Laugh-Air

日常での喧騒を少しだけ忘れて、のんびりと楽しいフライト出来れば!!

RJDT(対馬やまねこ空港)→RJFF(福岡空港) 復路編

2010年08月21日 | クラブライフ


RJDT(対馬空港)の喫茶コーナーで涼んだ後、RJFFに向けて出発の準備を行います。
トラフィックが輻輳するRJFFへの帰路は、大先輩のSさんがPICです。

経路は壱岐VORを経由し、呼子~唐津~RJFFのコースです。


 

RWY14をS先輩の操縦で離陸。





相変わらず視程はイマイチかな?

なかなか水平が取れず、計器をちょこちょこと見ながらの操縦の模様。

途中、S先輩から

「あの雲の下が壱岐島かな?」

とのコメント・・・未だ島影は見えません。

広い大海原の中でCU・TCU(積雲)が発生し、成長するには訳があり、その一つには
大気を暖める地面(陸地)があるとの仰せ・・・なるほどです

ようやく島影が見えるところまで近づいてみますと、その島をすっぽりと覆うようにCUが成長しておりました。

こう云う視点で、雲を観察した経験は無く、非常に良い勉強になりました!


そして、機体は玄界灘を渡り九州は呼子の海岸線が薄っすらと見えてきました。






ここ呼子の西側には、あの太閤秀吉様が朝鮮出兵の際に前線基地として創建した肥前名護屋城跡があり、以前陸路で来た経験があります。


日本の諸大名が構えた陣屋跡をモーターグライダーでゆったり見て周るのも良いかな~!

そして、針路を東に向けて唐津へと向います。

街並みの先には、虹の松原が、そして海岸線を大きく突き出た場所に威風堂々とした唐津城が見えてきました。






この名城で何とか国獲りをしようと、携帯のアンテナ塔を探し1000FTまで降下して電波を拾おうとするS先輩・・・結局城は落ちませんでしたが(笑)


さて、ミッションを終了し本日のメインイベント?でありますRJFF・福岡空港へと向います。

福岡市内の展望・・・大きな街ですね。

海岸線沿いには福岡タワーや高層ホテル、そしてヤフードームなどの施設が見えてきました。







そして、往路でも通った大濠公園を真上から臨む事が出来ました。






この頃、ATCは福岡TCAとコンタクト中。

ユージングRWYはRWY34との事・・・レフト・ダウンウインドへアプローチしております。

交信先は福岡タワーへと先ほどからハンド・オフされております。


我々がダウン・ウインドで福岡タワーへ位置の通報を行った直後、背後から迫りつつある旅客機?(笑)に対し、

「あなたの先のダウン・ウインド(旅客機は大回り&高度が高い・・・)にC172が飛行しているが、視認出来ますか?」との問いに、

「Looking Out」(探します)

・・・小さくて&視程が悪いから見えないのね~

と。直ぐ間を置かずにライン機からダウン・ウインドコールが。

・・・えっ~近いじゃん  

多分、あっち?は大回りしているはずだから、と探し始めるとタワーからすかさず、

「JA○△■6 Make Short Approch RWY34」の指示が・・・ん?

こんな状況を嬉々として楽しむように淡々と操縦をするS先輩、流石です。



ターニング ショート ファイナル RWY34



ほよっ?

JALのボンQ-400が滑走路エンドでお待ちのご様子です。


「あれっ?まだ着陸許可出てなかったよな~」とインカムを通して聞こえるS先輩の声。

ええっ~この状況で??と私が固まりかけた瞬間に

「JA○△■6 Short On Final RWY34」とS先輩、

「Clear To Land RWY34」が発出されて無事タッチ・ダウン!!






そして、少しでもライン機の邪魔にならないよう時間を短縮する為、誘導路へ向けて斜めに滑走路をハイ・タクシーでピック・アップさせるS先輩。


その後、背後から迫ってきた?(笑)ライン機が着陸し、JALのボンQ-400はその後離陸していきました。

いや~本当に良い経験をさせて頂きました・・・先輩には感謝・感謝で

ございます m(_"_)m





感謝の気持ちを直ぐにでも形にしなければ??ってことで(笑)、この後2人で中州の生簀料理屋、屋台など3軒周り思いっきり喉を潤しましたですよ

活きイカに鯵に馬刺しに串焼きに・・・、そして〆のラーメンまで・・・博多最高~!!

こんなピヨピヨの操縦士にこのような良質な経験と機会を与えてくれるこのクラブ・ライフに感謝・感謝でございます!



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