Laugh-Air

日常での喧騒を少しだけ忘れて、のんびりと楽しいフライト出来れば!!

RJFF(福岡空港)→RJDT(対馬やまねこ空港) 往路編?

2010年08月21日 | クラブライフ


久~しぶりのロングNAV!

行って来たのは「韓国に一番近い島?」対馬やまねこ空港です。

土日併せてもたった3日間のお盆休みも、得意先様のお伴で2日はゴルフ・・・。

この先の週末も身動きが取れない状況が続きそう・・・。

そんな状況も手伝ってか思い立ったら吉日!とばかりに、マイルを使い土曜日の早朝便に飛び乗って九州入りです。

で、到着後さっそく向かった先はCAB庁舎のそのまた東の小型機専用の乗員や燃料搬入車両などが出入りするゲート。 エア・バンドを聞きながら熊本からの到着便を待ちます。

そして、IFRで到着されたクルーをお出迎え!





C712のオーナーのOさんと、現在福岡在住のS先輩。

この日、Oさんは何かしらの任務?があるとの事で、この後博多の街へ1人で潜入・・・(詳しい内容は??

先日より「機体は1日福岡空港に置いておくからご自由にどうぞ!」とのお言葉頂戴しており、早速S先輩と第一ターミナルのレストランで涼みながら、暫し打ち合わせを。

行先はRJDT(対馬やまねこ空港)に決定し、燃料の手配やフライトプランのファイル・・・準備を進めます。


それにしても…飛行場のスポットは暑い!!


給油中は為す術も無く、ただひたすら離着陸を繰り返すライン機やエプロンでのマニア活動に専念?(笑)







もう少しお尻をこっちに振ってくれれば涼しいかな~・・・って飛ばされちゃうか 


また、給油後の燃料蓋の確認は機長の責任って事で、最後にこんな感じで自分で行います。





で、給油&機体の確認を済ませ出発。
なんと、往路は私がPICを担当させていただくことに・・・

S先輩の指示の下、インター・セクションでピヨピヨと離陸です。

タワーの管制官殿から「ラインアップ&ウエイト RWY16」の指示。






いつもよりは早めにタクシーしたつもりでしたが、ウエィティングする前に「クリアード フォー テイクオフ」の指示でローリング・テイク・オフ。

200FTの高度辺りで、後方のライン機が「ウイアー・レディ」のコールが有り、管制官の指示でライト・ターン。

「5NM北西のレポーティングポイントまでは1500FTで行こう!」とのS先輩のアドバイスを頂戴してライン機の邪魔にならぬよう配慮して進みます。 






途中、大濠公園に西側を通過して玄界灘へ出ます。





で、機内はこんな感じ・・・(^^;








視程は10kmとのことですが、ヘイズ?のせいかあまり良くないな。


暑い~こともあって4500FTまで上昇・・・大分涼しくなりました。


そして、・・・経由地のRJDB(壱岐空港)が見えてきました。




5月にGWに岡山からダイレクトに降り立った空港ですが、今回は上空を通過する事に。

RWYのサイドに広がる海水浴場(筒城浜)は日本の海水浴場100選の1つとか・・・綺麗ですね。

浜辺はこんな感じです。


そして、島の最北部(壱岐市勝本町)で遊覧飛行・・・ここから先一部はごく個人的な内容ですので、読み飛ばしちゃって下さいませ m(_"_)m

実はここ壱岐島の勝本は母方の里でして・・・。


まずは、イルカパーク・・・ここも海が綺麗な所です。






この先には、これまた海水浴場100選に名を連ねる辰の島海水浴場があります。

こちらは無人島でして、勝本の漁港から観光船で10分くらいかな? 

昔、子供だった頃は漁船で連れて行って貰った記憶が(笑)・・・遠浅でとても綺麗な浜辺が印象的です。

そして、上空から墓参りも兼ねてご先祖様にご挨拶・・・町の上空写真です。





ここの堤防からは、鯵やイワシはもちろんのことカサゴや時には大きなクロダイなんかも釣れちゃって、釣り好きにはきっと良かとこですよ。(笑)


S先輩が記念にと、操縦を変わっていただき雲の間を降下して撮影した動画がこちら。





70歳もだいぶ過ぎた母に見せた所、「上から見ると、こんなふうに見えるのね~」、「もう一回見せて!」と感慨深く食い入るように画面を見つめておりました・・・ありがとうございました >S先輩 


暫しの遊覧フライトの後は、またまた洋上フライトで対馬への一直線。

ヘイズのせいか?一段と視程が悪い洋上を飛行します。

出発前のMETARでは9000Mの視程との事でしたが、周波数の確認をしようとちょっとチャートに目を移すと・・・ありゃりゃ!水平儀を見ると機体が傾いてるかな? 水平線がなかなか確認出来ません (^^;

対馬レディオにコンタクトしますと、ORC(オリエンタル・エア ブリッジ)の長崎行きのボンバルディアが間もなく離陸との事でしたので、高度を下げて対空警戒をしっかりと行います。

若干の背風でしたが出発機に合わせて南向きのRWYにアプローチするよう指示があり、ライト・ダウンウインドに向かう途中で勢い良く上昇するORCの機体をインサイト!

そして、無事RJDT(対馬やまねこ空港)へ到着・・・ちょうど1時間のフライトでした。






ここまで来ると福岡よりもプサンの方が断然近いのですね~・・・実感!






対馬やまねこ空港・・・韓国に一番近い島?にて羽を休めるC172。






ターミナル・ビル前のオブジェ



街までタクシーで出て昼食を!とも思いましたが、昨今のお天気・・・夕方にはTSRA(雷雨)の予報も出ている福岡空港。

安全策を取って、早めに福岡に帰る算段をします。

小さな空港ターミナル2Fの軽食コーナーでアイス・ラテで喉を潤しながら、復路ではPICのS先輩がルートの選定作業を・・・唐津で「国獲り」をするそうです。

RJFF(福岡空港)は日本でもRWYが1本しか無く、ライン機で混雑する空港・・・しっかりと右席で良質な勉強をさせていただきました。

・・・・復路編へつづく?



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