くるくるくるみのエンタな生活

エンタテインメント大好き人間くるみのコラム日記です。

送別会

2005-02-24 01:35:27 | Weblog
ご存じの方も多いと思うが、実は今の仕事を28日で卒業する。
今日は一足お先に送別会。花束やらプレゼントやらと色々頂いてしまい、感激…。
残りわずかのカウントダウン状態。急に実感がわいてきて寂しくなってしまうこの頃です。

「ファインディング・ニモ」

2005-02-20 18:34:30 | 死ぬまでシネマ
は~、結局見ずに返そうかと思っていたDVDを3本とも見てしまった。
いまごろですが、「ニモ」ちゃんです。

既に「モンスターズ・インク」でかなり涙腺やられてしまったので覚悟はしていたのですが…
やっぱり最後は涙が涙が……やばいやばい(苦笑)

物語は、もうすぐパパになるカクレクマノミが、いきなり愛妻と卵ちゃんたちを失ってしまうという、ディズニーにしてはかなりダークな冒頭から始まります。で、1匹だけ生き残ったニモちゃんと、父1人子1人の“クレイマークレイマー状態”の子育てが始まるわけです。

パパは苦い経験から過保護に育てちゃうんだけど、ある日反抗したニモくんが人間サマにさらわれてしまう。ここから、“息子を訪ねて三千里”の旅が始まるのです。

途中、怖いもの知らずなメスの熱帯魚ドリーに出会い、彼女のペースに翻弄されながらも、冒険しながらどんどん勇敢になっていくパパ。そして、歯医者さんちの水槽の中で新しい仲間に出会い、「経験から学ぶこと」の大事さを教わり成長していくニモ。
これは、子供の成長物語であると同時に、親の成長物語でもあるのです。

「何が起こるかわからないから面白いんじゃない」というドリー。
「やってみるんだ、ニモ」と、あえて危険な脱出作戦にチャレンジさせる水槽仲間のギル。
ディズニーの鉄則で、とにかく脇キャラがいい味出してみんなで協力してくれるのですが、特にこの2人(?)のキャラは強烈。「君がいなけりゃここまで来れなかった」「あなたといると落ち着くの」と互いになぜか放っておけないドリーとパパのドタバタコンビ、作戦失敗の責任を感じ落ち込むギルなどなど、ほんと人間みたい。

そして、畳み掛けるクライマックス。一体、歯医者からどうやって脱出するんだ??と思ったが、かなり強引だったな~さすがに声をあげて笑ってしまいました(笑)。でも、ちゃんと人間世界のオカシナ部分がよく描けています。いろんなものの見方が身につくし、子供にもいいんじゃないでしょか。

そして、涙の再会で終わりかと思いきや、最後の新たなピンチを一回り大きくなった親子の力で乗り越える。ここが最大の落としどころ(泣)主人公だけでなく、みんなが助かるという結末にも優しさを感じます。

「可愛い子には旅をさせよ」は万国共通ということでしょうか。
子育てに悩む若いお父さんお母さんが見るには、ほんとぴったりかもしれませんね。

「ターミネーター3」

2005-02-20 15:40:22 | 死ぬまでシネマ
考えても答えが出ないときは、とりあえず他のことをして、流れに身をまかせることにした。

「T3」、なんだか久々にいわゆるアクション大作というものを見た。
前半部分の延々続くカーチェイス、ああ…こういう映画、最近見てなかったなと手に汗握る。震災並みにバッコンバッコン多大なる被害を及ぼしていくのだが、こういう映画はほんとハリウッドにしか作れないなと改めて思う。

が、かの元編集会議・花田大先生も「面白かった」と言っていた「T3」。
確かに単なるアクションシーンの連続だけではない。
一貫したテーマが流れている。
「運命は変えられない」ということ。

「バック・トュー・ザ・フユーチャー」が、未来を変えてしまったり戻したりと面白おかしく運命をいじくっていくのに対して、「ターミネーター」はあえて運命を絶対的なものとして据え置く。

「世界の救世主」という宿命から逃げてきた青年の前に突如現れたシュワちゃん。
「今から3時間後に核戦争が起こるから、お前を守る」と言い出す。
おまけに、行きずりの様な展開で再会した幼馴染が未来の妻だと言い出す。
わけわからぬまま、TXという女サイボーグが、お馴染みのこれでもかというシブトサで追いかけてくる。

面白いのは、シュワとTXのトイレでの格闘シーン。TXにコテンパンにやられるシュワは、まるで女性が強くなった現代の夫婦喧嘩のようでちょっと笑える。
婚約者も父も失い、いきなり目の前の男が未来の旦那だと言われるクレア・デーンズも、機敏な状況判断で「運命」を受け入れどんどん強くなっていく姿がたのもしい。そんな彼女に「母ちゃんみたい」とハッとする青年。非常に今日的…。

そして、救いようのない最後。また会おうと言って消えたシュワ。あえて描かない2人の恋愛。正直、尻すぼみというか、消化不良の感は否めないが…果たしてまだ続くのでしょうか??シュワちゃんももう州知事だし…。

でも、もしも「この人が貴方の未来の旦那です」とか「ここがあなたの住むべき場所です」とか「これがあなたのすべき仕事です」とか、もしもどうしようもできない運命で決まっていて、それをシュワちゃんが教えに来てくれるなら、それはそれであんがい「楽」になるかもしれないなんて思ってしまった、なにかと優柔な私でした…(苦笑)





「きょうのできごと」

2005-02-20 02:19:53 | 死ぬまでシネマ
「GO」「セカチュー」「北の零年」と毎回違ったテイストの作品で楽しませてくれる行定勲監督。本作は、ある夜の様々な場所で起きた出来事をただ淡々とつづっていった作品。
京都の大学院に行った友達の引越し祝いに集まった男女6人。
周りも羨む妻夫木くんと田中麗奈カップルだが、麗奈ちゃんはなんとなく不満。
麗奈ちゃんの女友達は河内くんにお熱。
別の男友達はモテる河内くんにあたりちらす。
でも実は河内くんは、動物園デートで彼女と喧嘩して修羅場。
そんな、それぞれの事情を抱えた日に、世の中では、壁に挟まれた男がいて、浜辺にうちあげられた鯨の救助が行われている。それを眺める謎の女子高生がいる。

「おれらの知らないとこでいろんなことが起きてんだな」
そうつぶやく院生くんのところには、「いまなにしてんの」と遠距離の彼女?から電話が入る。
近いようで遠い会話がせつない。

そして、夜が明ける頃、「それぞれのきょう」は「それぞれのあした」へ、いや、また「それぞれのきょう」へと変わっている。


ただいま2月19日深夜2;00。
西武鉄道の元社長が自殺した今日。
恋人と普通に過ごしている人もいるだろう。
別れた人もいるだろう。付き合い始めた人もいるだろう。
受験生もいるだろう。仕事している人もいるだろう。
病気の人もいるだろう。産まれた人もいるだろう。
そして、一人暮らしをするかに悩みながら夜中にDVDを見てブログを書いてる人もいるだろう。

ああ、みんなはどんな夜を過ごしているんだろう。






ありきたりだけど冬ドラネタ。

2005-02-20 00:15:52 | テレビっ子の大人談義
えー、「更新されてないぞー」という無言のプレッシャーを感じつつも、
ひたすら「更新してない記録」を更新してみました。
まあ、体調不良やら考えなければならないことやら、色々ありまして。

ありきたりで、どこでもやってるネタですが、一応今期の冬ドラ中間経過。
(ていっても、ほとんどそれぞれ1,2度見てみた感じでの感想ですが)

・ごくせん
今期一番の絶好調ということで見てみましたが、「明るい金八」ですね。
少しは教師も考えたことのある私としては、25歳・ヤンクミが生徒から頼られたり、影響を与えたりしている姿がまぶしくもあります。生徒はイケ面すぎですが、まあ「水戸黄門」的安心感。

・Mの悲劇
タッキーとの月9ドラマでの棒読み台詞で大コケした長谷川京子。最近、マスコミの前に姿を現す度にやけにセクシー路線を強調していたのでどしたのかしらと思いきや、このドラマに向けて着々とイメチェンを図っていたのですね。悪女とかの方が実は役作りしやすいということはありますが、ま、他女優とかぶらずに生き残るためにもよい手段だったのではないでしょうか。
とりあえず、がんばってます。でも、稲垣くんが恨まれる理由をもう少しひっぱって欲しかったかなあ…。

・不機嫌なジーン
数字的には苦戦してるようですが、個人的には嫌いじゃないです。いつもモテてばかりの竹内結子が今回はちょいと不器用。元彼にふりまわされつつ、あ~でも新しい恋に生きなきゃ…ともがいております。ちょっと共感(笑)。で、その元彼=内野聖陽がとにかくハジけております。たぶん数字低いのは男性陣が地味だからだと思うんだけど、私は内野さん、もともと結構好きだったのよね。みんな見てやって、って感じです。

・救命病棟24時
思わず第1回を真剣に見てしまいました。東京大地震を想定した今回。かなりリアルに作りこまれています。私も体調を崩したことで、大袈裟ではありますが、「自分にもしものことがあったら…」とか、色々考えたりもしたこの頃。このドラマを見ても、「自分だったら…」と思わず考えずにはおれません。死を思うことこそ生きることに繋がるのであります。

・優しい時間
大トリはやはりコレ。寺尾聡、最高~。大竹しのぶ、かわいい~。二宮くん、うるうる…。長澤ちゃん、やっぱいいわ自然体で。登場人物みんな、傷を背負って生きていて、いいとこも悪いとこもあって、それだけすごく人間くさい。痛いけど、あったかい。静かでゆったりとした流れが、とにかく新鮮。おいしいコーヒーの香りがとだよってくるかのような、まさに「優しい時間」。

おまけで、冬ドラではないけどNHK大河「義経」意外にも好調ですね。
最初はまた義経~?キャスト軽いな~とも思いましたが、意外や意外。
脇役のベテラン俳優の貢献と共に、みんなやっぱり「義経」好きなのよね、みたいな。
三谷ファンの私としては、賛否両論あれど断然「新鮮組!」なのですが…。


う~ん、なんか無気力な文章ですみません。気もそぞろじゃだめですな。