漬物・・・この摩訶不思議で・・・

　曰く・・・「かみさんの作る糠漬けがちょっとぉ・・・」

　そう・・・そうなのよ。糠漬けってなぁ一朝には美味くならんの。徐々に徐々に飽きずに手を入れてあげるとそれだけ美味くなる。

　勘所としては・・・美味いと思った糠漬けの糠を自分の糠に足して菌を培養する。私は私の糠床を駄目に・・・何回目やぁ・・・してしまったのだけれども、ものすんご～く美味い糠漬けを作っているおばちゃんから糠をもらってきて自分で作ったものに足して何回でも再生させている。

　時に・・・糠床何１０年とか書いてある漬物を頂くのだが、老齢、豊潤にしてどこかフレッシュ。このマジックに気付くべきなんではなかろうか。

　あ～酔っちまった。今宵はジェントルマン・ジャックの、テネシーワルツなウィスキーの話でも書こうと思ったのだけれども・・・とんだ糠味噌臭い話になってしまったぁ。

　サントリーのプレミアム＋ジャック・・・それにクラッシック・ラガー・・・あ～美味い糠漬けが食いたくなって・・・しまったぁ。

　みやちゃん・・・うまい糠漬け、もちろん糠が付いてる奴ね、を一度自分の糠床に入れてよく混ぜて・・・その糠漬けはさっさと食っちまって、糠だけを、その菌だけを培養する。確か、酸味の乳酸菌となんだか菌を上手にバランスよく培養出来れば・・・うっふ～んな漬物が夜毎・・・頂ける。それに糠漬けをしている母さんの作った握り飯は・・・一味違うらしい。そうよ・・・手間が掛かって・・・それが普通。