新土佐錦魚日記

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私と田中さん53

2017-07-10 10:03:07 | 日記
  一週間ぶりだが、今日は日記をまともに書きたい。

 2003年は春先から産卵が順調で、5月中旬には殆ど卵は取れていた。まだ当然会は作っておらず、当然作る気も無かった。

 ただどうやって聞いて来るのか、日曜日には度々来客があった。多分この年から分譲希望を言っていたので、福山市にとどまらず、岡山県や広島県の方が来ていた。

 岡山の愛好会は既に出来ており、ある時は総勢8名で来られた。6月末か7月始めだったと記憶するが。一通り丸鉢の中を見て、「一鉢1万です、良かったらどうぞ」。それぞれに品定めし、2,3名の方は複数鉢買われ、ただ重複することは無く、併せて10何鉢買って買えられた。

 今でも1鉢1万は安い設定だったと思うが、その頃は良い魚がたくさんいたので、「7月中旬になれば良い魚はまた出て来る」と言う自信めいた物があった。

 その翌週大賀さん(いつもの大賀さんとは別人)が来られ、同伴者と共に2,3鉢分譲された。その2週間後再び今でも親交のある大賀さんが来られ、それからは2,3年月に一度は私が水替えの時でも、「あーー、気にせんでええから」と、じっと丸鉢の魚だけを見つめておられた。

 多分その年の秋に「この魚は多分優勝するから」「だけど3万だけど。おもむろに財布を取り出して、「はい、3万」。2週間後「ぶっちぎりの優勝じゃわ」。