luck&pluck

本、映画、スポーツ、社会、テレビ、漫画の思ったことを書きます

終戦記念日

2004-08-15 12:27:49 | society
本日は59回目の終戦記念日。(アジアでは開放記念日)
最近の終戦記念日は必ず靖国神社の話が出てくる
今日も都知事がテレビにでて持論を展開していましたね(寝起きでちゃんと見てないけど)
私の考えはA級戦犯は他の施設に移すか、一般の兵隊や市民の犠牲者専用の施設を作るか。
中国や韓国が目くじらを立てていっているのはA級戦犯も同じ施設に祭ってあるからでしょう?!
確かに国内問題の面もあるから中国や韓国の言うことばかり気にすることもないと思うけど、国益を害しているのも事実。
(最近特に密接になっているのに中国とトップ会談できないのはねぇ)
それに学校で習わないことも問題だと思うんだよね。
テレビで首相が靖国神社訪問とか言っても何が起こっているのか分からなくないですか?
ちゃんと教えて若い人にも伝えることも大人の責務だと思いますが・・・

約束

2004-08-15 08:21:40 | book
作者 石田衣良
出版社:角川書店 (ISBN: 4048735497)

ジャンル 短編小説
内容  かけがえのない大切なものを失ったとき、人はどのように立ち直ることができるだろう――。直木賞作家が再生への祈りをこめて紡いだ、絶対泣けるセブン・ストーリーズ。


約束、青いエグジット、天国のベル、冬のライダー、夕日へ続く道、ひとり桜、ハートストーンの7つの短編小説
確かに感動する話です。石田さんの話は時々露骨に感動させようというのがある。
それが心地いいときもあるけど、そのままだよって思うこともある(笑)
好きな順は
約束(自分を守って目の前で親友が通り魔に殺された少年はPTSDになってしまい・・・)
青いエグジット(引きこもりで片足ない少年がスキューバをすると言い出し・・・)
夕日へ続く道(登校拒否を続けている少年が廃品回収の男の手伝いをし・・・)
天国のベル(急に話し声が聞こえなくなった子供、でも電話のベルだけは聞こえた・・・)
冬のライダー(へたくそライダーが謎の女性から教えてもらうことで上達するが・・・)
ハートストーン(子供が急に病気になり、親も病気になってしまい・・・)
ひとり桜(毎年写真を撮っている桜の木、今年も撮っていると)

ほぼ掲載順になってしまいました。
泣きそうになる話もあります。なかなかいい本です。