おらと煙は・・・  ~ Diary of  ”Maikuru” ~

高い所が好き。山の頂上で食べるラーメンが大好物。
密かにアクティブ宣言した勘違いオヤジの日記。

水晶山

2013年10月29日 | 山歩き
平成25年10月28日  晴れ


(行程)※5分単位でやんばいです。
  六角堂のある駐車場出発(14:40) → 見晴台(15:10) 休憩 → 三角点(15:30) → 至高の時間 → 下山開始(15:50) → 駐車場(16:20)


 月曜日、ですが休みです、しかも昨日までの天気と打って変っていい天気です。今日は用事が何件かあるので山に行こうとは考えておりませんでした。

 しかし、いざ外に出掛けてみると奥羽山脈の山々が真っ赤に紅葉し、近く見えます、眺望がいいです!西側に目を移すと月山は中腹まで白くなっています。「もうタイムリミット秒読みではないか!行くんだ!」と言う悪魔のささやきと、「急いで無理して出かけてもいい事ないぞ!酒でも飲んでゆっくりしなよ!」という天使のささやきが頭をよぎります。しかし用向きの最中車から見える景色は最高です。「急がない!午後から行っても大丈夫なところに行ってみよう」と悪魔と天使の参考人意見に判決を下し、山に歩きに行くこととしました。

 1時に人と会う約束を終え、自宅に帰ったのが1時半でした。昼飯がまだで山頂でラーメンを頂くにはエネルギー不足なので、飯を食ってから山に行き、山頂でコーヒー飲んでスイーツを食べることを本日の目標としました。4時半までに下りないと暗くなります。天童市の水晶山の山頂で面白山付近の紅葉を見ながらスイーツタイム、ん~エレガント!これに決めました。ご飯に卵をかけてすする様に腹へ放り込み、ペットボトルに水を汲み、コーヒーは水筒にトップバリュの「豊かなコクとまろやかな口あたり レギュラードリップコーヒー」を注ぎました。
こんな感じ↓↓

スイーツを探しましたが、見当たりません。テーブルに「雪の宿」があったので、せんべいではあるが白いクリームみたいなのが付いていることからスイーツと認定し、袋にコーヒー入りの水筒と一緒に入れました。これで山頂での楽しみが整いました。いざ、出発!

☆正面に目指す水晶山


☆前回歩いた山形神室


 道中、今までだったらここまでして出かけていただろうか?ブログ始めたおかげでネタ探しの為アクティブでワイルドになったのかな、いいことだな、などと思いを馳せながら車を走らせます。そう、今おらはアクティブでワイルドな男だ。2時30分六角堂のある駐車場に到着、アクティブでワイルドな男は下の駐車場から歩く事を避け、今日は(実はいつも)エコで省エネです。天気もいいし、2時40分山歩き開始、3時半山頂到着予定。

   

 道がいいのでスピードが上がり、すぐに息があがります。スピードを落とし周りを見回すと、杉林の中は何となく暗くて心細くなります。また木で視界が狭く、黒い人(獣)が出たらどうしようかと怖くなります。そう、アクティブでワイルドな男はさみしがり屋で怖がりでもありました。枯葉が落ちる音にも小動物の様な反応をしてしまい、時々「リスの様な眼」で周辺を見回しながらもぬかるんだ足元をよく見て歩きます。七曲りの(三)でジャンパーを脱ぎ汗を拭きますι(´Д`υ)アツィー。

☆明るくなってきました。ε-(´∀`*)ホッ



☆何の穴だろう?


☆あと777M(もう勘弁して、疲れた!)



 ↑こんな看板まであります。確か東京スカイツリーが”634M”で「ムサシ」だというのを聞いたことがあるけれど、水晶山の”668M”は?おらが名付けてやる!・・・「ムムハ」、「ムムヤ」、「ロロハ」、「ロムハ」、「ロロッパ」うーん、・・・オヤジっぽい下らない事を考えながら歩きます。でも気がつくと疲れは感じずにだいぶ進むことができました。途中でキラキラ光る石がゴロゴロしています、これが水晶?



 見晴らし台に着きました。


☆おらえの方面


 今日は月山と葉山山頂部が雲の中です。10分ほど休み、最後の登りに差掛ります。

 

 稜線に出てラジオから高田みづえの「私はピアノ」が流れています、サビの盛り上がりが気持ちのいいメロディーです。しかも若嶋津の奥さんだったとは、アナウンサーの説明で思い出しました。昔を思い出させてくれるAM放送、好きです。

 3時半、山頂神社到着しました。



☆お参りしてから三角点。


「標高667.9米」が目につきました。あれ?「ムムナク!?」・・・今日は不調です。

☆ぅわーぁお!面白山かっけー!赤いぞ!



☆奥に天童高原と大東岳・南面白山



☆御所山は雲の中



 さて、本日のメインテーマのスイーツでティータイム♪



 !!やっぱり「雪の宿」はせんべいでした。コーヒーやめて緑茶にした方がよかったかな?でも足元に人里が見えて山並を一人占め、日頃飲まないコーヒー片手に貴族気分だ気持ちいいぜ!こんな至高な気分を演出できる俺は男の中の男だ、世界征服だぜ!ずっとおらの世界にはまりこんでてやる!・・・・・20分後、日も傾き風も出てきてさみしくなってきたので3時50分下山を決心しました。

 山を下りる時跳ねるように(走るように?)降りる人がいるけれど、足に体重と負担がかかり足が短くならないのかなといつも疑問で、自分はゆっくりと歩いて足の長さを守る気持ちで降ります。しかし水晶山の道がいいのでブレーキがかかりません、逆に風の音と葉っぱが落ちてくる音で「リスの目」になり、DRS作動したF1カーのようにスピードアップし七曲りのコーナーリングも不思議と躊躇がありません。4時20分六角堂と愛車が見え、到着しました。



 帰りの車の中で周りはすぐ暗くなりました、寒くなるのもあっという間です。帰宅後寒さに耐え切れないアクティブでワイルドな男は、その名を返上し飲んべえおやずに逆戻りでしたとさ。
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