「骨がある」という言葉が相応しい

　ビョークという歌手については名前しか知らないんですが、こんなことができるってすげーよな。日本の歌手には絶対に真似できないでせうね。

ステージで「チベット独立」叫んだ歌手ビョーク、当局激怒で法的手段に―中国 - 速報　ニュース：@nifty

2008年3月10日(月)7時18分配信　Record China

2008年3月7日、世界中で熱狂的なファンを持つアイスランドの女性歌手ビョークが中国公演のステージ上で「チベット独立」を叫んだ事件で、事態を重く見た中国文化部は彼女に対し法的措置をとると発表した。

今月2日に上海市で行われたコンサートで、ビョークはステージ上で中国当局から許可を得ていない楽曲「Declare Independence（独立宣言）」を歌い始め、突然「チベット！チベット！」と叫んだという。これには中国の聴衆も驚き、事件は瞬く間に内外に報道された。

中国文化部スポークスマンは、政府は国際的文化交流活動を積極的に奨励しているが、国内で活動する海外のアーチストや団体は国家の「営業性演出管理条例」を遵守しなければならないと強調。この規定に違反して個人的な芸術活動を政治利用し、中国人民の感情を傷つけるアーチストは歓迎しない、と強い不満の意を表明。ビョークには法的措置をとると述べたうえで、今後中国を訪れる海外のアーチストや団体の芸術活動について、より厳しいチェックを行うことを明らかにした。（翻訳・編集/本郷)

　でももっとすごいのは、国外のアーティストの活動まで自国の政治の絶対的支配下に置こうとするちうごくという国でせう。ま、そりゃちうごく国内での活動についてなんですから、言わんとすることは判らないでもありませぬ。まぁしかし、例えばそれが日本でなら、韓国の歌手が「とくとぬんうりたん！」と騒ごうが、オーストラリアの女優が「どんといーとほえーる！」と喚こうが、口で言ってる限りにおいては政府がそれに対して法的手段を講じるなんてあり得ません罠。

　こういうことを平然と行い、それが海外に報道されても平然としていられる、そんな国で半年後にオリンピックですかそうですか。あーめでてーなぁ。(-_-;)