祇ヒコーキに乗って

2023-04-01 01:04:00 | 日記

一月は往ぬる,二月は逃げる,三月は瞬く間に去ってもう四月。長かったコロナによる行動制限も無くなった今,思い出の詰まったトランクを積み込んで飛び立つ。引き籠もった街を眼下に,ゆっくり一回り,さらに大きく一回りして一気に飛び立つ。このまま此処で,枯れた老人には成れないしならない。
このコロナ禍の数年ずーっと思っていた。逢いたい逢いたいと思っていた。逢えなかった時間の長さは,痛いほど胸の奧を締付け苦しめた。思いは日が経つごとに深く大きくなった。この思いは届いているだろうか?「好きなんだ。大好きなんだ」。電話じゃ駄目,メールも駄目,手紙は良かったけど,やっぱり逢わなきゃ駄目。目を見て,手を握って,温もりを感じながら 伝えたい。「大好きだよー」って。

思う心 ときめく気持ちはQOL(Quality of life=生活の質)を向上させるという。

♪この素晴らしき世界(What a Wonderful World)ルイ·アームストロング

虹の色は 空で綺麗に見えるけど 通り過ぎる人々の 表情にもその美しさがある 友達同士が握手してる 「ごきげんよう」と言いながら 彼らは本当はこう言ってる 「愛してます」って
あららっ!柔らかく食用向きと言われる この時期の土筆を摘みに来て,うららかな春の日差しの中うたた寝をして 祇ヒコーキに乗る夢を見たらしい。ちょっと遠いトイレまで,両手を翼の様に拡げ土手を駆け下る。高齢者の3人に1人は尿漏体験者とか。尿パッド装着のもぐら褌を締めて,虹の向こうの幸せを。おお婆!?おお爺ざれいんぼー