lainのなりゆき雑記帳

映画を楽しむための映画の感想。アニメの感想。日々雑感。愚痴も有り。小説も有り。

歯の治療

2007年02月12日 02時54分58秒 | 日々雑感
昨年の10月ぐらいから虫歯が痛くて、でも勤め先が変わったばかりで有給もなかったのでしばらく我慢していました。でもいよいよ痛みがひどく、土日もやっている歯医者さん(母の知り合いの息子さんがやっている)を紹介してもらって12月に治療にいったのですが、この医者がとんだ食わせ物でさんざんな目に…。

なにがひどいかって、レントゲンも撮らずにいきなりデカいので削る削る…! しかも間隔をおかずに一気に削るのでその痛さは尋常ではありません。思わず医師の手を振り払って制止する私。そんな私を医師は困ったように苦笑いして見ているだけで「大丈夫ですか?」の一言もありません。あり得んだろう、普通医者として! もう私はその瞬間ぶち切れて断固削ることは拒否。とりあえず他の医者に行くので、仮り詰めしてくれるように頼みました。

治療後、治療費を払っていると受付のおねーちゃんが「今度のご予約どうしますか?」と訊くので、私はきっぱり一言。
「もういいです」
渡された診察券も突き返してそのまま逃げるようにその歯医者を後にしました。

さて、でも削りかけで放っておく訳にも行かずどないしよう…、といろいろ考えたのですが、もう掛かり付けの医師に相談するしかないな、と思って電話を掛けることに。事情を説明すると、土曜日どうしても平日時間が取れない人の為に内緒で診察してるとのことで「じゃあ今度の土曜日きてください」とあっさり問題は解決で、先の歯科での惨劇は何だったんだろうって感じです。

で、掛かり付けの先生に看てもらった訳ですが、なんか歯、あまりにも強引に傷られた為に交通事故で顔面を強打して歯にダメージを受けた時と同じような状態になってると言われて愕然です。なんでも歯を支えている歯肉が炎症を起こしていて、このままでは削ったり治療はできない、といわれてしまい、まずそっちから治療することに。

そんなこんなで神経もかなりダメージを受けていて、今は神経の回復待ちです。ようやく良くはなってきましたが、まだ疲れたりすると歯が晴れて微熱に悩まされる毎日です。なんかね、微妙に体力持っていかれるんですよ。なので、最近は早寝が身に付いてしまいました。それでもかなり仕事中きつい時もありますが。

後日談。
上にも書いたように掛かり付けのお医者さんに看てもらうことになった訳ですが、2回目に治療に言った時のこと、うちの母が何故か土曜の同じ時間に治療に現れて…。なんでも話を聞くと、私に紹介した医者に行っていたらしいのですが、やっぱりひどい目にあって逃げてきたらしい。最新のレザー治療とかそんなうたい文句に誘われて通っていたらしいですが、母も母でレザーでの強引な治療の結果私よりもひどいダメージを歯に受けてしまったようでした。しかし、親子して同じ医者でひどい目にあって、掛かり付けのお医者さんに出戻ってくるって…。さすがに掛かり付けの先生には、同じ歯科医でひどい目にあったとは言えませんけどね^^:

なんでも掛かり付けの先生によると、最近の歯医者さん質がどんどん落ちてるらしいです。特に若い医師で一気に削られて歯の状態を悪化させられる人が多くて、そんな所から出戻ってくる患者さんが何人もいるとか。歯医者選びも慎重にってことなんでしょうか。

しっかし、歯一本でこんなに体調悪くなるかってくらい最近はダメダメで、会社で仕事してる以外はダレダレの生活な今日この頃です。復旧にはもうちょいかかるかも~(泣)

マトリックス レボリューションズ

2007年02月04日 01時10分04秒 | 映画
2月3日 フジTV系列
未見だったので、見ました。内容的には予想通りであり、予想通りでなし、って感じです。期待以上の部分もあれば、あ~あ、という部分もあって結構見終わって複雑です。

何かの映画で見たようなシーンもちらほら。ザイオンでの戦闘シーンは、まさに「スターシップ・トルーパーズ」であり「エイリアン2」です(笑) それが意味していることは何かと言えば「血なまぐさい!」ってことです(苦笑) まあ、これが最近のアクション映画の流れなので、仕方ないとは思いつつも、残酷なシーンはちょっと痛々しくて辛かったです(いろんな意味で)。

しかし、レボリューションズを見て、リローデッドはかなり「繋ぎ」の要素が強いなあと思いました。この2二本の中でのエピソードの配分、ちょっと偏っているんじゃないかと…。まあ、最後盛り上げて終わらないと“しまらない”のは分かるんですけどね。リローデッドはあまりにもカンフー三昧で、正直お腹いっぱいな気分だったので、今回のレボリューションズでカンフーが少なかったのは救いではありますが。ただ流れとしては全く別の映画になってしまっているように感じました。っていうかもうバリバリのSF系の戦争映画だし。マトリックス世界ではなくて、現実の世界での「痛み」のある描写がそうさせるのかも知れませんが、スタイリッシュとかそういうのとは無縁の力技的映画になってます。

そんな肉体派映画を象徴するかのようなミフネ船長の気迫は鬼気迫るものがあったり(汗)いえ、キャラ的に好きですけどねw あま、そんな感じでマトリクス世界では無敵のようなトリニティやネオでさえも、現実世界ではもろい生身の人間として描かれていて、その辺もまたリローデッドでのスーパーマンのようなネオと対照的で、この映画の印象をひと味違ったものにしているのかも知れません。

ただ、前作同様、禅問答のような言葉遊びは健在で、こういう部分は結構好きです。因果律やら、宗教的な背景を色濃くもった内容ですが、別に宗教の押し売りをするわけではなく、あくまでも形や雰囲気を借用しているだけなので嫌みではないですし。特に物事の「必然」という話の部分は自分が実感する部分でもあったりで、ちょっと興味深いです。そういう部分はものすごく考え方としてポジティブなんですよね。この映画。悪いことが起こっても、ただ悲観して絶望するんではなくて、そのことを必然と受け止めてそこから意味を学び、前向きに捉えていこうという…。

ただねぇ、やっぱりトリニティとネオ殺しちゃいかんだろう。で、なんでスミスは自己崩壊してしまったんですか??? う~む、ちょっと最後はスキッリしなかったです。

という訳で、好きなところと、嫌いなところが混在していて、私的には微妙です。まあ楽しめましたけどネ^^;