時々記[ときどき]

好きなモノゴトについてつれづれと。
~NO MUSIC, NO HAPPY HAPPY LIFE!!!~

NINE INCH NAILS@studio coast[20070519]

2007-05-20 | LIVE07
見た!
すごかった!!
かなり意外なセットリストにもう感激!でした。

まず1曲目からして想像と全く違ってました。

ばっと客電が落ちて、大歓声の中メンバー登場、
そしておもむろに新譜の1曲目「HYPERPOWER!」をばばーんと?!
みたいなド派手路線をうっすら想像していたのですが、
全然違いました。
ナメすぎてましたね、トレント・レズナーという男を。

驚きの1曲目は、なんと「Somewhat Damaged」
しかもモックモクのスモークに紛れて、すーっとステージに現れて、
で、この曲ですよ。もうヤバイですよ。
この始まり方にはさすがに暴れ心を煽られてしまい、
フロアの後方から思わず猛ダァーッシュ!

そこからはもう本当に息つく暇のない、怒涛の名曲セットリスト。
2曲目に「You Know What You Are?」(だったかな?)、そして次に、なんと!
「March Of The Pigs」
うおおおお!もうやっちゃうのっ?!てな感じで、3曲目にして既に最高潮に達してしまった会場の熱気。

でも、ここでふと思う。
あれ、新譜の曲、やってないし。

そう。
今日のセットリストってば、新譜をメインに据えたものではなかったんです。
【Nine Inch Nails】を中心にしたセットリスト、
ってものすごく当たり前なこと言ってますけど(笑)
これまでの曲と新しい曲との並べ方の絶妙さに唸りました。
特に『Year Zero』の曲って、『Pretty Hate Machine』を彷彿とさせるようなのもあって、
それを新旧巧みに混ぜあわせて、新しい形を作っていたように感じました。
(言葉で言おうとすると何とも難しいですね…)

そして。
ひょっとすると、今日の選曲ってば、結構レアっぽかったんじゃないでしょうか。
というのも、

「Burn」「Dead Souls」

やってくれちゃったんですよう!!
この2曲はどちらも映画のサントラに入ってるもので、
Nine Inch Nailsにハマったきっかけみたいな曲だったので、すーごい嬉しかった。
いろんな青春時代の思い出が思い出されました。
ずっと「Dead Souls」はNINのオリジナルだと思っていたこととかね(笑)

それから、「Something I Can Never Have」。これも素晴らしすぎでした。
ピアノの美音と、トレントの伸びやかな声と、歓声と。
「The Frail」もじーんときたなー。
聴けてよかったです。

もちろん新譜からは、「The Beginning of the End」(←大好き)からの「Survivalism」とか、
「The Good Soldier」とか、その他にも何曲かやってましたが、
あまり音圧に頼らず、上手く引き算できてる感じがすごくよかった。

最後は「The Hand That Feeds」でびよんびよん飛び跳ねて、
(トレントも飛び跳ねてました。笑)
「Head Like A Hole」で大合唱しまくって、ライブは終了。

興奮冷めやらない私たちは、しばらく拍手をやめられませんでした。
スタンディングオベーション。
すごいもん見せてもらっちゃったなあ。
感激するって、こういうことなんだなあ。

そうそう。
ライブの最後に小さなキーボードが客席に投げ込まれたのですが、
それを大事そうに抱えて帰る女の人を見ました。
すごいカッコよかったです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (怠け者)
2007-05-21 22:20:26
「Somewhat Damaged」「Dead Souls」は羨ましい!
昔はJoy Divisionなんて知らなかったからな~
ついでに「Last」も聴きたかった。
こんなにセトリが違うなら2日間行きたかったかも…
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怠け者さま! (ニシモト)
2007-05-24 22:23:13
楽しかったよ~!初NIN!
かなり漢臭い空気だったけど(笑)
やっぱセットリストだいぶ違ったんだねえ。
3日行っても楽しかったかもだねー。
私はPiggyが聴きたかったよう。
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