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「子供を安心させる言葉、“大丈夫”」 ブログNo.17

2025-06-10 21:29:48 | 

 

 

前回のブログ、「快と不快が入れ替わる」で、

 

例えばこういう例がありました。

 

子供はお母さんに「アイスクリームを食べたい」と言いました。

 

お母さんは「アイスクリームは甘くて虫歯になるからやめなさい、

 

アイスクリームではなく、ヨーグルトにしなさい」と言って、

 

更にそこに健康にいいからと、青汁を入れ子供に食べさせました。

 

子供は甘いアイスクリームが食べたかったのに、

 

不味い青汁入りのヨーグルトを無理やり食べさせらるうちに、

 

その不味い青汁入りのヨーグルトが美味しいに変わりました。

 

不味いものを食べさせ続ける苦痛から逃れるためには、

 

不味い=不快は、美味しい=快に変えるしかありません。

 

これでは自分の味覚は信用できなくなり、。

 

何が美味しくて、何を自分が好きか、何を食べたいかもわかりません。

 

これは食事ではなく、餌です。

 

 

快と不快の入れ替わりは、最終的に麻痺に至り感じなくなります。

 

これは危険で恐ろしいことです。

 

 

また、痛い・辛いと悲しみの一致がないと、悲しいとき、辛いときに涙が出なくなります。

 

感覚が麻痺すると痛い・辛い・悲しいを涙で表現できなくなります。

 

悲しいことが嬉しいことに、嬉しいことが悲しいことに入れ替わるので、

 

自ら進んで悲しい、辛いことを作ったり、そこを探して入っていきます。

 

 

悲しい、辛いと涙が出る、この感情と身体の表現の一致を学ぶことが大事です。

 

すると、自分の感覚を信頼するようになります。

 

不味いは不味い、悲しい悲しい、痛いは痛いで、そのまま受け取っていいと。

 

このありのままの自分の感覚・感情を出して、助けてもらえる。

 

これが助けてもらえないから、また麻痺するしかなかったのです。

 

 

快を快として、不快を不快とするのは案外難しいことです。

 

幼い時期に痛みをはじめ五感を正しく脳に正常な知覚として登録すること。

 

それに関与するのがお母さんの対応です。

 

そして、子供を安心させるために、「大丈夫」という言葉を付け加えるます

 

それには、お母さんに対する信頼があること。

 

信頼があれば、「大丈夫」の言葉で子供は安心します。

 

守られている安心感で心は安定し、人にも優しくなれるでしょう。

 

 

        ライト.a精神科学研究所 登張豊実

 

(LAFAERO1 大澤秀行 師著「こころの科学1」テキストより筆者まとめ)

 

 

ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。

 

6月1日発行のメルマガのテーマは『事件分析:(中3男子、84歳女性を殺害)、誰でもよかった』https://www.mag2.com/m/0001106260.html?reg=mm_promo です。

 

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*我が師、大澤秀行氏 LAFAERO1では個人セラピー、各種講座があります。

 

参考文献:大澤秀行 著『病気は心がつくる』論創社 

 

『こころの科学』テキスト1~3

 

詳しくは、LAFAERO1ホームページ:https://lafaero1.com/ をご覧ください。

 

 

*登張豊実 ライト.a精神科学研究所への

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 ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市

遠方の方には電話、ビデオ通話によるセラピー・講座をしています。

 


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