本当にコロンビアのエンパナダなのかはわかりませんが、
ドメちゃんがちょいちょい仕事帰りに買ってきてくれてたエンパナダ。
なんでコロンビアのエンパナダってあたしが思ってるのかさえわからないけど。
なんでだろ。ドメちゃんがコロンビア人が売ってるって言ってたのかな。
「このコロンビアのエンパナダはさー」みたいな事言ったら、これコロンビアのエンパナダなの?って聞かれたから。
ドメちゃん的にはこのエンパナダはあたしの発明だと思ったらしい。
と言う事は以前ドメちゃんが買ってきていたのとドメちゃん的には味が違うという事かねえ。
結構同じ感じだと思うけどねえ。
苦笑。。。
まあ、それがおいしいので、ちょいちょい作っています。
いわゆるエンパナダというと、アルゼンチンの小麦粉で作った生地でオーブンで焼いたものを想像されるかもしれませんが、
これはトウモロコシの粉で生地を作って油で揚げてあります。
具にはお肉とジャガイモが入っています。
このトウモロコシの粉は、中南米で良く食べられるアレパと同じ粉です。
トウモロコシを挽いただけの粉ではなくて、なんか加工されています。
原材料はトウモロコシだけなのですが、なにかひと手間かけられているみたいです。
なので、水を混ぜてこねて焼けばアレパが出来上がります。
同じ加工されたトウモロコシ粉でメキシコのトルティージャを作る粉もあります。
これも、普通に製粉したトウモロコシではありません。
そしてこのトルティージャを作る粉とアレパを作る粉は違うものです。
トウモロコシの粉はいろいろあってややこしいですね。
コーングリッツ、コーンミール、コーンスターチ。とか、
正確に表記しいないと、どれの事を示しているのかわかりませんね。
ちなみに
これがベネズエラ、コロンビアで国民的ブランドのアリーナパンです。
わたしが買っているのはメルカドナブランドアセンダードのこちらです。安い。一袋1.5ユーロくらい。
と、そんなことはさておき。
レシピを書こうと思いましたが、ぜんぜん分量がわかりませんし、そもそもこの粉を使う人はそこそこ使い方も知っているんじゃないかと思う訳ですので。
レシピはざっくりと書くことにします。
まず、生地の作り方です。
ポイントは、粉に水分を入れるのではなく、水分に粉を足していく、と言う事です。
ぬるいお湯に、塩少々、お好みでターメリック(ただの雰囲気を出すための色付けです)、オリーブオイルをタラ―リと入れます。
エンパナダを作る時のポイントは生地に油を入れるところです。(わたしの経験上)
これをすると、生地を薄く延ばしやすく、油で揚げた時の食感が良くなる気がします。
水分の中に、粉を入れながら混ぜて行きます。(時間が経つと、粉が水分を吸って固くなるので)水を吸収した時に耳たぶくらいの型さになるように、その手前、ちょっと柔らかめの所で粉ストップです。
あまり神経質にならなくても、粉をたしたり水を足したりできるので、大丈夫です。最終的に扱いやすい柔らかさになれば良いのです。
具の作り方。
具は、何でも良いですが、味付けにウスターソースとクミンとトマト少し入るとそれっぽいです。
今回は牛ひき肉が少しあったのでそれと、ローストポークの残りを入れました。
1.玉ねぎ、にんにくを炒める
2.お肉類入れる
3.ジャガイモを小さな角切りにして加える。
4.クミンパウダー、トマトが無いので、ケチャップ、リーペリンソース、水を入れてジャガイモが煮えたら塩こしょうで味を調えます。
最終的に水分があまり無いように、水は沢山入れないで、そして最後は水分を飛ばします。
形成(これを文字だけで表現するのが難しいな。出来てるか不安)という訳で得意の絵を描いてみましたよ。
1.ジップロックとか、ちょっと固めなビニール袋を開きます。開いた一方に丸めた生地をのせて、
2.もう一方をかぶせて、
3.お鍋か何かで上から潰します。
4.そして更にめん棒で厚さ3~4ミリの円になるまで延ばします。
5.ビニールを開いて円の中心に具をのせて
6.ぱたんと半円になるようにビニールごとに倒します。
7.具の方から徐々に生地をくっつけていき、適当なお茶椀なんかで、半月にくりぬきます。
上から見ると
出来上がり。
余った生地はまた丸めて使います。
出来上がったら油で揚げます。
ちなみに、わたしは上記の余った生地を1つ、端からくるくるっと丸めてバラを作って揚げてみました。
こんなのもおいしい。
お花が一つのっかるとなんかアラブ料理の雰囲気も出ます。イメージ。
あ、あと、俵型のものは、チーズ入りです。
あ、そうそう、これにはサルサがあると最高です。
みじん切りの玉ねぎトマト(結局サルサの為に買いに行きました)香菜レモン汁、唐辛子と塩を混ぜます。