黒屋堂

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きょうのがんだむ(だいにき・はつかめ)

2009年03月08日 03時23分48秒 | パトリック・コーラサワー
#20 アニュー・リターン

スメラギとマイスターたちは、捕らえたイノベイターの一人・リヴァイヴに尋問を行う。ヴェーダの所在を答えないリヴァイヴに対して、スメラギが代わりに彼らがヴェーダを使って何をしようとしているのかを問うと、彼は「来るべき対話のため」と答える。
そのときブリッジのフェルトから通信が入り、アニューがラッセを撃ち、ミレイナを人質に取ったことが明かされる。緊迫するマイスターたち。それを見たリヴァイヴは、人質の存在ゆえに何も出来ない彼らを尻目に部屋を立ち去る。

アニューはミレイナにシステムを操作させ、発進態勢に入ったダブルオーのもとへ向かうが、彼女の前にピーリスが立ちはだかる。脳量子波を使える彼女はアニューとリヴァイヴの交信を看破していたのだ。
ピーリスはセルゲイが死んだ元凶たるイノベイターのアニューを撃とうとするが、そこへ刹那とロックオンが割って入る。
ロックオンは自分を置いて行くのかと彼女に問うが、自分と共に来るかというアニューの誘いに乗り、彼女と共にトレミーを出ようとするが、それを聞いた刹那は彼を撃つ。しかしそれは彼らの作戦だった。恋人が撃たれたことに動揺したアニューから、刹那は隙を見てミレイナを奪い返す。

アニューがダブルオー奪取に失敗した事を知ったリヴァイヴは、オーライザーを奪い、小型艇で脱出する彼女とともに脱出する。
刹那とロックオンはオーライザーを取り戻すために出撃し、ケルディムのトランザムを利用してリヴァイヴに追いつく。ライフルを向ける刹那に対して機体を傷つけるつもりなのかと挑発するリヴァイヴだったが、スメラギの機転により状況は逆転する。オーライザーに忍び込んでいたハロが機体のコントロールを奪うと、ダブルオーとドッキングさせることで刹那はオーライザーの奪回に成功する。
リヴァイヴはオーライザーの奪取を諦めるが、代わりにコックピットの中から銃撃し、オーライザーを故障させる。
出力が低下し動けなくなってしまうダブルオーライザー。アニューはリヴァイヴを回収するため小型艇をダブルオーに近付ける。ロックオンは小型艇に銃を向けるが、彼女への想いから引き金を引くことを躊躇ってしまう。カタロンやCBのメンバーとしての使命とアニューへの愛情の間で揺れ動くロックオン。とうとう彼女を撃つ事はできず、逃亡を許してしまう。
一方のアニューも彼への愛情を口にするが、彼のもとへ戻る事はしなかった。

アロウズの艦隊ではルイスとリボンズが話をしていた。ルイスは戦う事への迷いを口にしかけるが、リボンズは彼女が自分のもとへやってきたときの決意を思い出させ、戦いへと目を向けさせる。そしてリボンズが彼女に人類初のイノベイターになることを期待すると、その瞳の輝きに応じてルイスの目も光り、彼女は感情を失ったように彼の言葉に従った。

トレミーではアニューによって壊滅的な打撃を受けたシステムの復旧を行っていた。間もなく敵襲がくるという状況で、作業は一刻を争っていた。イアンはオーライザーの修理に尽力していたが、ライザーシステムの修復にはまだまだ時間が必要だった。
アニューの裏切りに苦悩するロックオンに対し、刹那は彼女が戦場に出てくることを警告する。ロックオンは彼女を撃つ覚悟があると口にするが、刹那はそれを強がりだと諌め、もしものときは自分が代わりに彼女を討つことを告げる。彼はロックオンがアニューに対して引き金を引くことが出来ないことを理解していた。

そのとき、イノベイターの接近が告げられる。
敵はリヴァイヴ、ヒリング、ルイス、そしてアニューの4人。リヴァイヴはアニューを戦場へ駆り出すヒリングに対し「悪趣味」と呟く。
ルイスはガンダムに対し先制攻撃を行う。彼女の新たな機体・MAレグナントが放つビームは回避されても方向を変え、ガンダム達を追い続ける。
攻撃を防ぎながらアニューを探すロックオンは、彼女の乗る機体と遭遇する。アニューの攻撃をビームピストルで受け止めるロックオン。

ティエリアは突破口を開く為、セラヴィーのハイパーバーストを放つが、ルイスのレグナントはGNフィールドで容易く受け止める。ルイスの反撃によって苦境に立たされるティエリア、アレルヤ。

ロックオンはアニューの放つGNファングをシールドビットとビームピストルで撃破すると接近戦を挑み、なぜ自分たちが戦わなければならないのかと彼女に問いかける。アニューは彼が人間で自分がイノベイターだからだと答え、自分たちは分かり合っていたという彼の言葉をも偽りだったと突き放す。
自分たちが愛し合ったことは偽りだったのか・・・ロックオンはトランザムを起動し、圧倒的な砲撃で彼女の機体を破壊していく。

ロックオンはアニューに銃を突きつけるが、それを手放すと彼女の機体のハッチを引き剥がし、実力行使で彼女を取り戻そうとする。

ロックオンの熱意にほだされ彼のもとへ戻ろうとするアニューだったが、突如態度が豹変し再び彼を攻撃する。リボンズが彼女を操っていたのだ。
必死の呼びかけもアニューには届かず、反撃を受け絶対絶命に陥るロックオン。止めを刺そうとするアニューだったが、直後彼女の機体はビームライフルに貫かれる。撃ったのは刹那だった。ロックオンとアニューはダブルオーライザーの力で最期に語り合う時間を得る。

抱き合うロックオンとアニュー。アニューは彼と出会えたことで、自分がイノベイターでよかったと話す。自分たちが分かり合えていたことを確かめ合うと、アニューは瞳を閉じた・・・。

戦闘終了後のトレミー。ロックオンは抑えの効かない感情に任せ、刹那を殴る。しかしその手も徐々に止まっていき、ついには泣き崩れてしまう。
沙慈は彼の惨状を自分とルイスの関係に重ね、いつか自分も同じ道を辿るのではないかと絶望にかられる。
ロックオンの悲しみを無言で受け止める刹那の心には、マリナの歌が響いていた。



・リボンズは他のイノベイターを操る力があり、ルイスもその影響下にあると・・・どう見ても死亡フラグですありがとうございました。

・ライルを諭した上に事の始末までつけて、文句も言わずに恨みを負ってやるとか、大人すぎるにも程があるぞ刹那。
1期から見てると刹那の成長っぷりにはマジで涙が出る。

・アニュー機はガデッサの色違いかと思ったら、GNファング積んでたりする同規格の別機体なのね。
出てきたその話で退場する専用機なんてわざわざ設定起こしたのか・・・

・ヒリングがアンサイクロペディアで「イノベイターのスイーツ(笑)担当」と紹介されてて笑った。なるほどだからあんなにムカつくのか!名前は癒しなのに!


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