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これもまた人生☆

楽しくてもつまらなくても、とにかく毎日が人生の1ページ

『ルドルフ ~ザ・ラスト・キス~』帝国劇場1階C列36番

2008年06月01日 | 趣味・ミュージカル
初めて千秋楽を観ました。

まぁ、それはおいといて・・・



どうしてもルドルフと言うと『エリザベート』のルドルフを思い出してしまい、なかなか話しに集中できず、

でもオープニングの豪華なセットに圧倒されつつ、ルドルフの悲しい生き様を堪能しました(変な言い方だけど、そんな感じだったんだもん)



井上芳雄くん、間近で観ると本当に綺麗なお顔で、繊細な(言い方変えれば意気地なし)ルドルフってすごく似合ってる。悲しい歌を歌わせると素晴らしいな~。
カーテンコールでは進行がとても上手で、終始明るくつとめてて好印象でした。ま、そんなのなくても好印象なんだけどね。



笹本玲奈ちゃん。期待してた程の感動がなかったんだけど(爆)、と~っても可愛かった。カーテンコールでの挨拶が超マジメだったけど、役に対しての思い入れがすごかったんだろうな~と、大変さを窺わせるような表情が印象的でした。


岡幸二郎さん。久しぶりの幸二郎さんはと~っても悪い奴でした。すごく似合ってたけどね。迫力の歌声はさすが。ただただ圧倒されました。


浦井健治くん。最初彼が演じてるなんて全然分かってなくて、ちょっとビックリ。今まではエリザでのルドルフしか知らないから、彼がこういう役もこなせるなんて、新しい発見でした。


畠中洋さん。タンビエットを観てからすっかりファンになってしまったので、今日も注目。相変わらずの演技力で、背は小さいんだけど、存在感は○。帝劇初出演だったみたいだけど、また次に期待。


全体的にすっごい面白かったって感じではないんだけど(ごめんなさいっ!)、ルドルフの生きてく辛さみたいのは良く分かってこっちも辛くなったし、
マリーの強い愛もよく分かって、最後の悲しい結末は予想していたけど、やっぱり悲しかったな~。


でも、後半で去っていこうとするマリーが思いとどまって、隠れて見送りに来たルドルフと愛を誓い合う場面がとても悲しくて泣いた分、その感情を上回る印象的なラストを期待したんだけど、ちょっと拍子抜けだったかな~。


ま、単純な私としてはお気に入りの曲があれば、それを聴きたいがために通ってしまいそうなので、「明日への階段」って曲が良くって、ずっと頭の中ぐるぐるしてるので、再演があれば観にいってしまうかもね。

宝塚歌劇 宙組公演『黎明の風』

2008年05月11日 | 趣味・ミュージカル
‐侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦‐
 『Passion 愛の旅』 11時開演1階6列57番


タイトル長いなぁ…


とうとうこの世界にも足を踏み入れてしまいました…何て(笑)


友達がハマって薦められたので観て来ました。
無知な私は怖いモノ見たさだったけど、なんか…こう…こんな世界があったんだ~って。

実は最初は結構寒気感じて見てたんだよね(爆)

それが轟悠さんが近くに来て、ニコッとされたら(決して私にじゃないのに、何故か私だけ見てると感じる怖さ…笑)

「もう一度あの笑顔を見たい!」って必死で目で追いかけたけど、二度と目が合う事はなかった(当たり前だ)


とか言っても劇が終わって確認したら、大和悠河さんと、轟 悠さんがいて、私は2人を勘違いしてたし、友達はどっちがどっちか分からなかったって(笑)

 
 劇は話しの内容が面白くて、途中ホロッときて(友達2人には「どこで泣けたの?」ってしつこく聞かれた)、笑いもあって面白かったです。


レビューは(レビューの定義を知りたい)キンキラキンの世界で、正直病み上がりの身には堪えました。
途中から誰が誰やら分からなくなったし…。


でも最後の大階段は素晴らしかった!

思ってたより高かったし、あんな大きな羽根つけて深々お辞儀した時はビックリした(笑)


カーテンコールがないのにもビックリ。
幕が降りた途端明るくなって、みんな帰り始めて、「え?」って。
それが宝塚らしいです。


何か拍手のタイミングも全く分からなくて、「この拍手は誰の為?」って状態で、最初は合わせて適当にしてたんだけど、
余りに拍手が多いからおかしくなってきちゃって、笑いのツボに入ってしまったよ(笑)


3人で行って、1人は私と同じく初見。1人は詳しかったので、休憩の間も終わってからも2人してその人に質問攻め。
 それでもまだまだ奥深い世界にすっかりハマってしまいました。


専科の人が組の主演男優さんより上の扱いをされてて、ちょっとそれは不思議だったので、後で調べてみよ~っと。



実は週末に2年ぶりくらいに熱を出して、昨日夜になってやっと熱が下がったんだけど、そんな状態で観たので、結構辛いかな~と思ったけど割に楽しめたので、今度は体調万全でもっと楽しみたいと思います。


チケット代もミュージカル観るよりずっと安いから、食わず嫌いをしてる人にはゼヒ一度見てもらいたいです!

『レベッカ』4月12日(土)12時開演 シアタークリエ 4列20番

2008年04月12日 | 趣味・ミュージカル
久しぶりに禅さんの姿を見れてご機嫌です(*^_^*)


これは以前読んだ事があったような、ないような…って事で新鮮な気持ちで観る事が出来ました。

オープニングで暗がりの中からすぐに圭吾を見つけた友達。私は禅さんを見つけられなかった。
 彼女は劇場入る前に石丸幹二を見つけて(昔劇団四季に通い詰めてたらしい)嬉しそうだったけど、何で分かるんだろ?とてもステキな男性でした。



舞台に話を戻すと、何と言ってもシルビアが演じるダンウ゛ァース夫人が怖い!!これに尽きます。
やっぱり彼女はレミのファンティーヌやサイゴンのエレンの様な、か弱い系より断然こういう陰湿な役が似合う!…なんて(笑)
 でもホントかなりの存在感でした。お見事!


 大塚ちひろ演じる‘わたし’の歌が多すぎて、最初っから「また歌うの?」って思ってしまったし、
 祐一郎さんは歌い出したら相変わらず演技ってよりライブだしヾ(^_^;、
 禅さんは地味な役だったし(雑誌で地味にいくとは書いてあったけど)、

 でも吉野圭吾は今までで一番カッコ良かったし(圭吾好きの友達は納得してなかったけど)、
 久しぶり阿部兄ぃはカッコ良かったし、
 寿ひずる様は素晴らしかった~。


それにしても禅さんはやっぱりカッコいいなぁ~。ウットリ見つめてしまいました。友達には否定されたけど(笑)



『タンビエットの唄』 東京芸術劇場中ホール 1階M列16番

2008年02月11日 | 趣味・ミュージカル
初めてのTSミュージカルでした。これまた吉野圭吾好きの友達に誘われて正直あんまり期待してなかったんだけど、もう久々に号泣の号泣。大感動して帰ってきました。


ベトナム戦争中の中5人の兵士に助けられた姉妹の話(かなり略しすぎだけど)
安寿ミラ・土居裕子・畠中洋・吉野圭吾・宮川浩・駒田一・戸井勝海さんでした。

とにかくストーリーが良くて、テンポも良く、踊りは素晴らしいし、歌もいいし、見所満載。
でもとにかく戦争の悲惨さが伝わってきて、とにかく辛くて辛くて。
それでも最後は「ミス・サイゴン」とは違って、希望が見える終わり方で清々しい気持ちで劇場を後にしました。サイゴンの時は本当に後味悪くて嫌だったもんな~。

TSはオリジナルストーリーらしいけど、本当に素晴らしいお話しでした。もう一度観たいな~。でも今回の公演は行けないな~。でも行きたいな~。

畠中さんテレビではよく見てたけど、とても歌が上手だし、表現力も素晴らしくて、かなり良かった。

土居さん他の舞台で何度か観てたけど、あんまり印象に残ってなかったんだけど、今回はとにかく土居さんの素晴らしさに涙・涙。最後の「とにかく生きるんだ」って歌う所は辛くて辛くて、そこでもう我慢できなくて号泣したもの。心に響く歌声でした。

戸井さん・宮川さんは共に歴代マリウスだから期待大。戸井さんサイゴンで観た事あったのかな~?でも二人とも声がマリウス~って感じ。特に宮川さんは身体も大きくてインパクト大でした。


オリジナルの話だけど、戦争を知らない私たちが世界で何が起こっていたのかを知るいい機会だったし、自分たちがいかに幸せかを思い知ったし、舞台としても素晴らしい作品で、観にいって良かった~と思いました。

あ~あ、あんなに泣いたの映画『半落ち』観て以来かも。私泣いたら鼻が赤くなっちゃって嫌なんだよね。帰りは鼻押さえながら帰ってきました。でも会場全体が鼻のすする音でいっぱいだったから、あんな顔してたの私だけじゃないだろうな。
あ~あ、泣いて結構スッキリした。

TSミュージカルはちょっと注目しなきゃ!またいい作品に出会えました。

『モーツァルト!』 帝国劇場 13時開演 1階W列33番

2007年12月09日 | 趣味・ミュージカル
今年最後はこの作品で終わります。

何となく見損ねていたこの作品。吉野圭吾クン好きの友達に誘われて行く事にしました。祐一郎さん、市村さん、涼風真世さん、井上芳雄くん、とくればハズレはないかなって思ってたけど、とんでもないマチガイ!
これ、かなり面白かったです。あ~、今まで観てなかったなんてもったいない。
レミに続き、いつまでも観ていたい作品だな~と思いました。今回観終わった後の充足感がかなりのものでした。


いわゆるモーツァルトという天才の苦悩が描かれていたけど、エリザのルドルフと同じで芳雄くんにこういう苦悩に満ちた人をやらせると素晴らしいね。上手く生きていけない姿がもどかしいし、哀しいし、ハマッてる。
「僕こそ音楽(ミュージック)」は本当にいい曲。モーツァルトの全てがここに詰まってる感じがする。最初は希望に満ちた明るい曲に聞こえるのに、最後は物悲しい。う~ん、切ないな~。

今回の私のツボは、芳雄くんと涼風真世さんでした。

涼風真世さんって脇で光る人だったんだ~(爆) M・Aではあんまりいい印象じゃなかったのに、今回はちょこちょこ出てきてすごい存在感でグッと惹き付けられてしまい、カーテンコールではウルッとなってしまった。
マリー・アントワネットより男爵夫人がいいなんて・・・。意外だったけど、すっかりファンになってしまったわ。

今回この作品をすごい気に入ったのは、曲が良かった。これに尽きるかな。
ダンスも多くて楽しめるし、随所でいい曲が聴けたし、話も面白かったし。この3点が1つの作品で楽しめるのって実はあんまりなくって、3つの中で曲が良かったら私の中ではかなりのお気に入りになるんだけど、やっぱりレミとエリザくらいしかなくって。
でも今回結構好きな感じの曲があって、出演者に特に好きな人はいなかったのにここまで気に入った自分にビックリ。久しぶりのスタンディングオベーションでした。

今度は中川くんで観てみたいな~。

涼風さんが良かったので、単純にエリザを観てみたくなってしまった。
禅さんとはM・Aでも共演してるし、祐一郎さんのトートとだったらまだ観られるかな~。う~ん、考えようっと。

今回W列って1階の後ろから2列目だったけど、ドセンで前の人とも被らなくってかなり見やすい、いい席でした。割と帝劇ではどの席でもそれぞれ楽しめていいな。変にS席1階の後ろの方より観やすかったかも。

今年最後の観劇を締めくくるのに最高な舞台でした。