一昨日に紹介しました観音桜や歓喜桜が咲き誇っていた雨宝院。桜の木の下では昨日のホウチャクソウ(宝鐸草)だけでなく、シャクナゲ(石楠花)の花も咲き始めていました。

日本には、ホンシャクナゲ(本石楠花)にツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)やハクサンシャクナゲ(白山石楠花)など、さまざまな原種が自生していますが、園芸種の多くはアズマシャクナゲ(東石楠花)を元に作出され、これを一般的にシャクナゲと呼んでいるようです。
また、こちらも園芸種として親しまれているのがセイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)ですね。セイヨウシャクナゲと言いますが、中国やアジアに自生しているシャクナゲを元にヨーロッパで交配によって作出されたものです。下に掲載した写真は4年前に哲学の道で咲いていたセイヨウシャクナゲですが、日本のシャクナゲと似ているようでちょっと違います。でも、シャクナゲとの違いは花だけを見てもわかりにくいかもしれませんね。

哲学の道で咲いていたセイヨウシャクナゲ(2016年4月撮影)
花冠の裂数や雄しべの数に違いがあり、こちらも考慮しなければなりませんが、じつはここを見れば西洋と日本のシャクナゲとの違いがわかりやすいという箇所があります。それが葉の裏です。

この写真ではわかりにくいですが、アズマシャクナゲやその園芸種は葉の裏が褐色で微毛に覆われ、葉の縁が裏側に丸まりやすいという特徴があります。それに対してセイヨウシャクナゲは葉の裏が淡緑色で微毛が見られず、平坦であるという特徴が見られます。ツクシシャクナゲとその園芸種も葉の裏は褐色で微毛に厚く覆われていますが、ホンシャクナゲとその園芸種は葉の裏が淡褐色もしくは灰白色で微毛が少ない(強く密着している?)といった違いがあります。
雨宝院のシャクナゲは葉の裏が淡褐色で微毛に覆われていましたが、花冠が5裂で雄しべが10本のアズマシャクナゲとは違い、花冠が7裂で雄しべが14本でしたので、おそらくホンシャクナゲの園芸種なのかなと思っています。

日本には、ホンシャクナゲ(本石楠花)にツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)やハクサンシャクナゲ(白山石楠花)など、さまざまな原種が自生していますが、園芸種の多くはアズマシャクナゲ(東石楠花)を元に作出され、これを一般的にシャクナゲと呼んでいるようです。
また、こちらも園芸種として親しまれているのがセイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)ですね。セイヨウシャクナゲと言いますが、中国やアジアに自生しているシャクナゲを元にヨーロッパで交配によって作出されたものです。下に掲載した写真は4年前に哲学の道で咲いていたセイヨウシャクナゲですが、日本のシャクナゲと似ているようでちょっと違います。でも、シャクナゲとの違いは花だけを見てもわかりにくいかもしれませんね。

哲学の道で咲いていたセイヨウシャクナゲ(2016年4月撮影)
花冠の裂数や雄しべの数に違いがあり、こちらも考慮しなければなりませんが、じつはここを見れば西洋と日本のシャクナゲとの違いがわかりやすいという箇所があります。それが葉の裏です。

この写真ではわかりにくいですが、アズマシャクナゲやその園芸種は葉の裏が褐色で微毛に覆われ、葉の縁が裏側に丸まりやすいという特徴があります。それに対してセイヨウシャクナゲは葉の裏が淡緑色で微毛が見られず、平坦であるという特徴が見られます。ツクシシャクナゲとその園芸種も葉の裏は褐色で微毛に厚く覆われていますが、ホンシャクナゲとその園芸種は葉の裏が淡褐色もしくは灰白色で微毛が少ない(強く密着している?)といった違いがあります。
雨宝院のシャクナゲは葉の裏が淡褐色で微毛に覆われていましたが、花冠が5裂で雄しべが10本のアズマシャクナゲとは違い、花冠が7裂で雄しべが14本でしたので、おそらくホンシャクナゲの園芸種なのかなと思っています。
目覚めた孔雀と申します。
京都園芸倶楽部様の記事を読ませていただき、
美しい季節の草花を見させていただき、
お礼が言いたく、コメントを書かせていただきました。
よろしければフォローいたしたいのですが、よろしいでしょうか。
一つよろしくお願いいたします。
普段の買い物や気分転換の散歩での外出時に、三密を避けて立ち寄った場所での花や植物の写真を紹介して、当ブログ記事をご覧いただいた皆様の癒しに少しでもつながればという思いで投稿しています。
フォローしていただるのは大変うれしく、励みになります。ありがとうございます。
お言葉に甘えて、さっそくフォローさせていただきますね。
東京から京都の美しい草木の様子を楽しませていただきます。
本当にありがとうございました。
取り急ぎ御礼申し上げますとともに、今後ともよろしくお願い申し上げます。