本日20時は「黒澤元国の飲みに行こうよ!」
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どうもkurogenkokuです。
先日、横瀬町の副町長さんと話をする機会がありました。横瀬町と言えば「よこらぼ」という官民連携プロジェクトで有名になり、全国から注目される自治体になっています。
■よこらぼ
https://yokolab.jp/
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よこらぼは、みなさんがお持ちのアイデアやプロジェクトなどを、埼玉県横瀬町をフィールドに、実際に社会実装などを実験できる仕組みです。横瀬町で行う強い意志がある方なら、誰でも応募可能。みなさんの想いを横瀬町で実験してみませんか?
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企業誘致ではなく、事業誘致ですね。数多くの提案が次々に寄せられています。審査会で採択されると、横瀬町において、横瀬町のバックアップのもと提案事業を実施することができます。kurogenkokuも審査員のひとりです。昨日も審査会があり、出席してきました。
本事業がきっかけで、移住する人もいます。横瀬町のファンになり、通い続ける方もいます。
そんなことから、視察を希望したり、町長や副町長、担当職員を講演に呼ぶ自治体も増えているのだとか。いわゆる同様の仕組みをつくり、当該自治体の活性化につなげたいとの想いがあるのでしょう。素晴らしいことです。
ただここでちょっと気になるのが、仕組みだけつくって横瀬町のようになるかということ。町長も副町長も異端児で、さらに横瀬町には本プロジェクトに使命感をもって取り組む職員がいます。本プロジェクトに応募した方々と一心同体で活動されています。
果たして同じようなことが簡単にできるのかといえば、結構、厳しいだろうなと思ったりしています。
過去にもこんなことがありました。
鷲宮や秩父と聞けば「アニメ」ですよね。全国でも有数の聖地として注目されるようになりました。そして同様の取組みをしたいと多くの視察がありました。視察者の地域でもアニメが放映されています。それでも鷲宮や秩父のようにはならなかった。
決定的な違いは、そこにかかわる「ヒト」です。幸いにして鷲宮にも秩父にもキーパーソンがいます。いずれもファンと一体になり、アニメを楽しんでいます。人生をかけて、アニメに取組んでいるといっても過言ではありません。
もちろん、他の自治体等がこのような横展開することを否定しません。むしろそれが広がりをもって地域活性化につながれば、歓迎すべきことです。ただ、成功のためには仕組みだけつくればいいということではなく、「ヒト」の問題が必ずついてきます。そんなことを副町長と話した2時間でした。