「浴衣を愉しむ」という目的の会で、5月から7月まで、月に1回の3回シリーズの着付け教室に参加している。近くの古民家で、参加費も300円とお茶菓子代のみで、昨日で2回目だった。ここ数年浴衣を着る機会がなかったので、今年こそ浴衣を着たいと思ったからだ。半幅帯の結び方をすっかり忘れていた。スリランカや中国の留学生も参加して、あっという間に時間が過ぎてしまった。外国の留学生は、浴衣を着て日本人以上に嬉しそうだった。デジカメや携帯電話で、何枚も写真をとっていた。
私は、先月は有松鳴海の竹田嘉兵衛商店の絞りの浴衣を着たが、昨日は数年前に買った「花古今」の浴衣を着た。「花古今」は人気のブランドで、2006年にたまたま買った浴衣が「花古今」で3万円以上だったが、一昨年は、持ち越し品が五千円になっていたので、数枚買った。2004年頃は、浴衣を着たリカちゃん人形のストラップのおまけがあったらしい。既製品の浴衣にしては丁寧な仕立てで着やすかった。浴衣に金彩加工が施され、いしきあてもつけてある。「花古今」というブランド銘も奥ゆかしく、風合いは紗の感覚だった。今年は最低3回も浴衣を着ることができる。今月の歌会のお題「八橋」なので、かきつばたの浴衣を着ていこうかなと思う。
☆昔、男ありけり沢の杜若ひともとふかく風中に立つ
☆ 八橋の沢にかぐはし杜若水にながるる業平の恋
コメントありがとうございます。
御免なさい。説明不足です。私もデパートで買いました。3枚買っていました。