前回のブログで
Sさんに対して、怒ったものの考え直した私は、
日曜の夕方、SさんにLINEしました。
「Sさんに怒ったけど、水木、ボランティアで出勤するのは申し訳ないです。
折角、定年退職して、非正規雇用になり、ちょっとお休み多く働くことにしたのに、
正規の職員の時より働いてますよね。
注文の数、減らしてください。
私は自分の為に、全力で作業しますが、
SさんにはSさんの目標が御ありだと思います。
作業所の犠牲になる必要はないと思います。」
そう、返信不要でメールしました。
月曜日、会った時も特に何も言わないSさん。
ただ、所長に、
「水曜日は、段取りしたら休みますので。」
と言っていました。
複雑な注文が来ていましたが、
利用者さんの頑張りで火曜日夕方には出来上がる予感がしていました。
そして、月曜日の夕方、
Sさんから電話がありました。
「特に休んですることもないし、気にしないで。
あなたは、あなたのことだけ考えてください。
今の作業所の利用者さんは、昔の作業所の利用者さんより問題が少ないし、
気持ちはとても楽なので、大丈夫だから。」
と、言っていました。
「わかりました。わざわざ電話ありがとうございます。」
そう言って電話を切りましたが、Sさんは内心ほっとしているようでした。
若い時大病をして体の弱いSさんに、9時5時週五日、
体力を使う作業はしんどいのです。
そして、今日午後で納期の分は完成しました。
明日は所長と私で納品に行きます。
木曜日はSさんの力を借りないと次の注文も間に合わないかもしれません。
けど、明日はゆっくり休んでもらいたいです。