも言わないでしょうし、
ファンの末席から吠えまくりました、ごめんなさいよお。
一方で都の、紗助くんの誕生日公演はいつになるかわからないけど、
延期になります、と紗助くんが言ってました。
座長をはじめ、座員さんたちは舞台がお休みなので、
通常どおり営業している座長のお店MWGで、
若ちゃん「うちの時給は高いよ。260円や」
で、仕事しようかなと言ってました(笑)5日まで、あるいは延期あるかも?の休演のあいだ、
初めましての方も、お店に行くチャンス到来ですよーーー!
それから、千秋楽のお約束の、ファミリーひとりひとりのご挨拶で、
特筆すべきは蘭香ちゃん(笑)
純烈に遭えたことを挨拶に代えて?言ってました。
純烈に遭えたそうです!
若ちゃん「え、観たん?」
蘭香ちゃん「はい、逢えましたよ。うちのケータリングのお菓子、
持って帰りました」
若ちゃん「そんなんは言わんでええねん」
蘭香ちゃん「かかわりができてうれしいです」とか、とか(笑)
めっちゃ嬉しそうでした。よかったね~!
最後になりますけど、
京香ちゃん、そして剛さんが、このたびの京香ちゃんの退団について、
ブログをアップしてくれてたのが嬉しかったですね。
千穐楽ではソロ舞踊も、お見送りもなかったから、とっても悲しかったです。
いや、それを言えば、あの場にいれなかったひとたちはみんな、そうですよね。
でも、こども想いの京香ちゃんは、おなじように岡山のご家族のことも、
いつも忘れない、立派な娘さんだったんだなあとあらためて思いました。
京香ちゃんといえば、いつもこどもさんたちと一緒で、
何事も一生懸命で、自分のことのみならず、らいやくんのお稽古で、
集中力が切れたときには突き放す、という、一面も聴いたことがありました。
そのらいやくんの姿ももう見れないと思うと、同じ誕生日の私としては寂しいけれど、
こどもたちの将来のことも考えて、自分を抑える部分もあったのでしょうね。
近々で言えば、「しじみ売りと八兵衛」「節分の一夜」での熱演を思い出します。
「金也の真心」「道で拾った花嫁」「恩愛夫婦旅笠」など、
京香ちゃんの熱演を想うと寂しくなります。
こういうことを言いだすと、またぐるぐるしちゃいますが、
京香ちゃんが、この先、ずっと幸せで、こどもたちといつも一緒に、
旅支度や移動から開放されて、ご家族一同、楽しい日々をすごされますように!
僻地ブログから愛をこめて、お祈り申し上げます。
今月の外題メモ、最後の写真はずっと記録に残るように、京香ちゃん母子のお写真にしました!