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爺ちゃんの「ずくだせ散歩」!

京都:深泥池から上賀茂神社へ!

 良く晴れて暑くなった京都です。少し蒸し暑く感じます。京都も、今週末には梅雨入り宣言となるようです。

 今日も婆さんから「私は家で好きなことをしているから、あんたは何処かへ行って!」と言われてしまいました。私としては、好きな街歩きができるので大歓迎ですが、夫婦関係は「これで良いのか?」と心配にもなります。

 深泥池から上賀茂神社に行ってきました。地下鉄で北山駅で下車。鞍馬街道を上がって深泥池を目指します。ここまで来ると右手に比叡山が大きく見えます。

 真っすぐ進んでいくと右手に池が見えてきます。深泥池は、氷河期以来の動植物が今も生き続けることで天然記念物に指定されています。濁っているように見えますが、意外に水は澄んでいます。早くもトンボが飛んでいました。黄色い花は、外来種の「キショウブ」の様です。

 この池には、京都都市伝説「深泥池の幽霊騒動」というのもあるようです。夜になったら、そんな話が本当のような気もしてくる雰囲気はあります。

 来た道を少し戻り、池を背にして右手の道を上賀茂神社方面に歩きます。山の麓に続く静かな住宅街を通っていきます。

 15分程で太田神社に到着します。今は、上賀茂神社の境外摂社ですが、上賀茂神社の創建以前からこの地にあったとも言われています。カキツバタが有名で、カキツバタ群落と群落のある湿地帯「大田の沢」は天然記念物に指定されています。平安時代から名所だったようです。今日は花の時期は終わっていました。

 カキツバタの時期は賑やかですが、今日の境内は静かで、緑の木々に囲まれた社殿は厳かな雰囲気が一杯でした。

 神社を出た所に、「北大路魯山人生誕地」の石碑がありました。この辺が生誕地だったんですね。

 神社の前の道を進んでいくと、「上賀茂神社門前 社家町」のある上賀茂本通に出ます。

  街並みを眺めながら進んでいくと「上賀茂神社一の鳥居」の前に出ます。それをくぐると広い芝生広場で、ここで葵祭の「賀茂競馬」が行われます。神社では、結婚式が行われるところでした。

 二の鳥居をくぐり楼門に向かいます。強い陽射しを受けて朱色が一層鮮やかに見えます。楼門を入って正面が中門で、一般の参拝はここで行うことになります。

 今日は参拝客も少なく、ゆっくりとお参りが出来ました。

 「ならの小川」には「花菖蒲」が咲いていました。清らかな水の流れに良く映えます。

 久しぶりに、二葉姫稲荷神社まで行ってきました。石段を登りますので、行くには少し覚悟(?)はいりますが、京都タワーまで望める景色が待っています。

 そこを降りてきて、「賀茂曲水宴」が行われる「渉渓園」に寄りました。小川に沿って花菖蒲が咲いていました。

 

 世界文化遺産「上賀茂神社」をしっかり楽しんできました。

 神社を出て御園橋を渡った所のお店で昼食タイム。

 昼食後、橋の所から賀茂川の遊歩道に降りました。ここを歩いて下鴨神社まで行く計画です。遠くに大文字山も良く見えます。途中で「飛び石」を渡ったりしながらご機嫌で歩いて行きました。

 この辺でも、川岸に「シモツケソウ」が咲いていました。派手な花ではありませんが良い花です。

 黄色い花を時々目にしました。帰って婆さんに聞きましたら「キンポウゲではないか」とのことでしたが、葉っぱが違うように思いますので、本当のことは分かりません。

 北大路橋が見えてきた時、足に異変が発生。靴ずれになってしまいました。下鴨神社まではもう少しの所でしたが断念し、北大路通から地下鉄で帰ってきました。靴の選び方を間違えてしまったようです。

 四条烏丸から帰ってきましたが、家の近くのマンションの前に紫陽花やランタナ(七変化)が奇麗に咲いていました。

 下鴨神社まで行くという計画は達成できませんでしたが、天然記念物や世界文化遺産巡りが出来たので「まあまあ」の散歩が出来ました。暑かったので、早めに家に戻れて正解だったような気もします。

 今日の歩数は、13,556歩。


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