元々の前後クランク・スプロケがそれぞれ52-39T・12-25Tでしたが、
・ 12Tはほぼ使わない
・ 乗鞍スカイラインの登りで39T×25Tのもう一つ軽いギアが欲しいと思った
事から、ギア比換えを決断。
良くあるフロントにコンパクトクランクの変更では34Tはロー側ギアが軽すぎてもったいないし、でも52Tではトップ側のギアを無駄にしてしまうし。
そこで、5600系105のクランクには50Tのチェーンリングがラインナップされていたので、アウターをこれにしてトップ側の重さを解決。
← 左が52T、右が50T。新品50Tは青緑がかったグレー。
リアのスプロケは27Tを入れ込み、尚且つ12Tを排除し13T若しくは14Tから始まるギア構成にする為にCS-6600のジュニア用カセットとCS-5600の12T-27Tを用意して、CS-6600の13T-14T-15T-16T-17T-18T-19Tにロー側CS-5600の21T-27Tの3枚を組み合わせて、13T始まり、且つ、ロー側のギア比を軽くする。
これにより、
52T×12T(ギア比4.33)→50T×13T(ギア比3.85)に変更。下りで13Tを使うかも・・と思って、14T始まりは止めました。50T×13T有ればケイデンス90rpmでも44.2km/h、100rpmなら49.1km/h出せるので、下り安全運転の僕には充分です。
スプロケの構成を換えるのも大丈夫かな?と思いましたが、案外と弊害は無し。CS-6600ジュニア用スプロケはセレーションの深さの関係で、8,9速用のフリーにしか使えず(10速専用は不可)、1mmスペーサーも必要無しと、ノーマルのスプロケと一線を画していましたが、組み換えをしてみるとCS-5600の21T-27Tにすれば1㎜スペーサーを取付けなければならない事が判明。ただ違いはそれだけで、スプロケ交換後特にリアディレイラーの調整も必要なし。
因みに5600系105・6600系アルテグラのギアのキャパシティが29Tですので(5700系105・6700系アルテグラは33T)、今回のギア構成だと、
(フロント:50T-39T=11T) + (リア:27T-13T=14T) = 26T ですので、余裕。
変速の方も、13T-19Tまでのクロスレシオでスムーズ。19Tから21Tへはスプロケの種類が違うからか、ギアが3歯大きくなるからか、変速ショックが多少大きいが気にならないレベル。
そして、フロントのアウターとインナーのリングの歯数差が減ったおかげで、インナーからアウターへ、或いはその逆に変速しても後ろギアを2段程上げる/落とすだけでオーバーラップ出来る為、コンパクトクランクに変更するだけよりフロントのシフトチェンジ後が楽でたすき掛けで使用する事も少ない。
結構、お気に入りなギア構成になりました。
因みに、ノーマルクランク用(PCD:130mmというやつ)の50Tのチェーンリングは5600系105には有りましたが、5700系105及び、6700、7900にじゃ今現在ラインナップがありません。
又、13T‐25T、14T-25Tなどのラインナップも6600系アルテグラのジュニア用カセットにしか有りません。
12T-27Tは5700系105と7900(ロー側三枚はニッケル製でない為に軽いが耐久性無いそう)にラインナップされており、6600系と混ぜても使えるようです。しかし、6600のジュニアスプロケは結構スパイダーアームでギア同士が固定されており、バラで使えない構成になってるので、どう混ぜられるかはリサーチした方が良いでしょう。CS-6600 13T-25Tは13T・14T-19T・21T-25Tの三分割でした。
ヒルクライムが快適になります。