kurogenkokuです。
1198冊目は・・・
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【kindle版】
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寝ながら学べる構造主義
内田 樹 著 文春新書
この本、kindleで購入したんですけど、なぜ購入したのか覚えていない。おそらく酔っぱらって帰宅したとき、高評価な本だったので、勢い余ってダウンロードしたんだと思います(笑)
さて本題。構造主義という聞きなれない言葉。文中ではこんな表現で構造主義を説明しています。
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私たちはつねにある時代、ある地域、ある社会集団に属しており、その条件が私たちのものの見方、感じ方、考え方を決定している。だから、私たちは自分が思っているほど、自由にあるいは主体的にものを見ているわけではない。
(中略)
私たちは自分では判断や行動の「自律的な主体」であると信じているけれども、実は、その自由や自律性はかなり限定的なものである、という事実を徹底的に掘り下げたことが構造主義という方法の功績なのです。
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おわかりになりましたでしょうか。ここにフーコー、バルト、レヴィ=ストロース、ラカンなどの思想が登場し、構造主義に関する見方を深堀していくわけですが、個人的には極めて難解な本でもありました。
著者の著書を調べてみると、その政治的思想など含めて、賛否両論巻き起こしそうな感じですが、多面的に物事を見るうえでは、本書を学んでみるのも悪くないんじゃないかという気がしています。
【目次】
第一章 先人はこうして「地ならし」した 構造主義前史
第二章 始祖登場 ソシュールと『一般言語学講義』
第三章 「四銃士」活躍す その一 フーコーと系譜学的思考
第四章 「四銃士」活躍す その二 バルトと「零度の記号」
第五章 「四銃士」活躍す その三 レヴィ=ストロースと終わりなき贈与
第六章 「四銃士」活躍す その四 ラカンと分析的対話