編成美という言葉がある。
ある列車の編成において、どれだけ仕様が揃っているか(主に外見)を示す言葉である。
@大阪環状線 福島
この写真はJR西日本の森ノ宮電車区に所属する103系だ。非常に分かりにくいが、赤い↓矢印のあたりの2両が編成美を崩している。2両だけ雨どいの張り上げリニューアルが非施工だからである。
さて、編成美は見た目だけの問題なのだろうか。
時としては異なる車種どうしの混結でややこしいことになる例もある(常に混結状態の名鉄1700系など)。
だが、編成美の良し悪しに関係なく編成を楽しめるものもある。
それは貨物だ。
@北陸本線 津幡~倶利伽羅
上の写真は貨車がコキ車だけで、かつコンテナ満載の列車だ。こちらは編成美でいったら非常に綺麗だと思う。
@武蔵野線 西浦和
上の写真は貨車がタキ車だけ(以下同文)。
@信越本線 矢代田~古津
コンテナの色だけでも分かりやすいだろうが、編成美はて何それおいしいの?状態である。
貨物列車は当然ながら1種類の物ばかりを運んでいるとは限らないので、色とりどりの編成が楽しめる。
いわゆる特大貨物(シキ車など)でも、単体であるとは限らない。
こんなのを模型で再現したら、さぞかし面白いだろうなあ…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます