「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」
これは松尾芭蕉の弟子である「服部嵐雪」と言う人の句なんだそうですが、そんな句がピッタリの暖かさになった長野です。天気は薄曇り、最高気温は6度とのこと。ここ数日間、時々小雪が舞う寒さが続きましたので心待ちしていた陽気になりました。
我が家の梅が咲きました。と言っても庭の梅の小枝を切ってコップに入れておいたものですが、今朝、一輪の花が開きました。


庭の梅はまだ固い蕾の状態で、咲くのはもう少し先になりそうです。

コップの中の梅とは言え、開花するとやっぱり春を感じさせてくれてホッとした気持ちになります。「梅一輪ほどの暖かさ」です。
そんな天気に誘われご近所散歩に出かけて来ました。5日振りくらいの散歩です。
地域の神社に立ち寄り、いままで静かだったグランドで元気な声を上げて野球をしている子供達の姿を暫し見学。ついニコニコ顔になってしまいました。


小さな春も発見しました。畑の隅に顔を出したフキノトウ、庭先の植木鉢に咲いていた福寿草。長野の小さな春です。


我が家の庭にも春が芽を出していました。スノードロップ、婆さんが秋に植えたチューリップとクロッカス。


孫娘の藍ちゃんの椿(侘助?)の花芽も膨らんでいました。

家に入るとお雛様が出迎えてくれました。三月三日には飾ったのですが、まだ冬のような寒さだったので、「月遅れのひな祭りにしよう」とそのまま飾ることにしました。ようやく「桃の節句」という陽気になって、お雛さまも嬉しそうです。


少し春を感じさせてくれる良い散歩が出来ました。
今日の歩数は、5,904歩。冬は天気が悪かったり寒かったりで運動不足気味。これからは少し「ずく」を出して、散歩を頑張ろうと思っています。、