エルム街の悪夢のフレディは、街の人々によって存在自体を封印され、人々の心から恐怖が消えてゆくのに伴い、その力を失いかけていた。そこでフレディが思いついたのがジェイソンを利用して、街に血の雨を降らせ、再び人々の心に恐怖を呼び戻す事だった。ジェイソンは復活し、エルム街の「あの家」での惨劇を再現するが…。
私にとって二人はもはやホラーのヒーローです(笑) その二人が対決してしまうなんて、こんなステキな事はありません! ただ期待が在る分、裏切られたどうしよう…、という躊躇もあってなかなか鑑賞に踏み切れなかったのですが…。実際に観てみて、楽しめました。とにかくこの映画の見所は、どうやって対決を実現させるのかに尽きると思うんですが、その辺も工夫されていて「やっつけ映画」でなかったので安心しました。しかし、もうここまで来ると笑うしかないですね。といってもネガティブな意味ではなくて、本当に笑えます。
フレディはまんまとジェイソンを利用してエルム街に惨劇を起こし、人々に恐怖心を植え付ける事に成功しますが、そこには大誤算が!w 復活したジェイソンは、一度殺し始めたらもう止まりません。気持ちいいぐらいに殺しまくりです。いや、実際あの巨体で、頭の悪そうな若者をぶった切りまくるシーンは、不謹慎とは思っていても一種の爽快感を感じてしまいます。そんな訳で、フレディは自分が殺そうと思っていた「獲物」をことごとくジェイソンに「横取り」され大激怒w
かくして夢の中と、現実と、双方のホームとアウェイでの壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされます。フレディが夢の中で、ジェイソンをまるでピンボールのように弾き飛ばすシーンとか、もう監督も完全に狙って作ってるのが分かって、笑えます。二人の対決シーンはそう言った意味でも見せ場満載で、どちらのファン(エルム街、13金)にも楽しめること請け合い。ファンサービスも山盛りで、随所に両シリーズの有名なシーンのオマージュ的要素を盛り込んでいて、その辺もぬかりなしです。
「エルム通り」や「クリスタルレイク」など、もはや怖いと言うより懐かしささえ覚えるこの響きも堪らないです。うちの母はこの手のホラーが大好きなので、よく映画館まで一緒に行かされました。なもんで「13金」シリーズは4~5作、劇場で観ている筈…(汗) ただ、フレディはうちの母には受けがよくなくて、こっちはもっぱら自分でビデオを借りてきて観ていました。母に言わせると、夢の中なので「なんでもあり」な所がイヤなのだそうです(よくわからないけど、母なりの美学のようなものがあるらしい…)。
しかし、この作品は本当にパワーがありますヨ。二人ともタフでなかなか死なないし。とにかくファンを裏切らないサービス精神に好感が持てます。言ってしまえば「お約束」ずくめですが、それがまたファンに取っては堪らない訳で、それ故にもう酷い惨殺シーンなのに笑わずにはいられない映画になっています。
愛すべきB級映画の典型というか、作り手が本当に楽しんでつくっている映画は、観ていてもやっぱり楽しめます。特典に「皆殺しチャプター、惨殺シーンコレクション」なんてものが在る辺りも、シャレが効いていて最高です(笑)
私にとって二人はもはやホラーのヒーローです(笑) その二人が対決してしまうなんて、こんなステキな事はありません! ただ期待が在る分、裏切られたどうしよう…、という躊躇もあってなかなか鑑賞に踏み切れなかったのですが…。実際に観てみて、楽しめました。とにかくこの映画の見所は、どうやって対決を実現させるのかに尽きると思うんですが、その辺も工夫されていて「やっつけ映画」でなかったので安心しました。しかし、もうここまで来ると笑うしかないですね。といってもネガティブな意味ではなくて、本当に笑えます。
フレディはまんまとジェイソンを利用してエルム街に惨劇を起こし、人々に恐怖心を植え付ける事に成功しますが、そこには大誤算が!w 復活したジェイソンは、一度殺し始めたらもう止まりません。気持ちいいぐらいに殺しまくりです。いや、実際あの巨体で、頭の悪そうな若者をぶった切りまくるシーンは、不謹慎とは思っていても一種の爽快感を感じてしまいます。そんな訳で、フレディは自分が殺そうと思っていた「獲物」をことごとくジェイソンに「横取り」され大激怒w
かくして夢の中と、現実と、双方のホームとアウェイでの壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされます。フレディが夢の中で、ジェイソンをまるでピンボールのように弾き飛ばすシーンとか、もう監督も完全に狙って作ってるのが分かって、笑えます。二人の対決シーンはそう言った意味でも見せ場満載で、どちらのファン(エルム街、13金)にも楽しめること請け合い。ファンサービスも山盛りで、随所に両シリーズの有名なシーンのオマージュ的要素を盛り込んでいて、その辺もぬかりなしです。
「エルム通り」や「クリスタルレイク」など、もはや怖いと言うより懐かしささえ覚えるこの響きも堪らないです。うちの母はこの手のホラーが大好きなので、よく映画館まで一緒に行かされました。なもんで「13金」シリーズは4~5作、劇場で観ている筈…(汗) ただ、フレディはうちの母には受けがよくなくて、こっちはもっぱら自分でビデオを借りてきて観ていました。母に言わせると、夢の中なので「なんでもあり」な所がイヤなのだそうです(よくわからないけど、母なりの美学のようなものがあるらしい…)。
しかし、この作品は本当にパワーがありますヨ。二人ともタフでなかなか死なないし。とにかくファンを裏切らないサービス精神に好感が持てます。言ってしまえば「お約束」ずくめですが、それがまたファンに取っては堪らない訳で、それ故にもう酷い惨殺シーンなのに笑わずにはいられない映画になっています。
愛すべきB級映画の典型というか、作り手が本当に楽しんでつくっている映画は、観ていてもやっぱり楽しめます。特典に「皆殺しチャプター、惨殺シーンコレクション」なんてものが在る辺りも、シャレが効いていて最高です(笑)