みれば又
さも名残なく
晴れにけり
こぼしかけつる
夕立の雨
寂西 宝治百首(宝治御百首)巻二:夏(1145番歌)
寂西は鎌倉時代中期の人。出家する前は画家(人物画、似絵)としての名が売れていたみたいです。
夏の夕立言えば、さっと降ってすぐに跡形もなく消えていくもの。「さも名残なく」という清々しさが良いですね。
霧雨 雷雨 時雨 豪雨 春雨 梅雨 村雨 群雨 叢雨 驟雨 俄雨
繁雨 白雨 穀雨 地雨 氷雨 通り雨 天気雨 五月雨 小糠雨
狐の嫁入り 篠突く雨
そういえば気象に関する雨冠の漢字も沢山あります。
雲 雪 雷 霧 靄 霞 露 霰 霜 雹 雰 霾 靂 霎 霖 電
日本はその気候条件から、水の文化が発達している国だそうで
水に関する気象用語はかなり数が多いらしいです。言語的にみて。
単なる雨やら、雪もそうですけど、降水現象をこれだけ細かく呼び分ける
繊細な感覚って、大事にしたいものです。
そんな感覚を育んできた自然の営み自体も、もちろん大事にね。
クイズ:上に挙げた単語や漢字。どれだけ読めますか?そしてどんな状態かわかりますか?
さも名残なく
晴れにけり
こぼしかけつる
夕立の雨
寂西 宝治百首(宝治御百首)巻二:夏(1145番歌)
寂西は鎌倉時代中期の人。出家する前は画家(人物画、似絵)としての名が売れていたみたいです。
夏の夕立言えば、さっと降ってすぐに跡形もなく消えていくもの。「さも名残なく」という清々しさが良いですね。
霧雨 雷雨 時雨 豪雨 春雨 梅雨 村雨 群雨 叢雨 驟雨 俄雨
繁雨 白雨 穀雨 地雨 氷雨 通り雨 天気雨 五月雨 小糠雨
狐の嫁入り 篠突く雨
そういえば気象に関する雨冠の漢字も沢山あります。
雲 雪 雷 霧 靄 霞 露 霰 霜 雹 雰 霾 靂 霎 霖 電
日本はその気候条件から、水の文化が発達している国だそうで
水に関する気象用語はかなり数が多いらしいです。言語的にみて。
単なる雨やら、雪もそうですけど、降水現象をこれだけ細かく呼び分ける
繊細な感覚って、大事にしたいものです。
そんな感覚を育んできた自然の営み自体も、もちろん大事にね。
クイズ:上に挙げた単語や漢字。どれだけ読めますか?そしてどんな状態かわかりますか?
この5つが読めない・・
雨って嫌だなあって思うことが多いけど。
これだけいろいろな降り方があるんだって、
風情だって受け止めることができたら、
憂鬱な気分も晴れる・・かな?
気づかせてくれてありがとう^^
「雰」囲気とかに使われる文字。霧雰とか、霜雰とか。
ばい
「つちふる」とも読みます。=土降る、即ち黄砂が降る。。。文字通りには水とは関係ないか。
れき
青天の霹「靂」。雷鳴。そういえば「霹」も雨冠か。
しょう
「霎」時=わずかのあいだ、などと使われますかね。使った事無いですね。
ながめ
長雨の転訛。花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に(小野小町)