小さい舞妓さん

舞妓さんの年齢は十六歳から二十歳過ぎ位までどす。

舞妓さんになって間の無い人を「小さい舞妓さん」と呼びます。

舞妓さん一年未満は、口紅は上唇は塗りません。

アイラインやマスカラも使いません。

これは、舞妓＝子供　と言う事で幼さを強調するためです。

着物の衿にも赤い糸が目立つように刺繍が施されています。

花かんざしも派手で肩まで垂れ下がる様な物を使います。

又、祇園甲部の舞妓さんに限りビラの上に（写真の頭飾りの左側、銀色の簪）

翡翠で祇園甲部の紋章を模った簪をさします。

これは、「私は十八歳未満どす。」と言う印です。





頭の形は「割れしのぶ」

小さい舞妓さんのヘアースタイルどす。

『早よぅ、大っきい舞妓さんになりたいなぁ』と憧れ、夢見て毎日気張ってはります。


ホンマに可愛らしおす