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爺ちゃんの「ずくだせ散歩」!

京都:哲学の道を散歩!

 晴れたり曇ったりの京都です。気温は昨日より低いのですが、蒸し暑さを感じます。

 婆さんが「哲学の道に行きたい」と言うことでしたので行ってきました。理由を聞きましたら「木陰の涼しいところだけを散歩したいから」とのことでした。何時ものことながら我儘な婆さんです。

 銀閣寺道でバスを降り、哲学の道を歩きます。銀閣寺に向かう観光客の方は多いのですが、この時期、哲学の道を歩く人はそれほど多くはいません。桜の時期は人も多く、すれ違うのも苦労するほどです。紅葉の時期も、桜の紅葉を目当てに歩く人は多いです。

 しかし、この時期は静かです。今日も数えるほどしか歩いていませんでした。緑も奇麗で、散歩には良い時期なんですが。

 哲学の道にも紫陽花があちこちにあります。中旬ごろが見頃だと思います。今日は少しですが咲いていました。

 山側に上がって、法然院に寄ってきました。法然上人ゆかりのお寺で江戸初期に建立されました。墓地には谷崎潤一郎や河上肇ら著名人の墓が多いことでも知られています。紅葉の時期でも観光客はそれほど多くありません。今の時期は、緑一色の境内を静かに楽しむことができます。参道には、少しですが紫陽花を見ることが出来ました。

 今日の境内は、私と婆さんで景色を独占してきました。

 再び哲学の道を歩き大豊神社に立ち寄りました。ここの参道にはいろいろな花が植えられているので、どんな様子かと思った訳です。800年代に創建された歴史のある神社で、京都市から「名勝地」にも指定され、四季を通じて花を楽しむことが出来ます。

 今日は、「京鹿の子」「カシワバアジサイ」が咲いていました。

 

 哲学の道の終着点に「熊野若王子神社」があります。哲学の道を歩いたときは、何時も休憩に利用させてもらっています。1160年(永暦1)、後白河上皇が永観堂の守護神として創建した神社だということで、狭い境内ですが立派な社殿です。

 永観堂も覗いてきました。

 紅葉の名所だけあって、青モミジも奇麗です。その中に赤茶色のモミジが目に付きました。一年中、赤茶色をしているモミジの種類も有るようです。多宝塔が緑の木々の中に浮かぶ景色も良いものでした

 帰りは南禅寺の境内を通り抜けました。桜や紅葉の時期も良いのですが、新緑の時の静かな落ち着きのある景色には、寺社本来の魅力があるような気もします。

 南禅寺を出て、参道の両側に並ぶ食事処を覗いているうちにお腹が空いて来ました。明日が私の「〇十回目」の誕生日ですので、そのお祝いを前倒しするということにして、「南禅寺 順正」で食事をしました。食事はもちろんですが、庭園もなかなかのものでした。

 平安神宮前の交差点の所から疎水を覗くと、白い花菖蒲が咲いているのが見えましたので疎水に降りました。インクラインを下から見るとなかなか面白い景色でしたし、真っ白な花菖蒲も奇麗でした。

 「瓢亭」の前の道を帰りました。ここで一度は食事をしてみたいものですが。

 そのまま進んでいくと小さな門を通り抜けます。今まで気が付かなかったのですが「南禅寺 総門」でした。昔はここまで南禅寺の境内だったようです。

 婆さんにお付き合いをした散歩でしたが、のんびり散歩を楽しめましたし、誕生日のお祝いの「前倒し」もして貰えたので、こんな散歩も「たまには良いものだ」と思いました。

 今日の歩数は、14,291歩。帰りは家まで歩いたので、結構な歩数になりました。

 



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