高知市観光ボランティアの人達と、高知市筆山町にある
土佐藩主山内家菩提寺の「要法寺」を訪ねました。
案内役の根木さん達が特別研修と言うことで企画をしてくださり、同行させていただきました。
入り口にはミカドアゲハの食樹(幼虫の餌になる木)、大きなオガタマノキがあり、生息地として国の特別天然記念物に指定されていることでも有名です。
お茶を戴いたお礼を言って、帰ろうと入り口まで来たときに、オガタマノキとミカドアゲハの看板を見て、これも観光案内のとき説明したら・・・と言う声があり、話が盛り上がっていました。
住職様や奥様も出て来られて、説明をしていただきました。そのとき、奥様が子どもが夏休みに観察した記録があるのでご覧になりますか・・・と出して来て見せていただいたのが、下の写真です。
観察記録を見ると、オガタマノキの葉の裏に生み付けられたミカドアゲハの卵から、幼虫が成長する様子、幼虫がオガタマノキの葉を食べて大きくなり、地面をはってさなぎになる場所を探して移動する様子などがきれいな写真付きで、克明に綴られていました。
アップすることの了解を戴いて、急きょ写真に収めました。
金賞をもらっていたこの作品は、普段見ることの出来ない貴重な素晴らしい観察記録なので、全頁を紹介させていただきました。
山内家の菩提寺・・・要法寺
高知県高知市筆山町8−5
088-831-6247
HN:史跡探訪者