令和2年10月16日(金) 晴れ
仕事の約束が何も入っていなかったのでお盆休みをとりました。
早朝に30分ほどウォーキングしてゴミ出して朝食を食べて洗濯をして、前半は模範的なサラリーマンの平日の休みを過ごしておりました。
少しみっつらと山歩きをしたかったのですが一人で行くと妻に告げる勇気がありません。すると妻の方から今日は天気がいいけど明日は天気が悪いと言ってきて、今回も二人で山に行く事にしました。
目的の山は天童高原から面白山で、妻がくたびれたときは途中の三沢山だけに登頂するといういつもの計画です。妻は未だに三沢山までしか行けていないのですがいろいろ工夫をして今回もチャレンジです。
100円ショップで水と昼食を調達し天童高原到着、いい天気です。月山・葉山もくっきり見えていて鳥海山もうっすらと見えています。



遠足なのか公園でたくさんの子供達が遊んでいる中を11時に出発しました。

いい天気です。長左エ門道はまだ葉っぱが緑です。






妻が条件半反射のように落ちている栗を両足で挟んで殻を剥こうとしたり、道の脇にたくさん生えているキノコを観察したりして道草が多いです。帰りによっく見ることにしてなんとか55分で長命水に到着しました。ここまですれ違ったのは単独の方一人のみでした。
冷たくておいしい長命水を飲んでここからの本格的な登り坂に入ります。


息が切れそうになると少し休んで息を整えながらゆっくりと進みます。
頭上の景色が開け、徐々に緑の葉っぱが赤や黄色に変化していきます。



面白山も少し近づいた?

かなり苦労しましたが休み休み歩いて12時30分に何とか三沢山到着。おらだの到着と同時に、先に休んでいた4人組のみなさんが出発して行きました。


いい景色です。




妻が昼食を食べると言うので、100円ショップで買ったカレーうどんを調理します。今年の春退職金で買ったPRIMSのバーナーの火力が強く、あっという間に水が沸騰します。

おらは満腹になりたくなかったので、4個入りのバターロール(これも100円ショップ)のうち2個を食べました。
カレーうどんとバターロールを食べて妻の元気が復活したようです。これより妻にとっては未知の領域にチャレンジです。三沢山から一旦下って登る面白山は目の前です。

1時15分再出発。一旦下ってからは急な登りになります。



妻が本当に登っている感じがすると、この急坂を楽しんでいます。休んでは息を整えながら登り続けると、だんだん景色が開けてきます。スタート地点の天童高原やちょっとさっきまでいた三沢山の山頂も真下に見えるぐらいです。

だいぶ登ったところで上から下りてくる人がいます。道の脇によけて道を譲ろうとすると向こうも待っているようで、待ってくれているから早く行けと妻がいいます。キツい上り坂で道を譲られるとすれ違うまで登り続けなくてはいけないのでイヤなのですが命令とあらばしかたありません。あいさつするとどうやら三沢山で顔を合わせた先行組の4名様のようで、面白山山頂から戻ってきたようです。
間もなくして頂上の尾根に乗り上げました。

ここからの眺めもいいです。



2時に山頂到着!
我々の到着と同時に、ばったりと反対側から登ってきた男性1人と顔を合わせました。あいさつして荷物を下ろすと、写真機を出して写真を撮ってくれと頼まれます。
某山岳会の名入りの服を着た(歳のため数年前に引退したそう)その男性は、朝早くから登ってきて先の方に見える道のない尾根を藪こぎして先っぽを目指したが、細かい枝で地面を踏めず途中で引き返してきたと言います。おらには真似できない山の遊び方を知っている人だと感じました。
その後も嬉しそうにたくさんの山の話を聞かせてくれます。穏やかな、言葉遣いが丁寧で分かりやすく話すその人のお話は深遠で、その奥におらには想像が及ばないレベルのロマン(まさかおらがこんな言葉を・・・)が含まれているんだろうなぁ~と感じずにはいられませんでした。
積雪期の面白山と、遠くに見える仙台カゴにも道がついたので登ってみるといいとお奨めしていただきました。また、眼下に見える尾根に沿って昔の道があるらしく、その痕跡をちょっとでもいいから探してみたいとかも話されておりました。
登山道の刈り払いの事とかも教えていただき、その活動する方々のご苦労に対しとても有り難く感じました。
もっともっといろんな話をお聞きしたかったのですが、一定の距離を置いての会話は疲れるし、暗くなる前に帰るとおっしゃるのでお別れしました。

景色を楽しみながら100円ショップのてんぷらうどんを茹でて食べ、これまた100円ショップで買ったドリップコーヒーを入れて飲みます。至福の時間です。
妻もパノラマに感動しながらコーヒーをすすっています。
山脈沿いに南の方からヘリコプターが飛んで来て黒伏山方面へ飛んで行くのを妻がスマホで撮影していたのですが、時間を置いてまた南の方からヘリコプターがやってきます。遭難でもあったのかな?なんて話していると我々の方に近づいてきておらだの近くを旋回してそのまま仙台の方に飛んで行きました。なぜそんな飛び方をしたのでしょうか?
暖かな快晴の下他に誰もいない山頂は静かで、紅葉真っただ中の景色が見渡せる今日は休みを取ってそしてここに来て正解でした。あまり広くない山頂ですが、周りを見下ろすこのポジションは「やまのてっぺん」そのものです。連なる山々の中にあって十分に奥深く感じますし、自分たちの足でここまで来れた事にとても喜びを感じます。山のスペシャリストからすればあまり疲れなくて簡単な山かもしれませんが、おらだ二人は結構苦労して手に入れた景色なので最高に満足です。





独り占め(二人占め?)の山頂を満喫し、3時10分下山します。先ほどの大先輩が暗くなる前に下りると言っていたので少し焦ります。
登りで苦労した坂は下りも恐ろしいです。木の枝をつかみながら慎重に下りました。
3時40分三沢山到着。ここで5分ほど休憩してさらに下ります。日が傾いてきて急ぎたいのですが長い下り坂は脚や膝への負担も大きく無理できません。よくこれだけの長い坂を登ってきたもんだと自分たちにあっぱれな気持ちです。
4時10分長命水到着。

ここからは平坦な長左エ門道をキャンプ場まで歩くのみですが、妻の歩みが超速いです。4時30分に登山口に到着しました。
おつかれちゃん。
車に荷物を積んでいると先ほどの大先輩が車で通りかかり、声をかけてくれました。きちんと着替えも済ませたようです。泥だらけのまま帰るおらだとは大違いです、ちょっと反省。
夕暮れ前の景色を天童高原からしばし眺めて帰宅しました。今日もいい一日でした。

仕事の約束が何も入っていなかったのでお盆休みをとりました。
早朝に30分ほどウォーキングしてゴミ出して朝食を食べて洗濯をして、前半は模範的なサラリーマンの平日の休みを過ごしておりました。
少しみっつらと山歩きをしたかったのですが一人で行くと妻に告げる勇気がありません。すると妻の方から今日は天気がいいけど明日は天気が悪いと言ってきて、今回も二人で山に行く事にしました。
目的の山は天童高原から面白山で、妻がくたびれたときは途中の三沢山だけに登頂するといういつもの計画です。妻は未だに三沢山までしか行けていないのですがいろいろ工夫をして今回もチャレンジです。
100円ショップで水と昼食を調達し天童高原到着、いい天気です。月山・葉山もくっきり見えていて鳥海山もうっすらと見えています。



遠足なのか公園でたくさんの子供達が遊んでいる中を11時に出発しました。

いい天気です。長左エ門道はまだ葉っぱが緑です。






妻が条件半反射のように落ちている栗を両足で挟んで殻を剥こうとしたり、道の脇にたくさん生えているキノコを観察したりして道草が多いです。帰りによっく見ることにしてなんとか55分で長命水に到着しました。ここまですれ違ったのは単独の方一人のみでした。
冷たくておいしい長命水を飲んでここからの本格的な登り坂に入ります。


息が切れそうになると少し休んで息を整えながらゆっくりと進みます。
頭上の景色が開け、徐々に緑の葉っぱが赤や黄色に変化していきます。



面白山も少し近づいた?

かなり苦労しましたが休み休み歩いて12時30分に何とか三沢山到着。おらだの到着と同時に、先に休んでいた4人組のみなさんが出発して行きました。


いい景色です。




妻が昼食を食べると言うので、100円ショップで買ったカレーうどんを調理します。今年の春退職金で買ったPRIMSのバーナーの火力が強く、あっという間に水が沸騰します。

おらは満腹になりたくなかったので、4個入りのバターロール(これも100円ショップ)のうち2個を食べました。
カレーうどんとバターロールを食べて妻の元気が復活したようです。これより妻にとっては未知の領域にチャレンジです。三沢山から一旦下って登る面白山は目の前です。

1時15分再出発。一旦下ってからは急な登りになります。



妻が本当に登っている感じがすると、この急坂を楽しんでいます。休んでは息を整えながら登り続けると、だんだん景色が開けてきます。スタート地点の天童高原やちょっとさっきまでいた三沢山の山頂も真下に見えるぐらいです。

だいぶ登ったところで上から下りてくる人がいます。道の脇によけて道を譲ろうとすると向こうも待っているようで、待ってくれているから早く行けと妻がいいます。キツい上り坂で道を譲られるとすれ違うまで登り続けなくてはいけないのでイヤなのですが命令とあらばしかたありません。あいさつするとどうやら三沢山で顔を合わせた先行組の4名様のようで、面白山山頂から戻ってきたようです。
間もなくして頂上の尾根に乗り上げました。

ここからの眺めもいいです。



2時に山頂到着!
我々の到着と同時に、ばったりと反対側から登ってきた男性1人と顔を合わせました。あいさつして荷物を下ろすと、写真機を出して写真を撮ってくれと頼まれます。
某山岳会の名入りの服を着た(歳のため数年前に引退したそう)その男性は、朝早くから登ってきて先の方に見える道のない尾根を藪こぎして先っぽを目指したが、細かい枝で地面を踏めず途中で引き返してきたと言います。おらには真似できない山の遊び方を知っている人だと感じました。
その後も嬉しそうにたくさんの山の話を聞かせてくれます。穏やかな、言葉遣いが丁寧で分かりやすく話すその人のお話は深遠で、その奥におらには想像が及ばないレベルのロマン(まさかおらがこんな言葉を・・・)が含まれているんだろうなぁ~と感じずにはいられませんでした。
積雪期の面白山と、遠くに見える仙台カゴにも道がついたので登ってみるといいとお奨めしていただきました。また、眼下に見える尾根に沿って昔の道があるらしく、その痕跡をちょっとでもいいから探してみたいとかも話されておりました。
登山道の刈り払いの事とかも教えていただき、その活動する方々のご苦労に対しとても有り難く感じました。
もっともっといろんな話をお聞きしたかったのですが、一定の距離を置いての会話は疲れるし、暗くなる前に帰るとおっしゃるのでお別れしました。

景色を楽しみながら100円ショップのてんぷらうどんを茹でて食べ、これまた100円ショップで買ったドリップコーヒーを入れて飲みます。至福の時間です。
妻もパノラマに感動しながらコーヒーをすすっています。
山脈沿いに南の方からヘリコプターが飛んで来て黒伏山方面へ飛んで行くのを妻がスマホで撮影していたのですが、時間を置いてまた南の方からヘリコプターがやってきます。遭難でもあったのかな?なんて話していると我々の方に近づいてきておらだの近くを旋回してそのまま仙台の方に飛んで行きました。なぜそんな飛び方をしたのでしょうか?
暖かな快晴の下他に誰もいない山頂は静かで、紅葉真っただ中の景色が見渡せる今日は休みを取ってそしてここに来て正解でした。あまり広くない山頂ですが、周りを見下ろすこのポジションは「やまのてっぺん」そのものです。連なる山々の中にあって十分に奥深く感じますし、自分たちの足でここまで来れた事にとても喜びを感じます。山のスペシャリストからすればあまり疲れなくて簡単な山かもしれませんが、おらだ二人は結構苦労して手に入れた景色なので最高に満足です。





独り占め(二人占め?)の山頂を満喫し、3時10分下山します。先ほどの大先輩が暗くなる前に下りると言っていたので少し焦ります。
登りで苦労した坂は下りも恐ろしいです。木の枝をつかみながら慎重に下りました。
3時40分三沢山到着。ここで5分ほど休憩してさらに下ります。日が傾いてきて急ぎたいのですが長い下り坂は脚や膝への負担も大きく無理できません。よくこれだけの長い坂を登ってきたもんだと自分たちにあっぱれな気持ちです。
4時10分長命水到着。

ここからは平坦な長左エ門道をキャンプ場まで歩くのみですが、妻の歩みが超速いです。4時30分に登山口に到着しました。
おつかれちゃん。
車に荷物を積んでいると先ほどの大先輩が車で通りかかり、声をかけてくれました。きちんと着替えも済ませたようです。泥だらけのまま帰るおらだとは大違いです、ちょっと反省。
夕暮れ前の景色を天童高原からしばし眺めて帰宅しました。今日もいい一日でした。
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