あけびの苗を近所のお花屋さんで見つけた。
子供の頃、山でよく食べた昔のことが懐かしく、購入しました。葉が三枚のミツバあけびです。
鉢に植え替えして育てたが、ツルが伸びたがなかなか開花せず、三年目でやっと紫の花が咲きました。
受粉してやると5~6箇の小さな実がつきましたが1㎝ていどで黒くなり落ちてしまった。
やっと今年は8箇のあけびがなり、秋には完熟し実が開くまでになり、中の白い柔らかい実を口にすることができました。
こんどは種から育てることに挑戦してみることにした。
種子は茶褐色と黒色 縦5ミリ~6ミリ程度 横4ミリ~5ミリ程度
初めてなので要領がわからず安全のため、種まきの時期を3回に分けることにした。
22年10月13日
ポット5個に種子を植え込む。(Aグループ)
用土は購入した腐葉土と山土のブレンドに油かすと化成肥料に石灰を混ぜ
比較的太陽があたる場所に置くことにする。1~2ケ月で芽がでるのだろうか。
楽しみです。
22年12月18日
2ケ月遅れで2回目の植え付(Bグループ)半日太陽があたる場所におく。
3年2月10日
今度は小鉢に3回目の植え付する。(Cグループ)
年が明け3月・・・。 春になりました。
親アケビはどんどん新芽を出し徐々に蔓も伸びてきています。
暖かくなり広沢のしだれ桜も満開になりました。
1~2ケ月程度で発芽すると思っていたが5ケ月たっても全く変化なし。種が腐ったのかも。挿し木か取り木をして増やす方が早いかな・・・。
4月8日
昨年伸びた蔓の一部の皮をナイフではぎ、そこに水草を巻きつけナイロンでまいた。
4~5ケ月で新根が出てきたら、それを根元で切って植えるらしい。(取り木)4個作った。
どうか。根が出るだろうか・・・・・・・。
23年4月9日
諦めていたのに、昨年10月に播いたAグループの種が、まる6ケ月ぶりに3個発芽し
土の中から顔を出してきたのを発見する。 ヤツタ。うまく育つかな。
5年目の鉢植えアケビ。今年は4~50個の紫色の雌花がふっくらと付き、徐々に三枚の花びらを広げ開花しております。いまから昨年同様に雄花の花粉をピンセツトで受粉してやります。
鉢植えだから10個程度育てば良いと思うが。
23年4月28日
新芽の太く元気そうな茎を5本づつ合計10本挿し木する。
発根の状況が判りやすいようにとペツトボトルを半分に切り鹿沼土と腐葉土のブレンドの
土を入れた。暖かいから早く根がでてくれれば良いが・・・・
毎日朝晩水やりを欠かさず続けたが、2週間後。茎が黒く変色しているので抜いて見ると根がまったく付いていない。 全滅です。
適温不適時期が早いのか、それとも新芽は未熟で挿し木としては不向きなのか。
発芽23日目(A)。丈約6センチ。三つ葉アケビの葉がはっきりと認識出来ます。
3個発芽したのに1個は以後成長せず枯れてしまった。 2本成功。発芽率40%。
その後、日に焼けて負けたのか1個が枯れてしまった。
23年5月4日
GW・嵐山パークウエィに恒例の蕨取りに行った。傾斜地にて蕨を取っている時、
野生の三つ葉アケビがぽつんと自生しているのを見付けました。
発芽して2年目だろうか。切り土のうえ山の栄養もない岩土なので葉が小さい。 日あたりの良い雑木がないガケ地なので、恐らく野鳥がどこかで食べたアケビをフンとして排泄しこの地に落としたのだろう。
手で掘り起こし痩せたアケビの苗を持ち帰りポツトに植え替えした。
23年5月5日
孫と近所の三尾町公園へ行き、近くの文徳池を散歩中に高木に蔓が巻き付いて上に伸びているのを見た。
もしかして。・・・・・見上げると濃緑葉の中に薄ピンクの花発見。ヤッタ。・・・・
今まで何年も京都周辺の山などハイキングや蕨取り・栗拾いへ行った折にアケビを探していたのに。・・・まさしく五葉アケビ。。。こんな近くにあるとは。
少し遅めの花も終わりかけで花弁の中に小さなアケビの実が見える。
2年程度経た小枝を切除し、15センチ低度の長さに切り2~3時間水に浸してから
挿し木にした。
葉付きの枝5本、葉なしの枝4本に分けてみた。(9本)
用土は川砂2・鹿沼土2・腐葉土3・山土3とし水はけに考慮した。
前回の三つ葉アケビは全て失敗だったが、今度は何本か根が付いて欲しい・・が。
どうかな。
3~4日元気そうな葉や茎もだんだん萎れてしまい葉は枯れ落ち、茎は黒ずんできました。2週間程度たったので確認のため先の方から順次切っていくと茎の真が黒くなり枯れています。
また挿し木は失敗の様です。
23年5月31日
3日間の雨と台風が通りすぎやつとの晴れた日。
実生のA三ツ葉アケビもだいぶ大きく成りました。
今までの挿し木は恐らく失敗の様な気がします。
仕事の帰り道、鳴滝のうっそうと草木が生えている空き地の一角に道路にはみ出している五葉アケビを見付けました。
ここのアケビは幹の太さから、3~4年もののような気がするが、花も実も付いていない。
少し分けて頂き再度挿し木に挑戦する。
15~20㎝程度に切り、約3時間水あげして15本の挿し木をしました。今回の用土は
自己流の土ではなく百均ショップで買った挿し木用の土にしてみました。今度こそ何本か根付いて欲しい。
今度はまとめて挿し木してみた。葉が付いているもの。葉がない茎だけのもの。
10本の挿し木です。 この内、何本発根するか楽しみだ。
23年6月 5日
今年受粉したアケビ。当初は50個程度実が付いていましたが、風で鉢が倒れて実がはじけとれたり、体力にあうように自然に毎日徐々に落ちていきました。
摘果して今は9個が残っています。 熟すまでいくつ残るかな。
太陽に当たりが弱いのか、実に茶褐色の斑点が出てきたり、白い粉が付いたりしていましたので思い切って葉を刈り取り日光が当たるようにした。
ついでに以前4月に取り木した部分の包みこんでいるナイロンを取り除いて見ると、全く根が出ていない。
取り木も4ケ所すべて失敗です。
6月20日
葉の付いていない五葉アケビの挿し木の先の節から緑色の膨らみが、かすかに見え始め、2~3日後にははっきりと葉として見える。
五葉アケビの挿し木2本成功の予定です。
23年6月26日 実生分の三ツ葉アケビ5号鉢に植え替えすると成長著しい。
7本の葉がでてきた。鉢上約11㎝ Bはそのままなので少し成長が遅い
Bはその後、日差しが強烈すぎたのか肥料に負けたのか根が腐ってしまい枯れてしまった。 結局 三ツ葉アケビの種まきは3回に分け、リスクの分散をはかったが結局発芽は2個で生存はたつたの一本のみ。 アケビの発芽は意外と簡単かと思っていたが初心者には意外と難しい。
5月31日に挿し木した五葉アケビ15本のうち、3本が根付いた様な気がする。
2本は葉が落ちず今でも青々しているし、根元を触るとぐらぐらしてなく安定している。
1本は葉が残っていないから発根は失敗か。
せめて2本は残って欲しい。
23年7月25日
五葉アケビ3本では心許ないと思い、再度鳴滝で採集し、活性液に一晩つけたのち
15本挿し木をした。
今度も、挿し木発根促進剤をつける。今度は何本成功するだろうか。
23年8月20日
10日間程度たつと力のない木は葉が枯れ落ちていきます。当初から葉が付いていないものは根がついたかどうか判らない。
はさみで枝の端を切ると生きているものは中が青々しているし、根付きの悪いものは半分枯れているようだ 今度はだいぶ根付きが行きそうな気がする。
5月31日分の挿し木の1本に新芽が出て、薄褐色の五葉の葉がはっきりしてきました。
外に有るから夏の強い紫外線でやられないか心配です
高尾の山で採集した三ツ葉アケビどんどん成長しています。
23年9月6日 横約3センチ・縦6センチ・胴回り9センチ。さわつてみるとまだまだ堅いです。
葉が多くて日当たりが悪いため三ツ葉アケビの葉を少し間引きしました。
日当たりが悪いからかそれとも肥料が過多なのか、アケビの緑色の部分が僅かで大部分が褐茶色になつています。
小ぶりです。もう少し大きくなってくれれば良いのだが。
7月25日に挿し木した15本の内、葉が今だ残っているもの又は新芽が出ているも、恐らく発根しているものは6本有ります。 挿し木成功率40%。
しかしまだまだ油断や安心は出来ません。
根付いていないのに勢いだけで新芽が出てくるものが有るように見えます。
23年9月8日
昨日、音戸山で採ってきた根付きの五葉アケビを一晩水揚げし7~8号鉢に植え替えしました。6鉢で6本
一本は夏に高尾の山で採った三ツ葉アケビと同じ鉢に植えて見ました。黒い鉢の葉が付いているのが三つ葉アケビです。
比較的太めの枝であり根付けのものだから楽しみです。
たぶん植え替えは成功すると思うのだが・・・・・・
高雄パークウエーで採った根付きの三ツ葉アケビが成長したので、小粒の行灯仕立てに作ってみました。あまり枝を伸ばさず太めに仕立てようと思います。
2~3年後に花が咲いてくれればうれしいのですが・・・・
5月31日の挿し木で成功した2本を大事にしていたのに、歩道近くに置いていたら自転車に乗った老人が転倒して鉢を壊してしまったので植え替えした。
結構根が張っていたのでたぶん大丈夫だと思うが・・・。
23年9月18日 挿し木した五葉アケビ(鳴滝)15本の内の1本の新芽が出てきた。このまま順調に葉が成長すれば発根は多分成功すると思うのだが・・・・・・・
23年10月12日 アケビが熟し次々に口が開いてきています。 もう収穫です。
実が乾かないうちに食べないと。今年のはどんなお味かな。
読みやすい、いい感じに仕上がってると思います~