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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

商工会議所・商工会の評価を飛躍的に高める経営支援のポイント

2021-11-25 01:37:00 | 中小企業診断士

昨晩は秩父を代表する製造業の社長と情報交換会を行いました。
サプライチェーンの毀損は我々が考えている以上に大きな問題です。


どうもkurogenkokuです。


昨日は、埼玉県商工会議所・商工会の職員向けに「商工会議所・商工会の評価を飛躍的に高める経営支援のポイント」のリモートセミナーを行いました。日中の研修にもかかわらず、総勢100名の参加者があって活況(といいたいのですがウェビナーなので自分の顔しかわかりません(笑))でした。



内容はこんな感じ。

Ⅰ.はじめに~ポストコロナを考えるうえでの予備知識
Ⅱ.事業再構築補助金の概要
Ⅲ.事業計画作成のポイント
Ⅳ.事業再構築支援事例
Ⅴ.まとめ

どうしても補助金活用のほうに視点が行きがちですが、大切なのはポストコロナに向けて事業の再構築を促し、事業者の経営を向上させることです。
ベタな話ですが、成功のポイントは、顧客に対して、ライバルよりも優れた商品サービスを提供することです。特に、顧客ニーズをどう捉えるか、他にない強みをどう構築するか(既存の強みの転用も含めて)が大切です。

そんな話を一方的に90分話しました。
皆さんいかがでしたか?


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【1200冊目】新・観光立国論【実践編】世界一訪れたい日本のつくりかた

2021-11-24 04:35:00 | 読書部

kurogenkokuです。
1200冊目は・・・

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【kindle版】
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新・観光立国論【実践編】世界一訪れたい日本のつくりかた
デービット・アトキンソン 著 東洋経済新報社


著者に対しては、いろいろ言いたいことがあるのですが、是々非々で本書を読んだ感想を書くと、これは「良書」だと思います。観光は基幹産業であることを認識しながら、海外からの上客を取込むようなソフト・ハード両面の対策が講じられていない。その指摘や具体的解決策には説得力があります。
文化財保護についての考え方にも賛成。国からの助成でなく、寺社がしっかりと拝観料を取って、それで文化財を維持していくという考え方です。IR(統合型リゾート)は横浜市長選でひっくり返されましたが、その必要性については本書を読むと、果たしてこれでよかったのかという気がしてなりません。


ところで、インバウンド対応のアドバイザーとして政府で大活躍された著者ですが、個人的にはここでとどまっていただいた方がよかったのではないかという気がしています。その後、成長戦略会議の委員に選任されましたが、著者の主張には異論も多く、結果として政府のアドバイザー的地位を失いました。
特に、著者はあらゆるところで、「日本の宝は大企業であって、中小企業を保護する必要はない。」「中小企業の経営者は画一的に「無能」だ」と発言されています。これだけはやめてくれないですかね。著者が社長を務めている(株)小西美術工芸社ですが、このホームページがほんと酷い。

【(株)小西美術工芸社】
http://www.konishi-da.jp/

周囲に対してはあれこれ厳しいことを言っていますが、肝心な自身の会社のメンテナンスってほとんどできていないのではないかと勘ぐってしまったりします。ちなみにkurogenkokuの支援先(中小企業)は、自社のホームページのみならず、自社のことが紹介されているWEBが最新の情報に更新されているか、きめ細かくメンテナンスされていますよ。
そんな経営者からすると、著者が「無能」な経営者に見えてしまうのではないかと思ったりしました(ぼそっ


【目次】
第1章 日本の「実力」はこんなものじゃない
第2章 「どの国から来てもらうか」がいちばん大切
第3章 お金を使ってもらう「魅力」のつくりかた
第4章 自然こそ、日本がもつ「最強の伸び代」
第5章 「誰に・何を・どう伝えるか」をもっと考えよう
第6章 儲けの9割は「ホテル」で決まる
第7章 観光は日本を支える「基幹産業」
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【予告】11/26放送 黒澤元国の飲みに行こうよ!

2021-11-23 06:16:00 | ちちぶエフエム

今日は子供たちと群馬サファリパークに行ってきます。


どうもkurogenkokuです。


というわけで今週金曜日 ちちぶエフエム「黒澤元国の飲みに行こうよ!」の番組告知です。
今回のゲストは、秩父で鉄鋼業を営む株式会社アラコウ 代表取締役 新井公太さんです。緊急事態宣言が開けて飲めるようになるまで、絶対に番組に出ないと言い張っていました。満を持してのご登場です(笑)

【株式会社アラコウ】
https://find-chichibu.jp/news/member/arakou/

見た目はガテン系ですが、海外経験が豊富で何か国語でも話します。鉄鋼関連業の社長たちはいろいろな「エピソード」を持っているので、面白ネタを提供してくれるのではないかと(笑)

あとはお互い三児の父で、末っ子の誕生日が一週間違い。その時の秘話などありますのでお楽しみに。

あいかわらず、経営の話がない・・・。


■放送日
11/26(金) 20時~

■視聴方法
秩父エリアの方は「FM79.0」
秩父エリア以外の方はアプリで視聴できます。(※ちちぶエフエムを選択してください)
https://fmplapla.com/

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【ご案内】(株)ANOBAKAのオンラインセミナーに登壇することになりました

2021-11-22 06:01:00 | 中小企業診断士

相談予約が急激に増えてきて、日程調整が難しくなってきました。


どうもkurogenkokuです。


表題のとおり、今日はオンラインセミナーのコマーシャルになります。

12月16日(木)13時~、シード期/アーリーステージの起業家を支援するベンチャーキャピタル (株)ANOBAKAのオンラインセミナーに登壇することになりました。「失敗しない新規事業のつくり方」と題し、株式会社ANOBAKA Human Capital 代表取締役 葛西飛鳥氏とトークセッションを行います。




多様な資金調達の必要性について、様々言われていますが、同社の出資先はいずれも急成長を遂げています。ビジネスに対する目利きはもちろんのこと、シード期にある起業家のフォローも行っていて、とても参考になる取組みと感じています。

平日の日中でお忙しいとは思いますが、ご都合つく方は、下記サイトよりお申し込みください。会社の経営者、お勤めの方、金融機関、支援機関等々、どなたでも参加できます。
「チケットを申し込む」とありますが、無料なのでビビらないでください(笑)


【日時】
2021/12/16(木) 13:00~13:45

【視聴方法】
オンラインでの配信を予定しております。お申込完了ページにて配信URLを送付致します。
https://peatix.com/event/3086309/

【配信URLについて】
配信URLが確認できない場合、お手数ですが[info@anobaka.jp]までご連絡をお願いいたします。


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自己資本比率の厳密論

2021-11-21 07:47:00 | 中小企業診断士

風邪が流行っているかもです。皆さんもご注意ください。


どうもkurogenkokuです。


先日、ある方とメールをしていて、自己資本比率の話になりました。自己資本比率の計算式って「自己資本/総資産×100」としか説明がないので、あまり気にせず「純資産/総資産×100」でやってしまうよねって話です。
ところが「株主資本」「自己資本」「純資産」の関係を「厳密論」で考えると、以下のようになります。


「株主資本」=「資本金」+「資本剰余金」+「利益剰余金」-「自己株式」
「自己資本」=「株主資本」+「評価・換算差額等(その他の包括利益累計額)」
「純資産」 =「自己資本」+「新株予約権」+「非支配株主持分(連結のみ)」


つまり、正確に自己資本比率を求めるためには「純資産」-「新株予約権」-「非支配株主持分(連結のみ)」で「自己資本」を求めてから計算しないといけないのではないか。。。



たとえば、今年度の診断士2次試験の事例Ⅳ。
4ページの財務指標(貸借対照表)の純資産の部に「その他純資産」があります。
https://www.j-smeca.jp/attach/test/shikenmondai/2ji2021/d2ji2021.pdf

第1問設問1のうち、課題を示す指標は「自己資本比率」だと勝手に思っているのですが、その他純資産の中身に「新株発行権」が含まれているかどうかで、答えが変わってしまうのです。まあ特段の指示がないので「純資産=自己資本」と考えるのが定石でしょうが。


ちょっとした考え事でした。
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