今回の修理は、「SHARP MD-Z1 MDラジカセ(発売日:1994年2月)」だ。 「MD STUDIO」のZシリーズで、発売年からすると、初号機種と思われる一台だ。AMステレオ放送に対応し、1994年のグッドデザイン賞部門賞も受賞している。
■主な故障と原因
- CD再生途中で止まる → ピニオンギア破損
- 再生時に雑音 → 電解コンデンサの故障
- 音量調整不可 → タクトスイッチの内部接点劣化
■修理
さすが大型ラジカセ、10cmコーン型フルレンジスピーカーユニットを搭載し、ミニコンポ並みに低域を再生をしてくれる。
トランスは左部、チューナーは右部に配置。
上記以外のCDやMDユニットなどは、中央部にタワー状にレイアウト。
MD光ピックアップは「SHARP H8149AF」、ATRAC ICは「SHARP LR37681」だ。MD黎明期のユニットなので、部品点数も多く、まったりとした動きだ。特に問題はない。各部をクリーニング。
派手に液漏れした電解コンデンサを発見。周囲のトランジスタやコンデンサなどもチェックしたが特に問題はなく、水色の電解コンデンサのみが故障していた。交換。
CD光ピックアップは「SHARP H8134AF」だ。 これに問題はない。クリーニング。
CD再生が途中で止まる原因を発見。ピニオンギアに亀裂が入っていた。交換修理。
一方、タクトスイッチを交換することで音量調整は復旧。その他各部のクリーニング、組戻し、点検。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。
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