草写真(以下”草”) :前回の「荒曽根公園」から北へ向かいます。
公園巡りの第27回目です。
宿酔い(以下”宿”) :ん?、北へ行くのか?。その、篠目町で最後の、
「のぞみ公園」とやらへ行くんじゃないんだな。
草 :それもいいんですけど、ここで南下すると、名鉄本線の南側が空白に
なっちゃうんですよね…。今回は、その辺りを歩いてみたいと思います。
宿 :そうか、なかなか大変だな。
草 :まあ、一通り歩くまでは、少し考えて歩く必要があるかもですね…。
気の向くままに歩くっていうのが、まあ、理想ですけど。
宿 :ふむ。制限があるからこそ、洗練されるということもあるしな、
精進料理とか、ボクシングとか…。
草 :洗練が進むかどうかは分かりませんが(笑)。
いつものように撮っていきたいと思います。
宿 :ああ、得意の、”路傍の花”だな。
草 :花は撮ってて飽きないですよねえ。
宿 :紫系統だな。
草 :赤っぽい紫と、青っぽい紫では、印象もずいぶん違うものですね。
さて、名鉄新安城駅の南口付近です。
宿 :このブログで、こういう市街地の写真は珍しいな。
草 :まあ、今まで市街化域を通らなかったですからね…。
それより、こういうところを写真にするってのが、
私にはどうにもイメージできなくて…。
宿 :苦手か。
草 :苦手ですねえ…。あ、あれ、お地蔵さんですね。
草 :うーん、もう少し、周囲の市街地の中に、お地蔵さんが溶け込んでいるって
感じを出したいんですが…。
宿 :苦手なんだな。
草 :苦手なんですねえ…。まあ、私の課題ってことですよね。この辺が。
宿 :写真に関しては、前向きだよな。
草 :まあ。好きでやってることですからね(笑)。
おや、公園が見えてきましたよ。
草 :「前之池公園」です。
宿 :なかなか厳つい門構えだな。
草 :中へ入ってみましょう。
草 :公園の周囲にはサクラやプラタナスなど、結構大きな樹が植栽されています。
宿 :すっかり葉桜だな。
草 :まあ、五月ですからね…。
宿 :しかし、電話ボックスを久しぶりに見た気がするぜ。
草 :ああ、でも、私、財布にテレホンカードは入ってますよ。
50度数、一枚だけですけど。
宿 :ほう!。物持ちが良いというか、用意が良いというか…。
草 :テレホンカードって、電話ボックスの中にも、自動販売機がありましたよね。
宿 :ああ、あった、あった。緑のヤツだろ。
草 :観光地とかだと、その土地の風物がデザインされてたりするんですよね。
まだあるんですかね?、ああいうの。
宿 :そりゃ、あるだろう。数こそ減ってるかもしれんが。
草 :公園の中ほどには藤棚が整備されています。
太い藤の蔓が巻きついた、なかなか立派な藤棚です。
草 :花が開くにはいま少し時間が要るようですが…。
草 :しかし、これは、悩ましいですね…。
宿 :何だ?。いきなり。
草 :いやあ、なんていうか…。
4月くらいから、サクラ、そして花の季節、フジの花…、一ヶ月もすれば梅雨で、
と、冬に比べて、移り変わりが早いなあ…と。
宿 :まあ、それが春ってものだろう。
草 :そうなんですが…。
写真を撮った時と、ブログに掲載する時とは、同時という訳には
いかないんですよね。私の場合。
宿 :そうだろうな。
草 :それなのに、季節のうつろいは歩みを早めていくわけですよ。
写真という情報は、時間とともに陳腐化していってしまいますよね…。
宿 :ああ、そういうことか。あれだな、雑誌とかが、5月発売なのに7月号とか、
月号を先取りするのと、根は一緒の話だな。
草 :そうなんですかね?。あれって、どうしてなんですかね?。
宿 :なんというか、そう…。
”新しくないといやだいやだ病”、じゃないのか?。
草 :………。メディアの病理ですね……。
宿 :まあ、個人ブログもメディアには違いない…、か?。
公園巡りData:NO.27
名 称:前之池公園(まえのいけこうえん)
分 類:街区公園
所在地:愛知県 安城市 今池町1丁目8番
面 積:0.26ヘクタール
設備等:トイレ・水道・複合遊具・砂場・ブランコ・すべり台・鉄棒。
駐車場無し。
供用開始:昭和41年3月31日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)