新土佐錦魚日記

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土佐錦魚の集いが

2019-10-30 10:10:31 | 日記
  初めて行われたのは、2001年だったと思う、多分。高知城の入り口近くで模様されたが、初めから土佐錦魚を見せるだけの会なので、売り買いは午前中はご法度だった。

 12時を過ぎると入り口の外で売買は行われたが、元々大っぴらには高知の方達はしていなかったので、高い金額では誰も見向きもしない。2千円がせいぜいだった。

 だが私の魚は毎年30分しないうちに完売していた。愛好家が10人前後品定めしている。私が、「今から始めますが、20匹しかいませんのでじゃんけんで1匹づつ取って下さい」。

 少ない人で1匹、多い人だと3匹と洗面器に取って入り口の外で金額を払う仕組みだ。他の人も分譲魚を並べるが、当歳魚でも5千円と安くは無い。元々高知産の土佐錦魚だから私の魚とはかなり違う。その頃の高知の魚は鰓の幅と腹の幅がほぼ一緒だった。

 つまり高知では長手が好まれ、丸手は「返しが少ない」と言う理由で品評会にはほとんど出ることはなかった。


 この魚を見比べて見ればその当時の高知の魚の姿が見て取れる。

例年に

2019-10-27 10:53:12 | 日記
  無い不安定な日々が続いていたが、やっと土佐錦魚も落ち着いてきた。良くないながらも。

 幸い土佐錦魚の食いっぷりは見事で、当歳魚は全く食べ残しが無い。最近気付いたのだが、鰓めくれしている魚はどれも一回り大きいことがわかってきた。

 で、昨年までは鰓めくれはせいぜい2,3匹程度にとどまっていたのに、その反動が今年一気に出たようで鰓めくれが大量に出てしまった。それも9月の10日前後から。原因は酸素不足が主な原因だと思うが、1鉢当たり5,6匹で飼っていたのでそれも怪しい。鼻上げなどしていなかったし。

 まあ起きてしまった事は今更あれこれ言ってもしょうがないので、8月以降は薄飼いに徹する事だ。そう言えば先日の広島市の品評会で〇〇さんが当歳魚と2歳で優勝を果たされたと言う事は誠に喜ばしいことだ。十分な太身、後ろも大きく申し分無い。多分〇〇さんと初めてあったのは15年以上になると思うが、その頃の土佐錦魚はただ大きいだけの土佐錦魚だった。特に今年の当歳魚、2歳魚の優勝魚は素晴らしい土佐錦魚だった。文句の付けようが無い。


食欲は

2019-10-26 11:55:33 | 日記
  全く落ちない。今日も角鉢1鉢を水替えしたが、水を入れている途中に餌を与えている間も(水を入れている途中だから当然水流はきつくなる)、そんなことはおかまい無しに餌を食らう。

 で、8匹中3分の2は恐らくオスだ。未確認だが、だいたいわかる。と言う事は今いる3歳がメス4匹、オス6匹だから当歳魚もだいたい同じような感じだ。

 と言う事は来年メスが10匹弱、オスが20匹弱と言う事になる。鰓めくれがまだ5,6匹いるので、産卵が終わればそれらは処分するつもりだ。見苦しいし。

 先日寺澤さんに聞いたところ、「うちんくは鰓めくれは1匹だけやった」「例年はもっと出るけんど」「僕の所は3分の1鰓がめくれました」「えーー、そんなに」「兎に角福山は異常気象でしたから」「まあそんな事もあるわい」。




1日 中

2019-10-25 11:00:34 | 日記
  雨が降って降っていたので、昨日は餌を与えられなかった。やっと午前6時過ぎに雨が上がったので、8時前に餌を与えた。どうでもいい事だが。

 東京土佐錦魚保存会の一会員に私が分譲をしたのが2001年頃だったと思うが、その魚は当歳魚の部少で優勝をしてしまった。当然私の魚なのだが、〇〇さんにはそれが言えず最後まで〇〇さんの魚だと思っていた。会報には、「皺たるみも無く欠点の無い魚」と〇〇さんの褒め言葉が。

 その方は池袋の品評会にわざわざ訪れていただいて、「先日はありがとうございました」「いえあなたの実力ですよ」。紹介してくれたのは〇田〇〇〇さんだ。品評会場でわざわざ紹介して戴いた。この時はまだ一会員の身分だったので、審査員について回っただけだったが。

 〇田さんに紹介してもらった〇〇さんは、飼育歴が2,3年だったにも関わらずすっかり中級者気取りで、その後は品評会に出しても10位以内に入れず、2,3年で辞めてしまった。


3日に

2019-10-23 11:24:26 | 日記
  1回の水替えは必ず行っているけど、11月になれば4,5日に1回になる。水温が低くなるから。

 今朝も3個のプラ船と大きいほうの角鉢の水替えをしたが、80Lのプラ船は食べ残しも合って少々汚れていたが、他の角鉢やプラ船は食べ残しも無く、水は澄んでいた。

 朝の外気温は12度前後で、それでも餌を与えれば積極的に食べる。朝1回目の餌を与えるのが7時半前後だから、前日の午後4時前後が餌を与える最後の時間だから半日以上何も餌を与えていない格好だ。

 で、最近の土佐錦魚はと言うと、特に当歳魚は個体の大小が目立って差がはっきりした。素赤の魚も丸手のせいか、中くらいの大きさで、1か月前と比べてもそんなに大きくなっていない。丸手故なのだろうが。

 1匹だけ10月になっても100度前後の親骨が極端に柔らかい当歳魚がいるが、いつもなら8月には捨てる対象なのだが、顔の尖りと腹の出が気に入って種魚として飼うつもりだ。高知でもこんな魚は各地で見られた。来年種魚として良い稚魚が採れる確率はまだ解らないが。