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竿の改造・・・再び

2009年05月11日 | テンカラ
 ダイワのテンカラ華翔36SDや 日新のハヤ竿「流」は握りと上のパーツとの間隙が広く、たたんでも糸を嚊みこむことがありません。 
つまり仕舞い寸法を変えることなくインターライン化出来る竿です。
(握りと上のパーツを固定して、下から3番をたためば他の竿もこの方法でインターライン化できますが、仕舞い寸法は約倍になります。)

工作用の小さなドリルで穴を開けます。


手繰るときに糸を取りやすいように細工します。(軽量化のためプラと輪ゴムで)
ちょいと大物を掛けたとき、糸を手繰るのでテンカラ踊りをしなくて済みます。


仕舞いのときの状態はこんなふうになります。


ラインは3号を竿の長さの3倍。つまりトップからからは最長2倍の長さまでラインを自由に調整できるようにしています。これに目印の黄色の2号5~3センチとハリス0.6号を1.2m~1.5mが加わります。
ラインの収納は糸巻きを改良していますが、基本は平行巻きです。
撚りがかかる巻き方は竿の中で団子になりやすいため避けたほうが良いです。


トップは絡まん穂先を一旦はずし、不要部分を切り落として管状になるまで削ります。先割れ防止のための処理ですが、穂先はこのままで4号のラインも通る径があります。


ちなみに現在使用しているラインですが、磯用の150m巻き・・・お得です。


インターラインの竿のたたみ方ですが、これが結構大切なところ!!
先ず、下段から各節をほんの少し緩めて行きます。
トップにたどり着いたら、片方の手でラインを張って、もう片方の手(指)でトップをつまみます。
そして糸を引きながら(糸にテンションを掛けたまま)竿をたたんでゆきます。

竿がたためたら、握りの上下に付けた爪に巻いてゆきます。
竿をたたまないで移動するときも、糸巻き代わりになってトラブルを防げます。

この方式はメンテが楽に出来、ラインの出がフライのようにスムーズです。
ただし雨の日はラインが竿の中でべたついてしまうので、糸を持って竿をしゃくらないとラインは出ません。

ちなみに、握りのコルクに油性マジックで20cm、25cm、30cmの目印をつけて有ります。30cmからは1cmごとにマークしてあります。
この竿一本で大抵のことは済みますね。

最後に、移動時は必ずトップカバーをしたほうが無難です。
土や砂をかんだら・・・・経験ありますよね。

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