Revive

 

春を歌にして

2020-03-16 22:33:00 | 日記




春めいてきたと思えば今朝は雨が降ったりやんだり晴れたり曇ったりで、冬に逆戻りしたようなお天気だった。


そういえば職場の人が去って行く。そんなに仲良くしていた訳でもないが、居なくなると思えば悲しくもあり寂しいと思ってしまう。


人との別れで、その悲しみがほんの少し和らいだ時「そうか、もう君はいないのか」と、思えるようになると教えてくれたのは、随分昔に読んだ城山三郎さんのエッセイだった。


悲しいとか、寂しいとか、せつないとかではなく、大きな宇宙に放り出され、何も掴むものもなく漂っているような、そんな寂寥感に襲われることがある。



そんな時は、心の中のあの人に話しかけて、時をやり過ごしている。


もう、二度と会えないとわかっていても、忘れられないものは、そのまままで、

藻掻くこともせず、その温もりの中で、過ごしているのです。




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