マダム南平台のサロン

法とことばと社会についてのおしゃべりコーナー

村井家住宅 その6

2011-01-07 16:25:26 | Weblog

主屋は、6部屋ほどあったようである。通常は、主屋で生活していた。土間があり、囲炉裏のある部屋がありその一方には押入れ程度のの大きさの膳棚と呼ばれる食器やお膳を収納する家具あった。家族だけではその囲炉裏の部屋で食事をしていた。囲炉裏の部屋の隣には食事をするテーブルのようなものがあり、実母達が行くとそこで食事をしていた。さらにいくつかの和室がその周りにあった。

奥座敷は8畳の部屋が二つ続いて渡り廊下を向こう、蔵の向こうに厠があった。蔵は火災の時に延焼を防ぐため渡り廊下ではつながっていなかった。

当時の村井家は、三つの棟からなっており、それぞれに蔵と厠があったが、厠は一番奥の遠く離れた場所であった。


最新の画像もっと見る