超長文なので、お時間のない方はお気をつけ下さい。
はじめにお詫びしておきますが、凄く熱く語らせて頂きます。
ロックの日なので( ´艸`)
忘れもしない中学2年生の頃。
それまで私はロックなんぞに全然興味のない、普通に川で遊んだり、かくれんぼしたり、クワガタを取ったり、極平凡な日々を送る少年でした(どんな田舎者だw)
いつだったか、クラスの悪いやつが学校にビデオを持ってきたのです。
勿論エロビデオではありません(笑)
タイトルは
「筋肉少女帯 at 武道館」
それを昼休みに観たときの衝撃たるや・・・
なんと言いましょう、出てこない・・・
兎に角それはそれは凄く衝撃的でした(゜゜;)
筋肉少女帯(以下筋少)は、
大槻ケンヂ氏の文学的でアングラな世界観、内田雄一郎氏の四畳半こたつみかん風?ベース、本城聡章氏のPOPでカッティングなリズムギター、太田明氏の2バスなのにパーカッシブで繊細なリズム、時にジャジーなドラム、そして橘高氏の浪花節でメタルなリードギター。
普通あり得ない、異色同士の絶妙な世界があるんですよ筋少には。
この異色集団は化学反応を起こしてるのです。
バンドのマジックってやつですか。はじめて肌で感じた私のヒーローなんです。
仲直り後のメンバー
左から本城氏、内田氏、大槻氏、橘高氏
太田氏とは仲直りしなかったのか!?あり得ん!
個人的に太田氏のドラムは日本一好きなので残念。
とにかく筋少ってバンドは、ハマる人は激しくハマる。
逆に駄目な人はとことん駄目!
私の回りはBOØWYとかジュンスカとかが人気な時代でしたから(懐かしい)
そして大変お陰様なことに、当時私の住む地区では、筋少好きは異端児集団扱いでしたし(笑)
まあ人にどう思われようが眼中にありませんでしたがね。
そんな訳で、私にエレキギターの洗礼をもたらした人物は
橘高文彦
実は私、正直ジャパメタはそれほど入れ込んでません。
但し、筋少の中での氏の立ち位置は特別好きです。
メンバーの中で唯一メタルな存在、そして様式美メタルと異ジャンル同士が起こすマジック。
ときにはぴりぴりした緊張感も、彼らの音楽に力を与えてるように感じます。
特に私が惹かれたのは、氏の泣きのチョーキング、ピッキングハーモニクス!
そして、まるで語りかけられるような、時にうねり、時に咽び泣く。
氏のギターサウンドが印象的で即ノックアウトでした。
マーシャルの壁もカッコよろし。
そんな訳で私はギターに興味を抱くようになりました。
ギターは自発的に望んだ最初で最大の趣味なんです。
中学生時代にはエアギターなんて言葉はなかったし、もっぱら箒で妄想ですな。
私にとって学校の箒はギブソンのVに見えてました(笑)
そして、その箒がファーストギターなのかも知れません。
その後、ヤンキーになっちまった友達の家でギターを教えて貰い更に夢を募らせましたね。
そして念願のファーストギター(本物のギター)は高1入学時にゲットしました。
親類縁者から頂いた入学祝いを掻き集めて買いました。
勿論フライングV、勿論色はチェリーです。ミーハーですな♪
三流ギターですが特別なV
※現在仮死状態ですが、絶対生き返らせたい我が青春ギター。
もうね。
たまらん訳です!私は高校3年間、暇さえあれば抱っこしてました。
可愛くて可愛くて( ´艸`)
一般的にギターを持ってはじめてぶち当たる壁、Fコードでしょうか?
私はその壁を上手く回避できたんですよねぇ
何故なら、私がギターを持っていきなり練習したのはピッキングハーモニクス(笑)
未だに奥深く思いますが、ギターにはベンドしたり叩いたり撫でたり、デジタルでは再現できない無限の可能性があると思います。
私は、ギターは理論で覚えず、感性に従って覚えた口です。
それが今になって弱点でもありますが、でも、弾き手の手癖やタッチに独特のニュアンスを表現するギタリストって痺れるんですわ。
確か高校時代に橘高氏の自伝本が発売され、読み倒しました。
彼の奏法の一部も学びました。大半は難し過ぎで無理ですが・・・
また、その本から彼のバックグラウンド、ギターに対する想い、彼の内面、色々学ぶことが多かったですね。
橘高氏の考え、美学、それも影響を受けてます。
凄く知性的な人で、深いことを考えてる人かと。
そして彼のルーツも知りました。
丁度高校高学年になり、もっと色んなロック名盤を知りたい願望が出ましたが、
その時参考になったのが、橘高氏のルーツギタリスト。
ポール・スタンレー、マイケル・シェンカー、ブライアン・メイ、ランディ・ローズ、他お歴々、そしてエドワード・ヴァンヘイレン
特にQueenとVan Halenはどハマりでした。
そして、なるほど今でこそ彼の多重録音や様式美スタイル、納得するものがあります。
偉大なスーパーギタリストの影響を彼なりに取り込んでますね。
そして実はタッピングは極めてるけど、あえて封印していること。でもトリッキー技はエディから盗んで消化していること。アームもしかり。
また、アームは使わないけど3弦5fハーモニクスをナット側で激しくベンドするのも彼の特徴。
タッピングやアーミングだけでなくスィープも封印、彼は高速オルタネイトピッキングで勝負する人間なんですよね。
その後、橘高氏のルーツを辿り、めぐり合ったのがEVH。
わたくしEVHホッシーノは、今でこそEVHを敬愛してますが、ギター好きのきっかけをくれた橘高氏も最重要なギタリストなのです。
皆さんも、ギターをはじめるきっかけになったギタリストっていますか?
はじめに影響を受けたギタリストは特別じゃないですか?
私は今でもギターやロック好きが続いてます。
飽きっぽい私にとっては奇跡なんです。
私にNo Life No Musicを叩き込んでくれたのが橘高氏。
今でも尊敬するギタリストであり感謝してます。
そして未だに変わらず、というより更にパワーアップして活躍してる姿を見ると嬉しい気持ちになります。
という訳で、橘高氏の代表曲のひとつ↓
筋肉少女帯 - イワンのばか (2006年12月28日 中野サンプラザ)
再始動時のひとこま。ゲストかつ初期筋少を支えたKeyの三柴氏!これまた涙が出る。
※追記
サンフランシスコ 筋肉少女帯 復活ライブ
橘高氏が加入当時、Keyの三柴氏との競演を期待、つまりリッチー・ブラックモアばりの競演を楽しみにしたようです。
しかし、いざ加入したら入れ替わりで脱退してたという逸話があります。オマケにツインギターとは聞かされてないとか。
そんな経緯を知る者として、復活ライブでゲスト参戦した三柴氏との競演は泣けます。
そういえば、冒頭の「at武道館」のオープニング曲もこれ。
筋肉少女帯_踊るダメ人間
大槻氏のMCはいつでも面白い!
そういえば、この曲はXファンがXジャンプをしていた頃、筋少ファンはこいつでジャンプ(笑)
今も昔も筋少ファンは筋金入りが多いです♪
そして退場時にフライングVを投げる。あれ、67年製のヴィンテージです(笑)
詩人オウムの世界 by 筋少
超絶悶絶ギターソロの名手である橘高氏の代表的ソロの一例。
但し、実はこのソロ、橘高氏のキャリアでは異例であり、練りに練って構築されたソロ。
しかも10代に既に作ってあったというから凄い。
橘高氏のソロの殆どはアドリブ録りが多いのです。
※さらに追記(笑)
筋肉少女帯 - パブロフの犬(Live)
仲直り後もやってて正直嬉しい。
これまた橘高節炸裂な一曲!
筋少はこんな曲だけでなく、実は多彩なんですよ。
カテゴライズ不可。
大槻氏の曲もこれまたディープで良い。六本木心中とか。
それが絶妙にバランスしてるんですわこれがまた。
わかるかなぁ?わからねえだろな。
という訳で、取り敢えず星野さん的お勧め盤です↓
月光蟲
私が生まれて初めて予約して買ったCDですわ。
初回得点で筋少ブレスレッドなるアイテムが付いてきましたが、それが狙い。
中学3年の頃でしたかね。
しかし、大学卒業後も、その後購入したCD屋さんが改装閉店セール時に至っても「ご自由にお持ち帰り下さいコーナー」に置いてあったな~(笑)
ちょっと語りだしたら止まらなくなりますわ。
これからも死ぬまでスタイルを貫いて欲しい、そんなギタリストです。
にほんブログ村
はじめにお詫びしておきますが、凄く熱く語らせて頂きます。
ロックの日なので( ´艸`)
忘れもしない中学2年生の頃。
それまで私はロックなんぞに全然興味のない、普通に川で遊んだり、かくれんぼしたり、クワガタを取ったり、極平凡な日々を送る少年でした(どんな田舎者だw)
いつだったか、クラスの悪いやつが学校にビデオを持ってきたのです。
勿論エロビデオではありません(笑)
タイトルは
「筋肉少女帯 at 武道館」
それを昼休みに観たときの衝撃たるや・・・
なんと言いましょう、出てこない・・・
兎に角それはそれは凄く衝撃的でした(゜゜;)
筋肉少女帯(以下筋少)は、
大槻ケンヂ氏の文学的でアングラな世界観、内田雄一郎氏の四畳半こたつみかん風?ベース、本城聡章氏のPOPでカッティングなリズムギター、太田明氏の2バスなのにパーカッシブで繊細なリズム、時にジャジーなドラム、そして橘高氏の浪花節でメタルなリードギター。
普通あり得ない、異色同士の絶妙な世界があるんですよ筋少には。
この異色集団は化学反応を起こしてるのです。
バンドのマジックってやつですか。はじめて肌で感じた私のヒーローなんです。
仲直り後のメンバー
左から本城氏、内田氏、大槻氏、橘高氏
太田氏とは仲直りしなかったのか!?あり得ん!
個人的に太田氏のドラムは日本一好きなので残念。
とにかく筋少ってバンドは、ハマる人は激しくハマる。
逆に駄目な人はとことん駄目!
私の回りはBOØWYとかジュンスカとかが人気な時代でしたから(懐かしい)
そして大変お陰様なことに、当時私の住む地区では、筋少好きは異端児集団扱いでしたし(笑)
まあ人にどう思われようが眼中にありませんでしたがね。
そんな訳で、私にエレキギターの洗礼をもたらした人物は
橘高文彦
実は私、正直ジャパメタはそれほど入れ込んでません。
但し、筋少の中での氏の立ち位置は特別好きです。
メンバーの中で唯一メタルな存在、そして様式美メタルと異ジャンル同士が起こすマジック。
ときにはぴりぴりした緊張感も、彼らの音楽に力を与えてるように感じます。
特に私が惹かれたのは、氏の泣きのチョーキング、ピッキングハーモニクス!
そして、まるで語りかけられるような、時にうねり、時に咽び泣く。
氏のギターサウンドが印象的で即ノックアウトでした。
マーシャルの壁もカッコよろし。
そんな訳で私はギターに興味を抱くようになりました。
ギターは自発的に望んだ最初で最大の趣味なんです。
中学生時代にはエアギターなんて言葉はなかったし、もっぱら箒で妄想ですな。
私にとって学校の箒はギブソンのVに見えてました(笑)
そして、その箒がファーストギターなのかも知れません。
その後、ヤンキーになっちまった友達の家でギターを教えて貰い更に夢を募らせましたね。
そして念願のファーストギター(本物のギター)は高1入学時にゲットしました。
親類縁者から頂いた入学祝いを掻き集めて買いました。
勿論フライングV、勿論色はチェリーです。ミーハーですな♪
三流ギターですが特別なV
※現在仮死状態ですが、絶対生き返らせたい我が青春ギター。
もうね。
たまらん訳です!私は高校3年間、暇さえあれば抱っこしてました。
可愛くて可愛くて( ´艸`)
一般的にギターを持ってはじめてぶち当たる壁、Fコードでしょうか?
私はその壁を上手く回避できたんですよねぇ
何故なら、私がギターを持っていきなり練習したのはピッキングハーモニクス(笑)
未だに奥深く思いますが、ギターにはベンドしたり叩いたり撫でたり、デジタルでは再現できない無限の可能性があると思います。
私は、ギターは理論で覚えず、感性に従って覚えた口です。
それが今になって弱点でもありますが、でも、弾き手の手癖やタッチに独特のニュアンスを表現するギタリストって痺れるんですわ。
確か高校時代に橘高氏の自伝本が発売され、読み倒しました。
彼の奏法の一部も学びました。大半は難し過ぎで無理ですが・・・
また、その本から彼のバックグラウンド、ギターに対する想い、彼の内面、色々学ぶことが多かったですね。
橘高氏の考え、美学、それも影響を受けてます。
凄く知性的な人で、深いことを考えてる人かと。
そして彼のルーツも知りました。
丁度高校高学年になり、もっと色んなロック名盤を知りたい願望が出ましたが、
その時参考になったのが、橘高氏のルーツギタリスト。
ポール・スタンレー、マイケル・シェンカー、ブライアン・メイ、ランディ・ローズ、他お歴々、そしてエドワード・ヴァンヘイレン
特にQueenとVan Halenはどハマりでした。
そして、なるほど今でこそ彼の多重録音や様式美スタイル、納得するものがあります。
偉大なスーパーギタリストの影響を彼なりに取り込んでますね。
そして実はタッピングは極めてるけど、あえて封印していること。でもトリッキー技はエディから盗んで消化していること。アームもしかり。
また、アームは使わないけど3弦5fハーモニクスをナット側で激しくベンドするのも彼の特徴。
タッピングやアーミングだけでなくスィープも封印、彼は高速オルタネイトピッキングで勝負する人間なんですよね。
その後、橘高氏のルーツを辿り、めぐり合ったのがEVH。
わたくしEVHホッシーノは、今でこそEVHを敬愛してますが、ギター好きのきっかけをくれた橘高氏も最重要なギタリストなのです。
皆さんも、ギターをはじめるきっかけになったギタリストっていますか?
はじめに影響を受けたギタリストは特別じゃないですか?
私は今でもギターやロック好きが続いてます。
飽きっぽい私にとっては奇跡なんです。
私にNo Life No Musicを叩き込んでくれたのが橘高氏。
今でも尊敬するギタリストであり感謝してます。
そして未だに変わらず、というより更にパワーアップして活躍してる姿を見ると嬉しい気持ちになります。
という訳で、橘高氏の代表曲のひとつ↓
筋肉少女帯 - イワンのばか (2006年12月28日 中野サンプラザ)
再始動時のひとこま。ゲストかつ初期筋少を支えたKeyの三柴氏!これまた涙が出る。
※追記
サンフランシスコ 筋肉少女帯 復活ライブ
橘高氏が加入当時、Keyの三柴氏との競演を期待、つまりリッチー・ブラックモアばりの競演を楽しみにしたようです。
しかし、いざ加入したら入れ替わりで脱退してたという逸話があります。オマケにツインギターとは聞かされてないとか。
そんな経緯を知る者として、復活ライブでゲスト参戦した三柴氏との競演は泣けます。
そういえば、冒頭の「at武道館」のオープニング曲もこれ。
筋肉少女帯_踊るダメ人間
大槻氏のMCはいつでも面白い!
そういえば、この曲はXファンがXジャンプをしていた頃、筋少ファンはこいつでジャンプ(笑)
今も昔も筋少ファンは筋金入りが多いです♪
そして退場時にフライングVを投げる。あれ、67年製のヴィンテージです(笑)
詩人オウムの世界 by 筋少
超絶悶絶ギターソロの名手である橘高氏の代表的ソロの一例。
但し、実はこのソロ、橘高氏のキャリアでは異例であり、練りに練って構築されたソロ。
しかも10代に既に作ってあったというから凄い。
橘高氏のソロの殆どはアドリブ録りが多いのです。
※さらに追記(笑)
筋肉少女帯 - パブロフの犬(Live)
仲直り後もやってて正直嬉しい。
これまた橘高節炸裂な一曲!
筋少はこんな曲だけでなく、実は多彩なんですよ。
カテゴライズ不可。
大槻氏の曲もこれまたディープで良い。六本木心中とか。
それが絶妙にバランスしてるんですわこれがまた。
わかるかなぁ?わからねえだろな。
という訳で、取り敢えず星野さん的お勧め盤です↓
月光蟲
私が生まれて初めて予約して買ったCDですわ。
初回得点で筋少ブレスレッドなるアイテムが付いてきましたが、それが狙い。
中学3年の頃でしたかね。
しかし、大学卒業後も、その後購入したCD屋さんが改装閉店セール時に至っても「ご自由にお持ち帰り下さいコーナー」に置いてあったな~(笑)
ちょっと語りだしたら止まらなくなりますわ。
これからも死ぬまでスタイルを貫いて欲しい、そんなギタリストです。
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え?同輩?そうなんですか?
では、そういうことで( ´艸`)←なにが?w
遂にカミングアウトしちゃいましたが、私は筋少で育ちました(笑)