クリームチーズ(kiri、ベルキューブ）La vaca que rie

ベーグルにはさんだり、パンや料理に時々使っている、クリームチーズ。
La vaca que rie（英語では、Laughing Cow）「ラフィング・カウ」としておなじみの、イヤリングをしたユニークな牛のキャラクターがフランスに誕生したのは、今から約90年前のこと。今ではアメリカからイギリス、オーストラリア、アフリカ、そして日本等々、5大陸90カ国以上で親しまれているチーズで、世界中で毎日1,000万個売れている人気商品。
La vaca que rie'　パッケージデザインの時代による変化・変貌画像は、こちらLa vaca que rie'

最近ではスーパーでも、ＣＭでも、よく目にするキリ～キリ～キリ～♪でお馴染みの「kiri」や、３種類の味が入った小さなサイコロ型のチーズ詰め合わせ、ベルキューブ（ラーフィングカウ）も、ここのブランドの商品。

最近リニューアルしたみたいで、ベルキューブ　プレーン ベルキューブ、ビストロ、ベルキューブ　フロマージュ ベルキューブ　ア・ラ・プロヴァンス の３種類になったみたい。今家の冷蔵庫に入ってるやつは、ブルーチーズ、マッシュルーム、オニオンの３種類のやつなのだけれど。新発売のも食べてみたいな。


私はバターも好きなのですが、いざパンに塗ろうと思っても、固くてなかなか塗れない。事前に何時間か前に室温に戻しておかないとダメってのが面倒・・・。ところが、このKiriは、する～～っと、なめらかに塗れるのがスバラシイ！！！それが最大好きな理由かも。

これらの商品を日本で扱っているのは、伊藤ハムさん。色々種類、情報が見れます。

私が最初に「kiri」や、この赤い牛マークのチーズに出会ったのは、1990年頃モロッコででした。それまでも、ヨーロッパ便の飛行機に乗ると、たま～に出て来て、なんっておいしいクリームチーズなんだろう！！と感動したんですね。バターっぽいチーズって、あまり馴染みが無かったんですよ。
　前にも記事で書いた様な気がするのですが、今でもこのチーズを見ると、切なく思い出す出来事があります。私はあの頃、この小さいチーズ１かけが、モロッコ物価では結構高いということを知らなかったのです。居候させて頂いていたお家で一回の食事に取る長いフランスパンや、丸いでかいパンが１つ２０円だったのですが、きっと小さいチーズ１かけは、それよりもっと安いんだろう？（多分パンの６分の１位の値段かな？）と思ったんですよ（だって日本では、大きなパン１つが２５０円くらいするのに、チーズが幾つか入ったパックが２５０円くらいで売られてるし・・・）
ところが、モロッコでは、チーズひとかけは、パン１本の３倍の値段（６０円）してたことを、後で知ったんですよ・・・。私ったら、脳天気に「チーズつけるとおいしいよね！私、大好き！」なんて言っちゃって・・・。以後そこのお家では、１週間ほど、欠かさずチーズを私に用意してくれてました・・・(T_T)激しく後悔した思い出です・・・