カエルの子はカエル

　　　　ボノくん、のっけからジャンプしてます。なにやら気になる物、というより音に反応しているところです



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「なんなのっっっ」



　　　　　　　　　「このものすごい音は一体なにっ　まるでパパのいびきのようなこの爆音はっ」



　　　　　　　　「そういえばそのパパがいないっ・・・ってどんどん大きくなるんだけど～～っっっ」

かなりびびっているボノくん（笑）なにやらものすごい爆音に驚いている様子。そしてパパが急にいなくなったことにも不信感


　　　　あーちゃん心の声・・・（やだわっ　なんなのよこの音は～っっ怖くて眠れないじゃないの～っっ）

決して声には出さないのが彼女らしいとこです（笑）ホントはものすごくびびってるくせに、必死で平然とした顔をキープしています



　　　　　　　　　　　　「・・・ずいぶんうるさい音ね～。全く・・・眠れないからなんとかしてきてちょうだい」

ホントは怖くて仕方ないくせに意地張ってます。だってお目目が怖がってますもん♪こういうとこが可愛いんですよね～



「だ、だ、だだだだだだだだ、だいじょうぶだよっ　あーちゃんのことはボクが守って、あ、あ、ああああああああげっるるから」



　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ねねねねねねねっ？少しは安心したでででででで、でしょ」
あーちゃん心の声・・・（なんだかものすごく不安なんだけど・・・こいつの話し方からしてもうすでに終わってるし・・・）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ねぇねぇママぁ　この音は一体なんの音なの？」

『これ～？・・・これはね、近所迷惑の音って言うのよ　ボノくんもあーちゃんもこういう音を平気で出す大人にはなっちゃ駄目よ？』



「きんじょめいわくのおと～？？それって・・・ご近所付き合いを壊すと言われている音のことだよね～？大人はそんなことするんだぁ」

　　　あーちゃん心の声・・・（近所付き合いね～　なんでもいいけどさっさとこの音なんとかしてほしいわよね～）



「でもママぁ・・・この音出してる人に注意はしないの？」　　「そうよそうよっムカつくからさっさと絞めちゃって頂戴っ」

　　　　　　　　　　『・・・ママもそうしたいんだけどね～　言っても聞くような人じゃないのよね～』



「あっ、音がやんだよっ　急に静かになったみたいだね～。」　　「そうね～・・・・・ってパパぁ　もしかしてパパだったの」

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『そうだよ・・・パパってばバイクのお手入れ＆エンジン確認で作業してたの　だからものすごいエンジン音がしたんだよ～』



『ほら、これだってさまぁバイクには特有の色気っていうか機械美があるとはいうけどね～・・・でも近所迷惑なんだよね～』




　　　　『とりあえずお隣さんとかにはちゃんと断ってるし大丈夫なんだけど・・・ママが耐えられない音なのよ』

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バイクは嫌いじゃないんですけど、あの音だけはどうにもうるさくてきついです。

迷惑な乗り方をしてるわけではなく、あくまでもスピードと景色を楽しむ乗り方のようなのでいいんですけどね
それでも猫たちには恐怖の音であり、このアパートには動物がたくさんいますから、人間に対して以上に気を使うわけです

だからこそ我が家のニャンズには、人様に迷惑を掛けてはいけませんと日々教えてるわけですけど・・・親父がこれじゃあね～（笑）




『二人とも、分かってくれた？日中でも周囲には気を使わないとね、色んなトラブルのもとになりかねないから気をつけるのよ』

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・・・・・・バイク・・・」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あれっ？？？



　　　　　　　　「パパっっ・・・かっこいーじゃんかぁこんな大きいのに乗れるなんてすっごいよ～っ」　　

　　　　　　　　「まぁパパなら・・・仕方ないわねあたちを後部シートに乗せてくれたら許してあげるわ♪」

　　　　　・・・・・カエルの子はカエル、ということですかね（笑）いつも遊びに来てくれてありがとうです