セコい刷り込み

東北電力での水力発電が停止しているため、電力需給が
逼迫してきたそうです。
そこで、引っかかる文章をわざわざ書いている新聞社が
あったので、今日はそのメディアのご紹介。

問題の新聞社は、産經新聞。

水力発電の停止状況と、それによってどれぐらい電力が
不足するかを伝えること、そして、その対策として東電
から融通してもらっていることを伝えるだけで良いはず
ですが、なぜかその不足分の電力は原発１基分と書いて
ます。ニュースの本質と全然関係ないやん。
毎日新聞は事実を報道して、関係のない報道はしていま
せんでした。

読売新聞といい、産經新聞といい、どうも原発推進派の
内容に傾向しているようなので、見なくてもいいです。
知らず知らずのうちに原発１基分か、原発だったら豪雨
で電力供給が止まったりしなかったな、なんて思わせる
つもりなんでしょう。

しかし、各電力会社では火力発電設備の故障は相次いで
いるし、原発の設備内での圧力低下の原因は直ぐに把握
できひんのやから、原発の稼働を増やしたらもっと危険
なことが起こっていたかもって思うで。普通は。
なんで、しょっちゅう故障するねんとか、リスクマネー
ジメントがなってないとか、報道すべきことは他にある
やろう。

あと、東海テレビについても一言。
制作会社のアホだけでなく、チェック体制ができてない
局にも問題あるし、20秒以上も送出し続ける前に画面を
切り替えられへんやつが放送なんかしてるな。ボケ。
東海地震の時、お前ら以外を支援したいと思う。