初スノーシュー

天気予報通り今日は終日青空が広がり、お日様が輝いていた。

こんな日に家にいる手はない、と思ったがハリーさんは午前中は現役でお仕事をしている。

ハリーさんから午後から医王山方面へ山歩きをしよう、と声がかかった。

そこで私は午前中、いつものように自宅で固定ローラーを回した。

お昼を待ちかねてハリーさんと一緒に見上げ峠まで車で向かう。

お天気に誘われてか、道路一杯に車が駐車している。
百台以上もいただろうか、登山口から随分離れた所に何とか駐車をし。
出発準備をした。

普段自転車で走っている林道はツボ足でも歩けそうだったが、
私たちは山歩きをしたいという思いから今年初めてスノーシューを使って
山道を歩くことにした。

大勢の車が止まっているのに山道を歩いた足跡が全くない。

ウサギの足跡ばかりである。比較的古いものから今日通ったような足跡が残っている。

途中から数日前にスキーで下ってきた跡を見つけた。

それを参考にしながら医王の里の大池の後ろのキャンプ場を目指す。

太陽が終日顔をだし暖かい日差しが注いでいる。
でも木陰は凍ったのがやや緩んできたという感じだった。

医王の里の少し上のところにあるコブのところで一服した。

犀奥の山々がうっすらとかすんで見えていた。

多くの人は林道を下っていくのが見えたが私たちはもと来た山道を
また戻ることにした。

さすがに下りは早い。あっという間に見上げ峠に戻ってきた。

やはりスノーシューも感触はいい。

もう春山シーズンだな、と実感した。でもまだ１月最終日だった。

夜は県立音楽堂でアンサンブル金沢の定期演奏会を聞いてきた。
秋川雅文の生演奏を初めて聞いた。

自宅に戻ってようやくここに書くことができた。

固定を回し、山歩きをし、生演奏を聴き、充実した楽しい一日だった。