私は、5年位前からお笑い事務所、SMA(ソニーミュージックアーティスツ) の軽いオタクだった。
それは保育士資格を取り終えたら、すぐにSMAでお笑い活動を始めたかったからだ。
「お笑い活動をしたい。。」と、悶々としては、SMA のホームページを眺めていた。
茨城に住んでいるので、情報の入手は主にネットで、旧チェリーボーイさん始めいろんな芸人さんのブログやツイッターをチェックしていた。
そこで、気になったのがチャーミングのいちごちゃんである。
チェリーボーイさんのブログに登場していて、どこがいちごちゃんじゃい！？と、言いたくなるような雰囲気の人が井上二郎さんだった。
かなり痛い人なんだろう。。タレントって名乗ったりしてるし。。まぁ、芸人はここまでやらなきゃいけないのか。。
と、私は思っていた。
が、しかし、芸人生活を読んでみると、二郎さんは嫌々いちごを名乗っていたことが判明！
驚愕の真実だった。
おまけに10万円もするいちごの被り物の顛末も。。、凄い。
野田さんの、異常さも凄い。
トークライブなどで芸人さんたちが暴露している野田さんのキ○ガイっぷりの詳細も、芸人生活で読めます。理解できます！
ハリウッドザコシショウが仰るように、(しかし、この命名のセンスも凄い、改めて…)このお二人のバランスは絶妙なんだと少しわかって来た。
(ハリウッドで、ザコで、師匠ですよ！)
野田さんの凄いとこは、普通の部分も、きちんと存在していて、スイッチが入ると異常に変化していくとこなんじゃないかと、思う。
ある意味、戦隊物の変身みたいに、クールなキ○ガイなんじゃないだろうか。
切れ者だと思う。(ダブルでね)
二郎さんは、真面目で普通でいい人。なんだけど、なぜだかこの人が不条理に襲われるのを見たいと思わせる。
やっぱり、角刈りと眼鏡が効いている。(野田さん凄いね)
だから、野田さんにいじめられると、スッとする(笑)
なのに、ときどきやり返す。
これが、面白いんだなぁー。
チェリーボーイさんも紹介していたので、1／3位はネットで読んだ話でしたが、味わい深い。
そして、気付いたけど、西原理恵子さんの漫画の読後感に近いものを感じた。
最後の８番本間さんのエピソードもじーん、と来る。
私は、この漫画を読んで芸人というのは「職業」だけじゃない、「生き方」なんだ、と思った。
この漫画には、生き方・芸人を貫く、切なくて可笑しい人たちがいっぱい出てきます。
生きづらいと思ってる人には、是非読んで欲しい。
救われます。
私も、そう。
読み返しても笑えるって、得だなぁ。。