ハイビスカスの咲く島で(続・教会の鐘を聴きながら)

マウイ島に住むママから 大好きな真、愛、恵へのメッセージ

どうぞ安らかに

2018年04月08日 | 日記
COFFEE BREAK

この数日に遠くへ旅立たれた(逝かれた)方が二人います。

私と直接的な関係がある方ではありませんが、一人は姉の義姉、そしてもう一人は、愛ちゃんの元の仕事の上司の方。

姉の義姉さんに会ったのは、本当に数回ですが、とてもソフトで優しい方。
義姉さんは、数年入院していたのですが、急に具合が悪くなったようです。

愛ちゃんの元上司の方は私は全く面識がないにもかかわらず、話を時々聞いていたので、なんとなく知っている人のような気持ちになっていました。
いつも元気でバリバリと仕事をこなす・・・病気などとは縁がないような・・・勝手にそんな印象をもっていました。
彼女が書いていたニュースレターなども読んでいたので、彼女の仕事へ対する熱意、そして描いている夢・・・そういうこともよく知っていたので、若くして亡くなられたことが、お気の毒でたまりません。

以前読んだことのある詩をあらためて思い出しました。


”ノーマ コーネット マレック”という母親が描いた詩。
溺れた子を助けようとして、自分も溺れ死んだ10歳の長男サムエル。短すぎる人生を終えたわが子への気持ちを綴ったのが、この詩『最後だとわかっていたなら』


ノーマ コーネット マレック
『最後だとわかっていたなら』

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても 
わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でも もしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

・・・・・・・・・・・

どうぞ安らかに。


 


 


コメント