平成30年8月18日(土) 晴れ
土日休みが取れ、天気もよさそうだったのでこの日は月山に行ってみました。
一週前の日曜日に職場の同僚が月山に行ってきた話を聞き、ピーカンの真っ青な空の下に聳える月山の扇情的な写真を見せられたおらの闘志はメラメラと燃え上がっておりました。
遠出に備えてトレーニングする必要もあり、是非とも山歩きに行きたいと願っておりました。
7月以降お花畑の変化を見ていなかったので、今どんな様子かとても気になっておりました。
今季初の山ラーをずっと楽しみにしておりました。
てなことで月山行きを決めたわけですが、妻も一緒です。今回は様子見であえて登頂は目指さず、八合目から佛生池小屋までを目標として歩く予定としました。そこまでも行けるかどうか・・・。
ご飯がたくさん残ってたので、小さめのやぎみすを作りました。

今年初めて背負うザックの中の非常食や飴類は期限切れだったので、マックスバリュでラーメンや飲み物とともに購入です。買い物カゴには他にもワンタンやミカン、チョコレートなどが妻の手により次々と放り込まれ、予算も重量も心配になってきます
。
道の駅で休憩。長丁場に備え、赤玉を飲みました。

8合目駐車場は満車で車を停めるところがありませんでしたが、ウロウロしていると運よく1台の車が出たのでそこに停めることができました。
庄内側は曇りがちですが青空も見られます。

準備を整えいつもの階段から湿原に入っていきます。時間は既に11時半を回っており、小屋の往復もビミョーではあります。

少し歩いたところから振り返ると、庄内平野も見ることができました。海までバッチリ!

青空の下、いつ来ても気持ちのいい草原を歩きます。前回よりも花は少ないですが、それでも白い花があちらこちらに見られます。リンドウも蕾が膨らんでいました。


ウサギに挨拶し、神社にお参りして鳥居をくぐります。

花を見ながら湿原の中をしばらく歩き、いつもは折れて駐車場に向かう十字路を今回は真っ直ぐ山頂方面に進みます。サイドポケットに傘を刺したリュックを背負う外人さんが、挨拶してすごいスピードで追い抜いて行きました。ここから徐々に山歩きらしくなってきます。雨上がりで道の周りも水が豊富です。イモリらしき生物も見られました。


花や実のなる植物を見ながら、山登りゾーンに入っていきます。第一段のこの景色の先は妻は未知の世界となります。果たしてどこまで行くことができるのか?


大分雨が降ったみたいで登山道も川になったようですが、草花が青々として艶やかです。やはり水は命の源なんだと感じさせられます。おらも水分をグビグビと摂りまくりますが、これがデブの源なんだと気付くのは腹がタプタプになってからです
。
ミカンを食べたりして、休憩をかなりこまめにとりながら第二段の絶景ポイントを通過。

すべての後続者に道を譲り一番ノロノロペースで来ましたが、やはり疲労が感じられます。ただ、高度を上げるごとに花の植生も変わるので、それを見て楽しむことを目の前の人参にして頑張ります。

時刻は1時半になろうとしております。休憩スポットで昼食にしました。今年初の山ラー!

からの、ワンタン!

広い場所ではないので、道行く人々に
「いい匂いだ―」
とささやかれます。みなさん、ご迷惑をおかけしてすみませんm(__)m。
14時昼食を終え支度を整えますが、まだ佛生池小屋までは距離があります。ここで引き返すか先へ進むか妻に相談すると、もう少し行ってみると。
再出発しました。
遠くに雪渓が小さく残っている。進むにつれ、徐々に自分たちのいるところが雲より高くなっていきます。


高くなると、花も多くなってきます。


新庄市街も見えます。広いガレ場で一休みしますが、先に見える登山道は小屋まではもう一登り必要です。

すでに時間は2時半になろうとしています。下山してくる登山者や団体とのスライドも多くなってきました。時間的にも、妻の体力的にもここが折り返しと考え、引き返そうと言うとそうするとの返事が。
この先に見える丘をもうひと登りすれば佛生池小屋を見ることはできるはず。妻には10分だけここで休んでてもらい、その間に自分だけソッコーで小屋の姿を確認してくることを伝え、おらは走るように坂を登り始めました。
5分ほどで一気に坂を駆け上がり少し進むと佛生池小屋を確認。

すぐに戻りますが、半分くらいまで妻が来ておりました。こうなれば本日の目標である佛生池小屋まではもうひと頑張りです。小屋まで行くこととしました。
道の脇には花がたくさん。


小屋の裏手の岩がゴロゴロあるところ。

2時40分、無理かと思われた佛生池小屋に無事に到着。小屋脇のスペースにザックを置いて小屋の中に入ってみます。
Tシャツやバッジ、食事のメニューなどを一通り見て小屋を出ると、下山してきた年配の方々がおらだの荷物を囲むようにザックを置いて、甘酒をみんなで準備しています。場所を占領しているみたいで気を使った妻は、もう帰るべと荷物をとって下山することにしました。
お参りして、小屋脇の花をパチリ。さっきの外人さんが、戻ってきてまた追い抜いて行きます。

下山もゆっくりと休み休み進みます。後ろから来る人たちにはすぐに道を譲って先に行ってもらいます。もう足が棒になって股関節だけで歩くくらいヤラれている人も中にはいます。止まって息を大きく吐くと、それほど寒くはないのですが息が白いです。
また、これから登っていく人も少なからずいます。観光の延長のような装備が少なめの方もいて、これから引き返すのか山頂小屋泊なのかビミョーな人もいます。
さっき昼食を食べたところで再度休憩し、岩に腰かけて水分を取ります。3人の外人さんが登ってきて隣で休みますが、みなさん2つのリュックを前後に背負っております。まるで両面看板のサンドイッチマンのようです。またその中の一人のリュックのサイドポケットにははやりコンモリ傘が3本さしてあります。ちょっと憧れる登山スタイルですね。
さらに下山は続き、第二段の途中の広場で妻が休むべというので大休憩、準備してきたスイーツを頂きます。

が、表面に塗られたチョコレートが溶けて袋に張り付いて出てきません。潰して中のクリームを絞り出して吸って、麩みたいになった周りの身は最後にムニュムニュと絞り出していただきました。シュークリームとは次元の違う食べ物と化しております。ミカンも食べて、スポーツドリンクも冷えたのを開けて妻にあげます。
その後もエッチラオッチラ歩き続け、やっといつもの湿原に到着。池から湯気が上がっています。

駐車場に向かう木道でも後続に道を何度も譲ります。すでに妻は限界近くなっており、最後はリュックをおらが持って歩きました。もうすぐなのを知っているので、我慢の程度も自分でわかっているようです。
ここで衝撃の告白が!
「小屋のおでん食だいっけ!」
今さらムリです、はい(;一_一)。

4時45分、無事に駐車場に到着。青空が目に沁みるぜ。

赤川花火大会で混雑する対向車を横目に帰ってきました。

土日休みが取れ、天気もよさそうだったのでこの日は月山に行ってみました。
一週前の日曜日に職場の同僚が月山に行ってきた話を聞き、ピーカンの真っ青な空の下に聳える月山の扇情的な写真を見せられたおらの闘志はメラメラと燃え上がっておりました。
遠出に備えてトレーニングする必要もあり、是非とも山歩きに行きたいと願っておりました。
7月以降お花畑の変化を見ていなかったので、今どんな様子かとても気になっておりました。
今季初の山ラーをずっと楽しみにしておりました。
てなことで月山行きを決めたわけですが、妻も一緒です。今回は様子見であえて登頂は目指さず、八合目から佛生池小屋までを目標として歩く予定としました。そこまでも行けるかどうか・・・。
ご飯がたくさん残ってたので、小さめのやぎみすを作りました。

今年初めて背負うザックの中の非常食や飴類は期限切れだったので、マックスバリュでラーメンや飲み物とともに購入です。買い物カゴには他にもワンタンやミカン、チョコレートなどが妻の手により次々と放り込まれ、予算も重量も心配になってきます

道の駅で休憩。長丁場に備え、赤玉を飲みました。

8合目駐車場は満車で車を停めるところがありませんでしたが、ウロウロしていると運よく1台の車が出たのでそこに停めることができました。
庄内側は曇りがちですが青空も見られます。

準備を整えいつもの階段から湿原に入っていきます。時間は既に11時半を回っており、小屋の往復もビミョーではあります。

少し歩いたところから振り返ると、庄内平野も見ることができました。海までバッチリ!

青空の下、いつ来ても気持ちのいい草原を歩きます。前回よりも花は少ないですが、それでも白い花があちらこちらに見られます。リンドウも蕾が膨らんでいました。


ウサギに挨拶し、神社にお参りして鳥居をくぐります。

花を見ながら湿原の中をしばらく歩き、いつもは折れて駐車場に向かう十字路を今回は真っ直ぐ山頂方面に進みます。サイドポケットに傘を刺したリュックを背負う外人さんが、挨拶してすごいスピードで追い抜いて行きました。ここから徐々に山歩きらしくなってきます。雨上がりで道の周りも水が豊富です。イモリらしき生物も見られました。


花や実のなる植物を見ながら、山登りゾーンに入っていきます。第一段のこの景色の先は妻は未知の世界となります。果たしてどこまで行くことができるのか?


大分雨が降ったみたいで登山道も川になったようですが、草花が青々として艶やかです。やはり水は命の源なんだと感じさせられます。おらも水分をグビグビと摂りまくりますが、これがデブの源なんだと気付くのは腹がタプタプになってからです

ミカンを食べたりして、休憩をかなりこまめにとりながら第二段の絶景ポイントを通過。

すべての後続者に道を譲り一番ノロノロペースで来ましたが、やはり疲労が感じられます。ただ、高度を上げるごとに花の植生も変わるので、それを見て楽しむことを目の前の人参にして頑張ります。

時刻は1時半になろうとしております。休憩スポットで昼食にしました。今年初の山ラー!

からの、ワンタン!

広い場所ではないので、道行く人々に
「いい匂いだ―」
とささやかれます。みなさん、ご迷惑をおかけしてすみませんm(__)m。
14時昼食を終え支度を整えますが、まだ佛生池小屋までは距離があります。ここで引き返すか先へ進むか妻に相談すると、もう少し行ってみると。
再出発しました。
遠くに雪渓が小さく残っている。進むにつれ、徐々に自分たちのいるところが雲より高くなっていきます。


高くなると、花も多くなってきます。


新庄市街も見えます。広いガレ場で一休みしますが、先に見える登山道は小屋まではもう一登り必要です。

すでに時間は2時半になろうとしています。下山してくる登山者や団体とのスライドも多くなってきました。時間的にも、妻の体力的にもここが折り返しと考え、引き返そうと言うとそうするとの返事が。
この先に見える丘をもうひと登りすれば佛生池小屋を見ることはできるはず。妻には10分だけここで休んでてもらい、その間に自分だけソッコーで小屋の姿を確認してくることを伝え、おらは走るように坂を登り始めました。
5分ほどで一気に坂を駆け上がり少し進むと佛生池小屋を確認。

すぐに戻りますが、半分くらいまで妻が来ておりました。こうなれば本日の目標である佛生池小屋まではもうひと頑張りです。小屋まで行くこととしました。
道の脇には花がたくさん。


小屋の裏手の岩がゴロゴロあるところ。

2時40分、無理かと思われた佛生池小屋に無事に到着。小屋脇のスペースにザックを置いて小屋の中に入ってみます。
Tシャツやバッジ、食事のメニューなどを一通り見て小屋を出ると、下山してきた年配の方々がおらだの荷物を囲むようにザックを置いて、甘酒をみんなで準備しています。場所を占領しているみたいで気を使った妻は、もう帰るべと荷物をとって下山することにしました。
お参りして、小屋脇の花をパチリ。さっきの外人さんが、戻ってきてまた追い抜いて行きます。

下山もゆっくりと休み休み進みます。後ろから来る人たちにはすぐに道を譲って先に行ってもらいます。もう足が棒になって股関節だけで歩くくらいヤラれている人も中にはいます。止まって息を大きく吐くと、それほど寒くはないのですが息が白いです。
また、これから登っていく人も少なからずいます。観光の延長のような装備が少なめの方もいて、これから引き返すのか山頂小屋泊なのかビミョーな人もいます。
さっき昼食を食べたところで再度休憩し、岩に腰かけて水分を取ります。3人の外人さんが登ってきて隣で休みますが、みなさん2つのリュックを前後に背負っております。まるで両面看板のサンドイッチマンのようです。またその中の一人のリュックのサイドポケットにははやりコンモリ傘が3本さしてあります。ちょっと憧れる登山スタイルですね。
さらに下山は続き、第二段の途中の広場で妻が休むべというので大休憩、準備してきたスイーツを頂きます。

が、表面に塗られたチョコレートが溶けて袋に張り付いて出てきません。潰して中のクリームを絞り出して吸って、麩みたいになった周りの身は最後にムニュムニュと絞り出していただきました。シュークリームとは次元の違う食べ物と化しております。ミカンも食べて、スポーツドリンクも冷えたのを開けて妻にあげます。
その後もエッチラオッチラ歩き続け、やっといつもの湿原に到着。池から湯気が上がっています。

駐車場に向かう木道でも後続に道を何度も譲ります。すでに妻は限界近くなっており、最後はリュックをおらが持って歩きました。もうすぐなのを知っているので、我慢の程度も自分でわかっているようです。
ここで衝撃の告白が!
「小屋のおでん食だいっけ!」
今さらムリです、はい(;一_一)。

4時45分、無事に駐車場に到着。青空が目に沁みるぜ。

赤川花火大会で混雑する対向車を横目に帰ってきました。
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