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短歌

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気になるホン・ほん・本『てんとろり』

2011-06-18 14:50:24 | Weblog
 コスモス7月号の「気になるホン、ほん・本」に笹井宏之さんの『てんとろり』(書肆侃侃房)を小島なおさんが紹介されている。

「 二十六歳の若さで亡くなった著者の第二歌集。
  ひどく透明で、明るくて悲しい。死を連想させるような作品もあり、著者の生きた二十六年という時間を強く強く意識して読んだ。はたして著者は幸せだっただろうか。それは私にはわからない。それでも時折強い光のような不思議な力強さを感じる。
 
☆バースデイカードをひらくときに向日葵畑から風が吹く

☆あんぱんがたべたいひととあんぱんのあいだに物凄い滝がある

☆風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける

 著者の言葉は、著者の代わりとなって自由自在に飛躍しているかのように見える。
ときには風となり、ときには海となってこの世界をまっすぐに見つめていた。そんな風に思えてならない。

☆CryではなくてSingであるといふ 死の前の白鳥の喘ぎも

 著者は幸せだったのだろう。」

☆『てんとろり』生の証の歌よめばわがたましひに灯る歌あかり(洋子)
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2 コメント

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いつもありがとうございます。 (筒井孝司(笹井の父))
2011-06-20 00:19:49
いつもお心遣いいただきありがとうございます。
コスモス7月号も小島なおさんもよく存じ上げませんので、教えていただき本当にありがとうございました。
いつもすてきな歌を添えていただき心から感謝申し上げます。
佐賀新聞のお歌も和子さん、孝徳と三人で楽しく読ませていただいています。
こちらこそ (今泉洋子)
2011-06-20 15:17:44
 筒井孝司様(笹井さんのお父様)

 こちらこそ、いつもありがとうございます。
私は、小島ゆかり、なおさん親子の大ファンです。先日のNHK短歌のゆかりさんに続きなおさんまで
、、、。親子で読んで頂き、それぞれ評も書いて頂き、嬉しくなりました。ゆかりさんが、宏之さんを「口語短歌の未来に美しい銀河をかけるようにして過ぎ去った歌人」という表現にも感激いたしました。偶然18日の日経新聞の春秋にゆかりさんの
30年位前の歌で
☆渡らねば明日へは行けぬ暗緑のこの河深きかなしみの河
が採りあげられていました。震災に関する事で、この歌が引用されていました。いい歌は時代を超えて
読みつがれていくものですね。

 宏之さんの歌も、時代を超えて読み継がれていくことでしょう。

 いつも応援ありがとうございます。 和子様や孝徳様にも宜しくお伝えくださいませ。

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